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ミニアクション シリーズ 02 超電磁マシーン ボルテスV
ブイ・トゥギャザー! レッツ・ボルトイン!(BGM OP ボルテスVの歌) ボォォォルテェェス!ファァァイブ! 超電磁マシーンボルテスVはボアザン星人の地球侵略とその尖兵である巨大戦闘メカ・獣士に対抗するため、剛健太郎博士が開発(妻の剛光代と浜口博士も開発に協力)した巨大スーパーロボット。「ブイ・トゥギャザー!」の掛け声でボルトマシンがV字編隊を組み「レッツ・ボルトイン!」の掛け声と共に5人が一斉に赤いボタンを押すことで合体する。 全高 58.0m 重量 600.0t 動力源 超電磁エネルギー 原子力エンジン 最高飛行速度 M20 武装 ガトリングミサイル ボルテスバズーカ チェーンナックル ボルトレーザー ボルテスビーム 超電磁ビーム 超電磁ウェーブ ウルトラスパーク グランドファイヤー グランドミサイル 超電磁ゴマ 超電磁ストリング 天空剣 スーパーロボット大戦ではコンバトラーVとの共演もしており、その際には合体攻撃もしている。 キットとしてはボルトマシーンの項でも触れたが全プラのフィギュアであるがゆえにとても繊細で壊れやすいため、扱いを丁寧にする必要があるため、飾って楽しむのが無難だと思う。 でも可動もなかなかいいため、ついつい動かしがちだがパーツが外れやすいので派手にブンドトやるのはお勧めできない。 たまに分離したり合体したりして飾るくらいでいいのかもしれない。 だがその分プロポーションもよくポーズも取りやすいのでかっこいい。 玩具としてみるよりフィギュアとして考えた方がいいかもしれない。
フィギュア アートストーム 頂き物黒﨑専務
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ミニアクション シリーズ 02 超電磁マシーン ボルテスV ボルトマシン
超電磁マシーンボルテスファイブ(以下ボルテスV)は1977年6月4日から1978年3月25日まで、テレビ朝日系列で毎週土曜18:00 - 18:30(JST)に全40話が放送された、東映テレビ事業部・東映エージエンシー制作のロボットアニメであり、前作放送の超電磁ロボコンバトラーV、そして闘将ダイモスが長浜忠夫監督作品であり、「長浜ロマンロボット3部作」と呼ばれている。 ストーリーもコンバトラーVのような1話完結での進行ではなく、父と子の大河ドラマのように濃厚なストーリ展開で放送された。 そのストーリーが国際放送されたフィリピンで当時から大好評を博し、近年、実写版として制作され、2023年にはドラマとしてVOLTES V LEGACY(原題)として放映されている。 そのボルテスVは5機の戦闘機(マシーン)が合体して巨大ロボットになる。 機体紹介(WIKIより) ボルトクルーザー 全長12.8m、重量95t、飛行速度マッハ20という超高速戦闘機。ボルトマシンの指令機であり、超電磁発生装置とウルトラマグコンを装備する。単体での活躍はあまり多くないが、ボアザン円盤との戦いでは戦果を挙げている。機体中央部が折れてクランク状に変形し、ボルテスVの頭部になる。合体後はコンピューターセクションとなり、コックピットはブロックごとボルテスの目の位置に移動する。剛健一が乗り込む。合体の際は操縦桿が変形し、モニターやアンテナが現れる。 第17話において、V字編隊を崩し合体を遮る獣士ザイザルスに対して、クルーカッターを展開したまま、ボルトクルーザーを頂点としたV字編隊で各機最高速度でキリのように回転し、螺旋状に飛ぶことで獣士を撃退している。 主武装 バルカン クルーミサイル:機首両側面より発射するミサイル。 クルーアロー:機体後部中央より発射するミサイル。 クルーブーメラン:機体先端の前進翼先端からカッターを展開し射出する。 クルーカッター:主翼先端から飛び出すカッター。 ボルトボンバー 全長16.2m、重量100t、飛行速度マッハ18の重爆撃機。両腕部分を開いて上下に180度回転し、ボルテスVの腕部を構成する。合体後は攻撃セクションとなり、コクピットは完全に胴体内に格納される。峰一平が乗り込む。 