コレクターあるある・「目的」と「手段」の逆転
初版 2019/01/25 23:06
改訂 2019/01/26 09:56
昔から言われていて「なるほど」と思ったのは、タイトルにも書いた『「目的」と「手段」の逆転』なんですよね。何だか堅苦しいですけど。
コレクターたるもの、最初は集め易いアイテムを揃えますよね。苦労せずに入手できるアイテムの数が増えていく、と。
ある程度数が集まると今度は手に入り難いアイテム、所謂「レア物」「限定品」「絶版品」などというアイテムに心が動くようになる。しかし、そう簡単にゲット出来る筈もなく、情報をかき集めたり、あちこち出掛けて探したり、結構苦労します。オークションで簡単に手に入るとは限りませんしね。「目的」はアイテムを入手する事、そのためにあれこれ苦心するのは入手するまでの「手段」なわけです。
ところが、自分も経験しましたけど目標とするアイテムが確実に手に入ると分かると、すっかり安心してしまってもう次に手に入れたいアイテムの方へ目が行っちゃうんですな。入手できた余韻なぞどこへやら、「さて、次はどうやって手に入れようか」なんて考えている。もうそっちの方が目的になっちゃったかの如く、「どうせなら遠出して…さていつ行こうか」などど予定を立てるのが楽しくなったりね。
まるで手に入れるまでが「目的」で、アイテムゲットすること自体が「手段」になっちゃったようで、まさに「目的」と「手段」の逆転現象が起きがちなんですね。
コレクションの種類によっては苦労せずに集められてお財布にも優しい物もありますけど、そういうコレクションをしておられる方々は実に羨ましい限りです。
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woodstein
2019/01/2620代や30代はコレクションの充実もさることながら、その入手する過程が結構楽しかったりしました。私は音楽CDのコレクターですので、中古レコード店にはよく行ったのですが、そこで偶然に遭遇するアイテムに胸をときめかせることは無上の喜びだったですね。現在はフットワークが衰えましたので、そういう機会は激減しましたが、いずれはまたネット上に登録されていないお宝(自分にとっての)を探索に行きたいものです。
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オマハルゲ
2019/01/26ありがとうございます。
自分も20代前半は国内外のインディーズにハマってレコード屋巡りをしてました。ネットのない時代、自分の足だけが頼りで、「お宝」に出会えた時の感動はひとしおでした。
個人経営のレンタルビデオ店が乱立してた時期も、店舗ごとに個性があって、「お宝ビデオを」探してたった一本のために会員になったこともあります。
思わぬアイテムとの出会い、まさに「一期一会」を楽しむのもコレクターの醍醐味なのかも知れません。
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