BUICK SKYLARK GRAN SPORT (1966)

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American Car Collection Vol.43

ビュイックの中型モデルに属するのが「スカイラーク」だ。ビュイックのなかでも、最強のバージョンに冠されたのが「GS(グランスポーツ)」であった。モデルカーとして再現されている1966年式には、1953年に誕生した6.6リッターV8エンジンが搭載されており、最高出力は325HPを発揮したという。1965年から1972年にかけての総生産台数は13万2665台。1966年式の生産台数は1万3816台だ。その内訳はクーペが1835台、ハードトップが9934台、コンバーチブルが2047台であった。ボディカラーは「Riviera Gunmetal」「Midnight Blue」「Verde Green」といった、ダーク系のカラーがいくつか用意されているが、黒系統は存在しない。
 モデルを見ていこう。ボディ左右に配された真紅の2本のピンストライプが、サイドからの印象をグッと引き締める。ホワイトリボンと呼ばれることが多いタイヤのラインも、真紅でコーディネートされている。また、ボディ前後の「GRAN SPORT」のエンブレムや、サイドの「SKYLARK」「GS」のロゴも忠実に再現されている。

ラインナップのご紹介 vol.20参照

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