主武装 ボンバーミサイル:機首両側面より発射するミサイル。 ボンバーフック:合体後腕になる部分より発射されるワイヤーアンカー。 ボンバーリング:機体下面に装備されたリング状武器。 ボンバーバーム:爆雷。 ボルトパンザー 全長12.4m、重量220t、飛行速度マッハ15の重戦車。合体時には左右に180度回転し、ボルテスVの胸と胴体を形成する。超電磁ゴマと天空剣と動力源の原子炉を内蔵し、合体後はエネルギーセクションとなる、装備面では要の機体。剛大次郎が乗り込む。コクピットはフリゲートと向かい合わせの格好で、フリゲート側に多く収納されるはずである[注 14]。なお、17話においてV字編隊を崩し合体をさえぎる獣士ザイザルスに対しての特訓では、マッハ16で飛ばされている。操縦席の位置が前作と大きく違う唯一の機体。 主武装 ベルトカッター:キャタピラ部から射出されるベルト状のカッター。 パンザーミサイル:機首両側面より発射するミサイル。 パンザーナックル:機首両側面より発射されるワイヤーアンカー。 パンザーアーム:機体後部から伸びる作業用アーム。 ボルトフリゲート 全長19.5m、重量105t、飛行速度マッハ16の双胴型潜水艦。単体で飛行可能。大腿部裏面に収納式の艦橋のような構造部を持つ。この部分にはレーダーアンテナ状の部品もあったが、コクピットは機首先端にあり用途が不明である。合体後は修理・補修セクションとなり、ボルテスVの腰と脚部を構成する。剛日吉が乗り込む。 主武装 修理装置 ネプチューンロック:機首両側面より発射されるワイヤーアンカー。 フリゲートミサイル:機首両側面より発射するミサイル。 フリーザー光線:機首両脇より発射される冷却光線。 ボルトランダー 全長8.3m、重量80t、飛行速度マッハ17の偵察型マシン。単体で飛行可能。忍者でもある岡めぐみが乗り込むため、合体後も偵察・分析セクションであり、ボルテスVの足首と足を構成する。合体面が分離して下方に90度折れ曲がり足となり、爪先にあたる部分からは左右2本ずつのドリルが出て、地中行動も可能となっている。分離が自由なボルテスの特徴を活かして、ボルテスが拘束された際に単体で分離し仲間を救ったこともある。ランダーのコクピットは左足。 主武装 ランダー手裏剣:機体中央下部より発射される十字手裏剣。 ランダーミサイル:機体中央両側面より発射するミサイル。初期設定の「モグミサイル」と呼称したことも。 ランダードリル:機体先端に装備される収納式のドリル。 ランダーコンクリート:機体前部より射出される速乾性のコンクリート。 上記の通りこの5機が合体してボルテスVになる。 そしてこのミニアクションもそれを余剰パーツなしで再現している。 今回初めてこのミニアクションを触ってみたが、スーパーミニプラよりも小さい上になかなか精密で壊さないか心配になるほど繊細な作りになっている。 裏を返せばそれほどに出来のいいフィギュアとなっている。ギミックも多彩で可動もなかなかいい。 玩具として遊ぶ…というよりほどほどに遊んでフィギュアとして飾っておくのが正解かもしれない。 ちなみにこれは頂き物で定価は4000円ほどなのだが、今アマゾンで買うなら3万円、中古でも1万円位はする。出来を考えればその値段でも…いや、ないな。
フィギュア アートストーム 頂き物黒﨑専務
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BRAVE合金 10 逆転イッパツマン 逆転王
正義とは…宇宙さえも恐れぬ、心にだけ宿るものなんだ。 勇気とは…星よりも光る、瞳にだけ映るものなんだ。 誰が、誰がわかろう! そうだ!両手広げ走り出せ!天はきっと知っている! そうだ!胸を張って立ち回れ!海はいつも見つめてる! お前の真実、嗚呼、逆転王。 逆転王!見参! 逆転王はイッパツマンが操縦する巨大ロボット。トッキュウザウルスの腕と胴体の部分が分離。 変形後に、イッパツマンが操縦する戦闘機の弾丸ヘッド号と合体する。 両腕をT字に開いた状態でイッパツマンとレスラーメカの間に割り込みレスラーメカを一蹴した胴体部にイッパツマンを回収した弾丸ヘッド号と合体するのが定番フォーマット。 操縦者のイッパツマンが行う合体完了時の名乗りは「逆転王、見参!」