Altiocculus harrisi
三葉虫にあまり興味のない人にとっては、本種はたぶんエルラシアが長く延びたようにしか見えないだろう。
私もまあ現物を見るまではそんなふうに思っていた。
しかし、じっさいに見ると、やっぱりこれが違うんですな、当り前ですけど。
たんにエルラシアが延びただけではない、サムシングがそこにはある。
そのサムシングが本種の魅力を形作っているわけです。
しかし、前にLabログにも書いたように、表面を覆っている保護剤(?)のギラギラが、そのサムシングの発現を妨げているようにみえた。
そこでアセトンで剥がしてみたわけです。
結果は、おそらく前よりよくなった、少なくとも私の好みには合うようになったと思う。
ビフォーアフターの画像を並べておくので、ご覧ください。
全長:41mm
Wheeler Fm.
MCAM
Drum Mountains, Millard Co., UT USA
ktr