1962(昭和37)年 1月18日 神田 共立講堂 公演プログラム

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一般的にはN響との昭和36(1961)年3月2日の演奏が、ご活動休止前最後のパブリック・アピアランスと言われておりました。

しかしこのパンフレットの日付けは翌、昭和37(1962)年初頭1月18日となっており、これが現時点で私的に確認出来る公演活動(一旦)休止前最後のものと相成ります大変珍しいものと位置付けられましょう。

ご来場/アクセス 35,000 感謝の記念展示とさせて頂きます。ありがとうございます!

最初、このピアノ:豊増昇さんと言う表記を見て「珍しいなぁはじめての組み合わせ…やはり活動最後期故の単発コンビ?」とか勝手に思ってましたが、よくよく読み進めますと、3部構成のうち最初の2部が根自子さんの演奏で、ピアノ伴奏は田中園子さん。第3部が豊増昇さんの演奏という内容であった様です。

第一部:ベートーベン 春

第二部:アンダンテ / フォーレ
    サルタレロ / ウィニアフスキー(ティポー編)
    スペイン舞曲 / ファリァ
    序奏とロンド・カプリチォーソ / サン・サーンス

'60年代、これが聴衆に向けた最後のプログラムだったのでしょうか?この数年前に来日直前に飛行機事故に遭われたJ・ティポー氏、編曲にお名前を見る事が出来るウィニアフスキーは、これがエチュード・サルタレーロなら(すみません知識乏しく)この弾む様な演奏も一入です。

いずれにせよこの頃を境に「長い休眠期間」に入られる事となります。…もしかしたらこの公演もそうですが他にも知られざるステージがあったのかも知れませんね?

主催は日本産業人芸文協会

#諏訪根自子 #nejikosuwa #活動休止 #藝文協会

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