-
バートン サーパント・クワトロ4WDコンバージョン(初期) BARTON serpent quattro (first) made in netherland
バートン社サーパントクワトロ4WD(初期)です。 クワトロは1982年に登場したサーパントの4独サスカーですが時代の流れとともに4WDにコンバージョンされたモデルです。 世界初の4独4駆カーであるSGコロンビアMK4の登場を受け4WD化された初期のクワトロです。 サーパントはこの時代ですでに2スピードミッションを搭載しており1/8GPレーシングの世界で素晴らしい構造をもたらしていました。 このマシンにはまだ出始めだったイタリアのノバロッシエンジンが搭載されています。 見ての通りRCメカも搭載されていますので今も走行させています。 ビンテージカーというよりは普通に走ってしまうところがサーパントのすごいところです。 バージョン的にはクワトロ4WDの初期モデルでリアアクスルの駆動がチェーンドライブになっています。このあたりも時代を感じさせるところでマニアにはたまらないところであります。 こんなマシンが1984年すでに走っていたというところがすごいです!!
1/8GPレーシング バートン サーパント 1984motonica-mania
-
SGコロンビアMK4カスタム SG COLUMBIA MK4 custom madein italy
世界初4駆4独オンロードレーシングカー 現在に至るまでほとんど類を見ないシャフトドライブマシンです。 このマシンは2スピードミッションを搭載したカスタムというグレードで 当時2WD全盛期に登場しあまりの速さに4WDのカテゴリー分けを検討されたエポックメーキングマシンでした。 1/8GPレーシングの世界で大幅に構造やシャーシシルエットが異なるレアマシンです。 国内ではステイションホビイが輸入していました。 コロンビアMK4の構造は今の1/8GPレーシングカーに面影も残っていませんが皮肉なことに1/8GPバギーの構造がまさにコロンビアMK4とほぼ同一になっています。 当時はバギーの構造を流用したと言われたコロンビアMK4でしたが、現世のバギーの元になったのはこのマシンだったことは非常に興味深いところです。
1/8GPレーシング SG レーシング 1984motonica-mania
-
ピコ ジェネシス P-351 PICCO GENESIS P-351 made in italy
エンジン屋のイタリアのピコ社がアルミパーツを多用して作り上げたマシンです。1994年 日本では京商がディーラーをし通称は「メタルカー」「ピコカー」 ピコ・ジェネシスは初代のF1 4WDで始まりましたがフルアルミで重戦車となっており京商ワークスがリファインしたものがP-351です。 前後ナックル以外の主要部品はアルミ製で長時間のレースでもサスアームの熱ダレによる挙動変化が少なかったのが特徴です。 ナックルをアルミから樹脂に変更したのはバネ下荷重低減による動力性能の向上です。 1/8GPレーシングはレースを前提としたものでこのP-351はさらなるリファインされることとなり何と発売後1か月でP-352にバトンタッチされました。(P-352は別途紹介します。) 初回ロットのほとんどがP-352にコンバージョンされたためP-351の個体数はほぼ幻のマシンとなっています。
1/8GPレーシング PICCO 1984motonica-mania