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暴力脱獄
フロリダの刑務所を舞台にした人間ドラマが本作。ポール・ニューマン主演です。 囚人達を押さえつけようとする所長と看守達に反抗する主人公。何度懲罰を受けても諦めないその姿に囚人からは尊敬の念を抱かれ、看守の嫌がらせはエスカレートして行くというストーリー。ポール・ニューマン演じる主人公の声は時代劇の悪役で有名な川合伸旺がフィックスで務めています。この映画をTVで見た辺りから「この俳優はこの声優じゃなきゃ」という思いが強くなって行った気がします。 共演は囚人仲間のジョージ・ケネディー。本作でアカデミー助演男優賞を受賞しています。この人は70年代のパニック映画の常連となりましたし、B級映画にも数多く出演しています。声は富田耕生氏が担当されていて一応フィックスですけど、他の映画では若山弦蔵氏や小林清志氏、大宮悌二氏等も担当しています。どの声優さんもピッタリで甲乙付け難いといった印象です。「この声優さんじゃなきゃ」と思わせない名脇役です。 #洋画 #吹替え https://youtu.be/dMFOof8TbPA
ワーナー 5枚で1000円オマハルゲ
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戦略大作戦
以前発売された際に買い逃していたソフトが再発売されていて、やっと入手した「戦略大作戦」の吹き替え付きBDです。主演はC・イーストウッド、共演はテリー・サバラス、ドナルド・サザーランド。金塊を手に入れようとドイツ軍を欺くアメリカ兵達の物語。痛快な戦争映画であります。 イーストウッドを始め曲者揃いの面々、声優も豪華です。イーストウッドはこの人しかいない山田康雄氏。サバラスはこれまたお馴染み大平透氏。サバラスの場合、「刑事コジャック」は森山周一郎氏で構わないと思いますがそれ以外だと大平氏以外の声だと違和感があるのです。 他にも永井一郎氏、大塚周夫氏、村越伊知郎氏が脇を固めていますが、特筆すべきはサザーランドの宍戸錠氏。有名俳優を声優として起用する場合は主役で、というケースが殆どだと思いますが、「敢えて」準主役での起用というのが珍しいと思います。似たような吹き替え作品だと同じフジテレビで放送された「遊星からの物体X」がありまして、南極基地の責任者役で起用されたのが柳生博氏。納谷悟朗氏が脇に回るという点も共通点がありますね。 どことなくイーストウッドが有名になったマカロニウエスタン風の演出もあり、実に面白い映画であります。 #吹き替え https://youtu.be/288eGvo9Kko
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帰ってきたドラキュラ
帰って来るのはウルトラマンだけじゃありません。ドラキュラだって帰って来ます。英国ハマープロのドラキュラシリーズ第四弾です。ドラキュラ役はもうすっかり定着してしまったクリストファー・リー。ピーター・カッシング演ずる宿敵ヘルシング教授と再対決するのはもう少し後になります。 今回は前作「凶人ドラキュラ」の完全な続編となっており、氷の下で眠っていたドラキュラが復活します。そしてその最後、オーソドックスに十字架によって退治されますが、詳細は書かないでおきます。吸血鬼映画は数あれど、意外にも「十字架そのもの」で退治されるのは初ではないでしょうか? #映画 #SF #ホラー https://youtu.be/9k7sl9ni-Lk
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黒い蠍
特撮界のレジェンド、ウイリス・H・オブライエンが特撮を担当した怪獣映画です。地底の洞窟に生息していた巨大サソリ、目玉がクリッとしていて愛嬌があるように見えますが、人間を襲う厄介な存在です。 ラストの、ヘリ対巨大サソリはTVで放送された際は子供心に興奮して見た記憶があります。 #映画 #SF #ホラー https://youtu.be/uE6NlpC-nvQ
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