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オール東宝メカニック大図鑑
東宝の特撮映画に登場するメカのミニチュアを網羅したムックです。メカゴジラやメーサー車、スーパーXなどのメジャーな物は当然として、戦車や戦闘機、船舶なんかもマイナーなアイテムまでスポットを当てているのが新機軸です。 本書で初めて知ったメカも意外と多いのに気付かされました。 #特撮 #書籍
洋泉社 ブックオフオマハルゲ
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悪趣味邦画劇場
2021年最後の展示です。急遽の展示となりました。 邦画の中で、従来はあまり取り上げられなかった添え物の併映作品や低予算の所謂「プログラム・ピクチャー」を特集した本です。 「くだらない、つまらない」と一蹴されがちなB級プログラム作品群ですが、観客を如何に楽しませるか、斜陽となった映画界でどうすれば客を呼べるか、という中で模索して生み出された映画の数々。「ドカベン」等のマンガの実写化、高倉健のオーストラリアを舞台にした異色の西部劇、「トラック野郎」の監督鈴木則文の全仕事、等々がたっぷりと。各映画会社で知られていない監督を列挙する特集もあります。 #邦画 #書籍
洋泉社 1800円オマハルゲ
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GOGO! バカ大将
2021年最後の展示です。展示する予定ではありませんでしたが、このまま正月を迎えるのも寂しいので急遽展示する事にしました。 スパイ映画のパロディー「オースティン・パワーズ」公開に合わせたコメディー映画の特集本です。巻頭はオースティン・パワーズですが、中身はマルクス兄弟からモンティー・パイソン、サタディーナイト・ライブ等々、「おバカな」映画についてぎっしり書かれています。邦画部門ではドリフ映画も取り上げられております。これ一冊あればコメディー映画の歴史が分かります。 あくまでも「おバカ」で括っているので、チャップリンや日本の人情喜劇はスルー。やっぱりコメディーはスカッと笑えるのがいいですね。 #コメディー #映画 #書籍
洋泉社 1350円+税オマハルゲ
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モンティ・パイソン大全
伝説の英国製コメディー番組「空飛ぶモンティ・パイソン」の解説書です。 4シーズンに亘って下ネタから英国王室をネタにしたスケッチ(コント)まで30分にギュッと詰まった笑いの数々、70年代にテレビ東京で放送された時は衝撃的でした。後に4本の映画にもなりましたね。 「シリ―・ウォーク(バカ歩き省)」「新鮮なフルーツで襲う敵からの護身術」「ギャグ爆弾」・・・ 知らない方にはさっぱりですが、ファンはタイトルを聴くだけでニヤッとしますw #モンティ・パイソン #書籍 https://youtu.be/oJF4aL_PKWs
洋泉社 2800円+税 1999年オマハルゲ
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幻の怪談映画を追って
必殺シリーズのファンから業界人となった山田誠二氏。山田氏は「怪談映画」のファンでもありました。その山田氏がエロ・グロで有名だった新東宝→大蔵映画の、フィルムの所在があやふやで幻となっていた怪談映画を発掘する過程を、自身の生い立ちも交えながら記した書籍です。当時のスタッフのインタビューも載っていて、ワンマン社長と言われていた大蔵貢の人となりも窺えます。巻末には新東宝・大蔵映画の怪談全作が紹介されていますが、フィルムが現存していない作品もあって、二度と観られないと思うと残念です。 当館にも展示している三本の怪談映画のビデオ化は山田氏が自腹で行ったそう。相当のファンでもなかなか真似出来る事ではありません。 #怪談 #映画 https://muuseo.com/omaharuge102/items/295
洋泉社 1600円+税 1997年8月オマハルゲ
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あなたの知らない怪獣(秘)大百科
90年代後半、輸入ビデオやLDが出回るようになり、それまで殆ど知られていなかった映画が見易くなった時期に書かれた洋画の怪獣映画の紹介本です。丁度そういった物を集めていたので随分役に立った書籍です。 主に50年代以降に作られた恐竜・怪獣・怪物が登場する映画を総纏めにしたような内容で、当館で展示済みの作品も多数載っております。 興味深いのは「エイリアン3」制作時にボツになったシナリオが紹介されている点。まるで西部劇の様な舞台で様々な動物に寄生したエイリアンがうじゃうじゃ登場するなどというのもあり、見てみたかった気もします。 #洋画 #怪獣 #書籍
洋泉社 1400円 1997年オマハルゲ
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とり・みきの映画吹替王
マンガ家とりみき氏による吹替え本第二弾。こちらはベテラン声優諸氏へのインタビューで構成されています。 本書は22名にも及ぶ声優さんの、吹き替えに対するスタンスや思い出深い吹き替え作品、生い立ちまでが事細かに書かれております。発行は2004年、既にベテラン勢でも山田康雄、富山敬両氏が亡くなられていました。そんな両氏の思い出を語られる方もおられます。 そして2020年現在、22名のうち約1/3の方が旅立たれてしまいました。年齢的な事もあり、非常に残念ではありますが、こうして貴重なインタビューが残っていて思わぬプライベートの一面を知る事が出来て感無量です。 羽佐間道夫×広川太一郎の対談で、冗談半分で「年上の羽佐間さんが先でしょう」と仰られてた広川氏が先にあちらの世界へ行かれてしまったというのは今読むと何だか切ないです。しかし羽佐間さんはご健在、他の方々もまだまだそのお声を聴かせて頂きたいと、切に思います。 #洋画 #吹替え
洋泉社 1680円オマハルゲ
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特撮秘宝 Vol.3