。 弾丸ヘッド号の合体は正面型(180°回転)と側面型(90°回転)の2パターンがある。また、トッキュウザウルス状態の手首から逆転王の手首への変形は描写されていない。 胸部のダイヤモンドで、空気中のイオンを合成し、武器を召喚(または成形)する。 レスラーメカへのとどめをバックブリーカーなどのプロレス技で刺すことがある。 空中高く放り投げた敵を正拳突きで倒すこともある。 第13話以降は勝利の後「逆転王!!」の名乗りを上げる場合もあるが回数はさほど多くなかった。 ボディは特殊合金で作られておりマグマの熱にも耐え、通常の金属の刀剣であれば突き通すこともできない。 第27話では口部分が開いて風を巻き起こす場面もあった。 第30話で、隠球四郎がライフルから放ったダイヤモンド弾丸を眉間に受け、コクピットの変形システムを破壊された。 逆転王はタイムボカンシリーズ(一部)初の試みが満載されている。 シリーズ2体目の変形型巨大ロボである。 1号ロボ、2号ロボがある! 敵が勝つ!(正確にはイッパツマンが不意を突かれて負けるのだが) 先に紹介したトッキュウザウルスの腹部より分離して腕が伸び、足が伸びカバーがバックパックになり頭部に弾丸ヘッド号が合体して完成となる。 武器も正義刀や魔伸棒(ましんぼう)や逆転シールドも付属、中でも正義刀はメッキ加工しててかっこよかったが反射がひどくて撮影が大変だったことは内緒。 腕や足はボールジョイントでよく回り、良く動く、当時玩具とは比較にならないほどプロポーションも良く、かなり完璧な出来である。 そう、ここまでならいいレビューだった。 だが、悲劇が舞い降りた。 逆転王は箱写真のとおり逆転王の状態で入っている、そのため、トッキュウザウルスへの変形が必要になる。 今回はレビューの為一旦トッキュウザウルスへの変形を行い、逆転王に戻す流れとなっていた。 最初に逆転王の状態で撮影を行い、トッキュウザウルスへ変形し撮影し、お片付けの際には再び逆転王に戻す必要がある。 が、悲劇はトッキュウザウルスから逆転王に戻す際に起こった。 なんと逆転王の中にある腰の軸が折れて逆転王の下半身と上半身が分離してしまったのだ(ギミックではない) いきなりの事に慌てふためいたが冷静に上半身と下半身のねじを外して分割すると上半身と下半身とつなぎ合わせる言わば軸になるパーツが上下に破損してた。 破損したパーツを取り出し接着剤で接着して修復を試みたが正直信用ならないので現在他の方法を思案中だ。 上半身と下半身はほぼ合金製となっているため、動きには負荷がかかる。 樹脂製であるが故、販売から15年近くたって樹脂の経年劣化により変形時の動きに耐えられずに破損したというのが原因だと思う。 ここまで完璧な玩具であるがゆえにこんな致命的な雑な作りだったことには絶望を感じた。 せめて合金の合わせの一番重要な肝である腰の可動のパーツはもっとしっかりしたものを採用して欲しい、そんな重要な部分を経年劣化が起こる樹脂製なんてもっての外、せめて合金で軸を作ってほしかった。 今回のこのキットは友人からのもらい物であり、壊してしまって申し訳ないと思っている。 で、同じシリーズの2号ロボである三冠王もレビュー予定なのだがこっちも不安だ…
玩具 CMS シーエムズコーポレーション いただき物黒﨑専務
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BRAVE合金 10 逆転イッパツマン トッキュウザウルス
ニッコリ笑って走り出す~恐竜マシンだパオパオ~ あーのてこのてのメカを乗せ~タイムリースに燃えている~ は~こべ~は~こべ~過去未来~西東~ は~やく~は~やく~早くしてぇ ハリアップ! 特急特急特急!パオパオ! 特急特急特急!パオパオ! ザウ~ルス~出勤パオ~ タイムボカンシリーズ 逆転イッパツマン(ぎゃくてんイッパツマン、英語表記:Ippatsuman)は、1982年2月13日から1983年3月26日までフジテレビ系列で、毎週土曜18:30 - 19:00(JST)に全58話が放送された、タツノコプロ制作のテレビアニメである。 『タイムボカンシリーズ』の第6作目。 