信州山カード

信州山カード

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「信州山カード」は、2020(令和2)年に長野県警察本部山岳安全対策課が作成し、7月1日より山岳遭難救助隊員などが登山口などで配布してきました。

 2021(令和3)年7月13日より、この事業を引き継いだ長野県県観光部山岳高原観光課・長野県山岳遭難防止対策協会が、登山者が利用する観光案内所や宿泊施設、道の駅などの施設等と連携し、収集する楽しみを感じてもらいながら、遭難防止にもつなげる狙いから、より幅広い登山者に向けて情報を発信するツールとして、新たに配布することになりました。

 山カードは、日本アルプスや八ケ岳、戸隠連峰などから長野県警が50座を選び、表面には山名と空撮写真を掲載。登山に必要な体力度を10ランク、技術的難易度を5ランクに分けた「信州山のグレーディング」で、主要ルートの困難度を示しています。

 裏面には標高や主要ルートの距離、標高差のほか、注意点や遭難事故の傾向を長野県警山岳遭難救助隊員の方々が助言・紹介しています。
さらに、QRコードを読み取れば、ウェブサイトからより詳しい情報も得られるようになっています。

奥穂高岳、槍ヶ岳、白馬岳、木曽駒ヶ岳、赤岳については英語版も作成されました。