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村枝賢一先生 直筆イラスト 伊衛郎&アンジー@『RED』
2019年11月17日に東京日本橋の綿商会館で開催されたアメコミ&ライブドローイングイベント、「BRAVE AND BOLD VOL.5」にて入手しました。 同年6月に開催されたイベント「Japan Comic Art Expo(ジャパコミ)」で村枝賢一先生はコミッションに参加、私はそちらには参加出来ませんでしたが、そこで描かれた素晴らしい色紙の数々を拝見して、次があれば今度こそ参加したい!…と決意してました。 したらば、本イベントに村枝先生がまたも参加されることが告知され、予定万難排して事前コミッションに応募したところ運良く当選出来た次第。 際しては、オプションをフル活用し、色紙ではなくケント紙に描いていただいたのですが、結果、カラー原稿並みのクオリティの逸品をご提供いただけ感無量。 オーダーしたのは、原作の最終話直前回「鳥葬」から、イエロウとアンジーがブルーを狙撃したシーン。 レッドの復讐の旅路を共にした二人が、最後に成したレッドへのアシスト…モノクロ頁なのに強烈なカラーを想起させる、私にとって『RED』屈指の名シーンです。 そのシーンを是非実際のカラーで見てみたい!…とオーダーしたのですが…。 そもそも、原作では複数頁に渡って演出されたこの場面を一枚絵に落とし込んでもらうと言う無茶ブリでした。 だって片側を断崖で覆われた場面であり、それだけでも構図が大幅に限定されています。 にも関わらず、先生におかれましては俯瞰気味な構図からの完璧な一枚絵として仕上げてくださいました。 血の様な夕焼け空と狭間筒から棚引く白い硝煙、奇跡的に回復した視力の向こうにブルーを見据えるイエロウの表情、そして腕の中にはアンジー…まさに原作のあのシーン! それが見事にカラーで再現されております。 背景の描きこみ・カラ-リングも素晴らしく、先生曰く「かなり頑張った(笑)」とのこと…申し訳なくもメチャクチャ嬉しい一枚となりました。 なお、為書きは裏面に鉛筆で書いてくださいました。 お陰で、私の名前と言うノイズに邪魔されることなく、至高の一枚絵として鑑賞出来る仕上がりとなっています。 しっかり額装もしましたので、これで私の死後も無下に処分されることもありますまいw どうか後世まで伝わって欲しいな(^^) 勿論、★5つ!(気持ち的にはその10倍の★を付けたいですが ^^;)
直筆イラスト コミッション 2019年るかるか
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村枝賢一先生 直筆イラスト レッド@『RED』
2011年6月12日に中野サンプラザで開催されたチャリティーイベント、「コミックライターズ∞(エイト)」にて入手しました。 同イベントは、同年に発生した東日本大震災被害に対するチャリティーとして漫画家・村枝賢一先生が発起人となり開催され、村枝先生と親交のあった漫画家+原作者が参加されました。 主催側参加者は、曽田正人、久米田康治、藤田和日郎、河合克敏、藤原芳秀、七月鏡一、皆川亮二、たかしげ宙、椎名高志、村枝賢一(敬称略・オークション登壇順)と言う90年代の少年サンデーを輝かせた錚々たるメンバーが一堂に会すると言う、空前絶後のイベント。 2部構成のイベントで、まずは各先生方が持ち寄った品々をチャリティーオークションにかけ、その終了後に、一斉サイン会となる仕様。 このイベントは事前申し込みから抽選を行い、当選した人だけが参加できました。 参加した人は、サイン会の時に応募の際に申請した漫画家さん(一人のみ)の所でサインを貰えるシステム。 また、申請した漫画家さん以外にも、入場時に1,000円分のコミック(これも先生方が持ち寄ったもの)の購入すると、サインが貰える権利のチケットを手に出来、これは最大3枚まで購入出来ました(この購入代金もそのまま募金となります。) 私は椎名先生で申請・当選しての参加で、氏のサイン会で頂いた生原稿はこちらにも展示済みです。 オークションにおいても椎名先生の描き下ろし色紙を第一目的として参加したのですが…こちらは敢え無く“予選”惨敗。 (オークションとは言うものの運の要素も少なくなく…元々、無原則に値段を上げるためのオークションではなかったもので…希望者が多い場合はオークションを行う前の人数調整として足切りのジャンケンも行ってたり、また、競合者が降りず際限なく競り上がりそうな時には上限価格を設定し同額提示者同士で決勝のジャンケンもしてました。) その後、気を取り直して臨んだのがラスト登壇の村枝先生…そちらのオークションにて競り落としたのが本品です。 黄色のフェルト地の布に、咆哮するかのようなレッドが活写された非常にインパクトのあるイラストとなっていますが、特筆すべきはその大きさ。 70cm×61cmという大判のイラストで、その迫力も一入です。 村枝先生のサインを頂戴したのは実はこれが初めて…『RED』は村枝作品の中でも特に大好きな作品で、そのイラストを手に出来て感無量でした。 椎名先生の色紙は運なく逃しましたが、そのお陰でと言ってはなんですが(注:進行にあたって、出来るだけ多くの人に機会をと言う趣旨もあって、オークションで1点落札出来た人は、その後は複数の落札は避けるよう制限されたのです)、得られたお宝は私にとってそれを補って余りある逸品す(^^) 勿論、★は5つ! なお、一緒に画像添付したサイン入りカードは、先生のご厚意で会場内に自由に持ち帰りできるよう置いてあったもの。 特に意識しないで気に入ったカードをヒョイといただいてきたのですが…帰宅後によく見たら直筆のサインが入ってました。 ただ、全てのカードに直筆サインが入ってた訳ではないようで、またこのサインも今回の為にわざわざ書いたってワケでも無さ気…恐らくですが、別のイベントで使ったものの残りを提供してくださったのでしょうか? ちなみにカードは、「東京キャラクターショー1999」のアマダオリジナルカード第1段 №007と表記されています。 また、イベントの一連のレポートを拙ブログに残してありますので、当時の様子についてはそちらをご参照ください。 http://kooyakooya.blog12.fc2.com/blog-entry-261.html
直筆イラスト オークション 2011年るかるか