前作『ヤットデタマン』に引き続き巨大ロボットが登場、また主人公もこれまでの少年少女から青年となり、シリアス味が増した作風となった。 視聴者の興味を惹くため、主人公のイッパツマンの正体など多くの謎が作中に散りばめられており、さらにシリーズ初となる悪玉トリオの勝利や、黒幕への反抗、悪業の放棄などといった展開も含め、シリーズのマンネリを打破しようと様々な工夫が凝らされた。 回によっては20%を越える視聴率を記録し、放送回数も好評につき本筋とは関係のない番外編的なストーリー3話分も含めた計6話分延長されるなど、マンネリの声も上がりはじめていたタイムボカンシリーズの人気が息を吹き返す契機となった。 また同時に、それまでの土曜18時台後半での放送が最後になるなど、本作品は様々な面で同シリーズの転機ともなった。 西暦1990年。国際企業番付で、常に業界トップの業績を誇る「タイムリース社」は依頼があれば時空を越えて、過去、未来、現代の世界各地に荷物を届ける「タイム運搬」事業を開始した。 一方、業界第2位のライバル企業「シャレコーベリース社」のオストアンデル北部支社は業績絶不調。会長のコン・コルドーは支社の重役3人に、タイム運搬の妨害を命じる。重役3人が変身した「クリーン悪トリオ」に襲われたハル坊がピンチ通信を出すと、イッパツマンが必ず助けにやって来る。 トッキュウザウルスはランたちがタイムワープに使う、恐竜型のタイム運搬メカ。尻尾に繋いだ、カーゴユニット(トッキュウトレーラー)にリース品を積み込む(大型の物は専用の卵形のコンテナに格納されてから類似型のユニット上面に積み込まれる。通常型との差異は上部透明フード部分の有無)。時間移動時には各部がパズルのピースのようにバラバラに転移していき移動を完了する。 乗り降りには口部分の底面が開いて昇降用エレベーターが下りる。装甲は頑強で、コスイネンが対戦車用の特殊閃光弾を、キョカンチンがバズーカ砲をコクピットの特殊装甲ガラスに撃ち込むが無傷で、ハル坊が彼らにアッカンベーをしていた(第27話)。ただしキャノピーガラスは特殊な強化ガラスなだけでありシャレコーベバギーの機関銃で貫通される場合も。そのため逆転王への変形機構を利用してシャレコーベバギーの攻撃から回避するという描写もあった。 腕と胴体の部分が分離後に残った部分はトッキュウトレーラーを収納変形して、リリーフドンとなる。材質は逆転王のボディと同じ特殊合金で作られているらしく、第27話では地底からマグマに噴き上げられたが全く溶融していない。 アニメの構成としてはこれまでのタイムボカンシリーズの構成を維持しつつも抜本的に変わった部分も多い。 単体で戦うヒーローイッパツマン、そして前作ヤットデタマンから引き継がれたロボットの登場で大きな人気を得ることになり、シリーズに新しい風が巻き起こった。(ちなみにイッパツマンを最後にメインとなる変形人型巨大ロボは出てきていない) トッキューザウルスのコミカルなマシンから一転、スパロボにも出てきそうなスタイリッシュな逆転王に変わる様、そしてバックにかかる曲「嗚呼逆転王」も相まってあの変形シーンは今でも語り草にされている。 そしてこのキットはそれを差し替え無しで完全再現されている。 それだけも特筆に値するだろう。 逆転王のボディはトッキュウザウルスの腹部に格納されており、それもうまく再現されている。 コックピットはクリアパーツになっており、中の座席にはヒロインの「放夢 ラン」とサポートロボ「2-3」を再現した塗装が施されており、原作通り昇降エスカレーター(パーツ差し替え)やニコリ笑った目の部分もハッチとして開く。 リース品を収納する卵型コンテナやカーゴユニットも再現され、世代からすれば完璧な当時玩具として作られていて弄っていてあまりの再現度に感動した。 ただ高値が付くBRAVE合金だがパーツが壊れやすいという致命的な欠陥があり、その結果とある悲劇が襲うことになった。(逆転王の項で話すことにする) つい最近SMPとしての販売が決まった逆転王、勿論トッキュウザウルスセット構成で変形可能だ。 正直キットの出来が感動的に良かったため、パーツの壊れやすいのには絶望すら感じた。 まぁ、2007年製の玩具だから経年劣化もあったのかもしれないが。
玩具 CMS シーエムズコーポレーション いただき物黒﨑専務