順不同で紹介している特撮秘宝の3冊目になります。表紙を捲るといきなりセブンに登場したガンダーと撮影スタッフのラブラブな写真にほっこりw 非常に濃い内容なので紹介しきれませんが、特撮ファンにはスペクトルマンのPプロや円谷プロなどの未公開写真の数々がてんこ盛りなのが嬉しいポイント。 ゴジラ映画のポスターでも有名なお生頼範義氏の追悼記事も。 #特撮 #書籍
洋泉社 1500円+税オマハルゲ
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金田一耕助映像読本
映像化された横溝正史の金田一耕助作品についての研究本です。映像が残っていない映画やTVの作品については脚本から、企画されたものの実現しなかった作品は企画書から、と可能な限り資料を集めて作られた内容の濃い一冊です。お馴染みの映画版の石坂浩二、TV版の古谷一行はもとより、角川が仕掛けた横溝ブーム以前の作品についてもしっかり誌面を割いて解説されてます。 2014年発行の書籍ですが、その時点で金田一を演じた役者が23人もいたことに改めて驚かされます。その後も作品は次々に作られ、今現在は30人近くになっていますね。三船敏郎、高倉健、中尾彬、愛川欽也といった俳優も演じた金田一、一般大衆に愛されるキャラという事ですね。 #映画 #TV #金田一耕助 https://youtu.be/zMge57AiJ34
洋泉社 1500円+税 2014年オマハルゲ
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完全版・密室ミステリの迷宮
特に推理小説好きではないんですが、「密室トリック」と聞くとつい反応してしまいます。数年前の連ドラ「鍵のかかった部屋」も見てました。古今東西の密室ミステリー小説を纏めて紹介しているのがこのムックです。 作家同士の対談も収録されてますが、何と言っても名作話題作の数々が密室の状況を示す簡単なイラスト付きで紹介されてるのが親切です。 当然ネタバレ抜きでの紹介ですが、我慢出来ずに検索してトリックを知ってしまったのもありますw それでも面白い! 個人的にエドワード・D・ホック作の「長い墜落」というのが目新しくて好きです。自殺しようと窓ガラスを割って高層ビルのオフィスの窓から墜落した男性。しかし地面には割れたガラスが落ちているだけで死体がない。ところが三時間四十五分後に墜落したその男性の遺体が散乱したガラスの上で発見される。まるで長い時間かけて墜落したかのような異常な状況、果たして真相は…? これも密室トリックなんですよね。 #推理小説 #密室 #トリック
洋泉社 1400円+税オマハルゲ
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山本弘のトワイライトTV
SF作家の山本弘氏が印象に残ったTV番組を語り尽くす一冊です。しかし、他の書籍で取り上げられるような番組は「敢えて」外しているのがミソ。SF・ホラー・ファンタジー・ヒーローに限定して書かれています。 本館の別部屋に展示済みの「ミステリーゾーン」「アウターリミッツ」を始め、米国製ヒーロー「キャプテンパワー」、英国製コメディー「宇宙船レッド・ドワーフ号」などが熱く語られています。 資料が少なく今まであまり語られる機会のなかった小松左京原作のNHKの人形劇「空中都市008」もしっかりページを割いてるのが珍しい。 #懐かし #TV
洋泉社 1400円+税オマハルゲ
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猛爆!戦争映画100
第一世界大戦からベトナム戦争以降まで、時代別に纏められた戦争映画100作品を網羅した一冊。 濃い映画愛に溢れた洋泉社刊だけあって、「敬礼!鬼軍曹大集合」「胸を引き裂く戦場の名言20」など、一味違った内容に心が躍ります。 「史上最大の作戦」「戦場に架ける橋」など戦争映画というと真っ先に語られる作品が選ばれていないというのが如何にもという。 #映画 #戦争 #書籍
洋泉社 1200円+税オマハルゲ
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日常洋画劇場
関東では平日の午後にテレビ東京で「午後のロードショー」という映画の枠があります。主にB級のアクションやらホラーやらを流してるんですが、昔からテレビ東京〈東京12チャンネル〉はそういう安っぽい映画をよく放送してました。そういった映画を特集したのが本書です。映像ソフトを買うまでもないけれど、ヒマな時についつい見てしまうような映画、そういうB級の映画やテレフューチャーが纏めて紹介されてます。 「戦闘機対戦車」「暗殺・サンディエゴの熱い日」「ハネムーン・クライシス」等々・・・ 実際はテレ東では放送されてなさそうなのも混じってますけど、「ああ、あれか」と、懐かしく思い出されるものばかりです。 各々のタイトルを書き出しただけで一本一本について語りたくなってしまいます。 #映画 #書籍
洋泉社 1500円+税オマハルゲ
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男泣きTVランド
昭和の時代。男臭いTVの時代。ショーケンと松田優作の時代。Gメン'75と必殺の時代。時代劇と刑事ドラマの時代。 いい時代。 #懐かし #TV
洋泉社 1400円オマハルゲ
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円谷プロ・SFドラマ大図鑑
円谷プロの特撮ドラマを特集したムックの、今回はSF作品をメインにした特集本です。「マイティージャック」「戦え! マイティージャック」「猿の軍団」「スターウルフ」を取り上げています。 「マイティージャック」は11人の隊員がメインの登場人物ですが、全員揃うのは稀で、設定を活かせないまま低視聴率で打ち切り、子供向けに1時間から30分になって「戦え!~」となった不遇の作品です。「猿の軍団」も「猿の惑星」から、「スターウルフ」も「スターウォーズ」からヒントを得て制作された便乗作品でこれまたあまりいい評価は得られておりません。 それでも当時の円谷プロのチャレンジ精神はもっと認めてあげましょう、という作品群ではあります。 富田勲氏作曲の「マイティージャック」のテーマ曲は今聞いても胸躍ります。 #懐かし #TV https://youtu.be/Tuubq8KS-XY
洋泉社 2310円オマハルゲ