Paul & Linda McCartney:「Ram」 Analog(ESP-80232)'75 and CD(TOCP-7852)'93

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『ラム』

中学か高校生当時購入しましたLPと、後年最初のリマスター時('93)の共に日本盤です。

「60年代ロックの腐敗」とまで揶揄・言わしめた壮絶アルバム、確かレコード屋さんで頂きました販促誌かなにかで欧米の音楽誌でそんな評価がされた事、弁護するように#1ヒット「アンクル・アルバート/ハルセイ提督」、ポールらしいドラマチックな「バックシート」等が収められていると書かれていたのが「ポールでもそんな評価でけなされるのか?」と衝撃的に印象に残っています。

購入したのが受験の頃の冬だった事と重なって、寒いイメージがいまだに付き纏います(笑)
(…と言う事は中三でしたね?)

それでも、最高に刺さった「Ram On」、一足お先に『WINGS GREATEST』で聴いていたその#1ソングも好きだったし同じく歌詞がジョンにあてられたと読んだ「Dear Boy」も、同様に好きでした。「Long Haird Lady」[Back Seat…」もまぁまぁ。そのほかのは正直あんまり…だった当時の中坊嗜好でした。

例外は年月を経るに従って冒頭の「Too Many People」がだんだん好きになっていって、よく自選カセットのオープニングにしましたのもいい思い出です(そこから『McCartney』収録曲に戻ると言う)♪

リンダのコーラスも凄く印象的。やはり全編・全曲を通してこの流れ・この声こそがこのアルバムの真髄であると時間をかけて気付くのでした。

#PaulMcCartney #Ram

https://www.youtube.com/watch?v=XI6C7L66zq8

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