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沖縄復帰20周年記念500円白銅貨
沖縄が(米国施政下から)日本へ復帰してから20周年を迎えるにあたり、平成4(1992)年5月13日に発行されました。直径や量目など従来の500円記念貨幣と揃えられ、貨幣の周囲には OKINAWA FUKKI 20 NEN のレタリングが入れられています。周囲にレタリングが入っている貨幣としては、この貨幣が最後になりました。また、通常貨幣と同額の少額貨幣としては初めて、通常貨とプルーフ貨幣が発行されました。 デザインは、表側に首里城正殿が、裏側に昇龍が採用されました。
銅750/ニッケル250 20,000,000枚 30mmHokutosei
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天皇陛下御即位記念500円白銅貨
天皇陛下(現 上皇陛下)の御即位を記念し、平成2(1990)年11月8日に発行されました。直径や量目などはそれまでの500円記念貨幣と合わせられましたが、周囲にレタリングは入れられていません。発行枚数は3,000万枚とやや増えました。 デザインは、表側に特別御料儀装車が、裏側に菊花紋章と束帯の紋様が採り入れられました。
銅750/ニッケル250 30,000,000枚 30mmHokutosei
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瀬戸大橋開通記念500円白銅貨
瀬戸大橋の全線開通を記念し、青函トンネル開通記念貨幣と同日の昭和63(1988)年8月29日に発行されました。基本仕様はそれまでの500円記念貨幣を踏襲していますが、発行枚数が1/3未満と相当抑えられました。また、この貨幣と青函トンネル開通記念貨幣から通貨法に基づいて発行されており、補助貨幣ではなく貨幣として発行されています。貨幣の周囲には SETO BRIDGE '88 のレタリングが入れられました。 デザインは、表側に瀬戸大橋全景が、裏側には瀬戸大橋の位置を示す地図が採用されました。
銅750/ニッケル250 20,000,000枚 30mmHokutosei
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青函トンネル開通記念500円白銅貨
青函トンネルの開通を記念し、瀬戸大橋開通記念貨幣と同日の昭和63(1988)年8月29日に発行されました。基本仕様はそれまでの500円記念貨幣を踏襲していますが、発行枚数が1/3未満と相当抑えられました。また、この貨幣と瀬戸大橋開通記念貨幣から通貨法に基づいて発行されており、補助貨幣ではなく貨幣として発行されています。貨幣の周囲には SEIKAN TUNNEL '88 のレタリングが入れられました。 デザインは、表側にトンネル・鴎・波が、裏側には青函トンネルの位置を示す地図が採用されました。
銅750/ニッケル250 20,000,000枚 30mmHokutosei
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内閣制度創始100周年記念500円白銅貨
日本で太政官制度に代わる近代的な内閣制度が創設されてから100周年を迎えるにあたり、昭和60(1985)年12月18日に発行されました。大まかな仕様は同年発行のつくば万博記念貨幣と揃えられています。貨幣の周囲には NAIKAKU 100 NEN のレタリングが入れられました。 デザインは、表側に首相官邸、裏側に内閣之印が採用されました。
銅750/ニッケル250 70,000,000枚 30mmHokutosei
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つくば国際科学技術博覧会記念500円白銅貨
国際科学技術博覧会(つくば万博)の開催を記念し、昭和60(1985)年3月12日に発行されました。30mm径の記念貨幣が500円貨幣となる最初の貨幣にあたりますが、当時発行されていた500円白銅貨(通常貨幣)よりは大きなサイズとなっています。また、通常貨幣の500円で採用された技術を踏襲して、記念貨幣としては初めて貨幣の周囲にレタリング(TSUKUBA EXPO '85)が入れられました。 デザインは、表側に筑波山と梅、裏側に万博シンボルマークが採り入れられました。
銅750/ニッケル250 70,000,000枚 30mmHokutosei