出版社がなくなる日
初版 2020/01/09 21:52
本ミュージアムに展示したアイテムの書籍の多くが「洋泉社」のものであります。
洋泉社はざっくり言うと映画と特撮に特化したような出版社ですね。
映画関連では月刊誌「映画秘宝」が有名で、自分もかつては定期購読したこともあります。近年では吹き替え付きの映画ソフトの情報を得るのに重宝してました。
特撮関連では不定期に年数回刊行される「特撮秘宝」が楽しみで、秘蔵写真を始め他では得られない情報が満載なのです。他の書籍も「濃ゆい」内容で、他社のものとは一線を画しております。
その洋泉社、最初から宝島社の子会社として設立されたんですが、今回親会社に吸収合併され「洋泉社」はなくなるとの事。それだけならよくあるような出来事ですが、合併後は「映画秘宝」「特撮秘宝」を始め洋泉社で出版していた書籍は宝島社では引き継がないというんですよね。つまり現時点ではどちらも休刊扱いで宝島社での復活はない、と…。
こういうのを正に「青天の霹靂」と言うんでしょうか、かなり驚いております。映画や特撮のマニアックな情報はこれからどこで手に入れりゃあいいんだよ・・・そんな気分です。
洋泉社の書籍はまだありますので、残っている書籍は取り急ぎ展示の方向で動きたいと思います。ああ、困った…。
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