Is This High Time?/thee michelle gun elephant

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1996年11月1日リリース。こちらは2000年再発盤。ミッシェル・ガン・エレファントの2枚目。1stからわずか8ヶ月でのリリースだが、とんでもない速度でバンドが成長しているのがこの辺の数作を聴いてるとありありと分かる。
カルトとキャンディも全然違うし、キャンディとハイタイムも全く別次元に行ってる。

自分はミッシェルのアルバムではこのハイタイムが一番好きですね。音もまだ硬すぎず、でもエンジニアの山口さんとのタッグがいよいよガッチリハマってきて明らかに録り音が良くなってる。メンバーにも音楽にもまだその辺の兄ちゃん感が残ってるのも好き。

アナログに関してはちょっと複雑で、バージョン違いが2曲も入ってるのは嬉しいのだけど、どうにも筋の悪い曲順からはなんとかレコード1枚に収めようという苦心が感じられるし、その割にはミッシェルの他のレコードと比べても明らかに音のパンチが弱い。
もしまたリイシューするなら、多少ドン臭くても潔く2LPにしてCDの曲順に戻すべきだと思う。ジャケもあっちの方が明らかいいしLPサイズにも映えるよきっと。ジャケ違いをリリースしてくれる事自体は最高なんやけどな。
何はともあれ中身は最高。乾いてて捻れててジメッとしてる軽やかなロックンロールのサイケデリア。乾き切らない風。聴こえるのは青。青のナイロンのシャツ。

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    fuku

    2021/12/13 - 編集済み

    本当に同意見です!
    大好きなアルバムなのに、レコードは音のパンチの弱さが残念すぎる…
    それでも繰り返し聴いてしまう最高傑作のひとつだと思います‼︎

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      恥多木人生

      2021/12/13

      fukuさんに賛同してもらえて良かった…!本当に内容は最高のアルバムなんですよね!ミッシェルで一番よく聴いた大好きなアルバムです。

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