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内閣制度創始100周年記念500円白銅貨
日本で太政官制度に代わる近代的な内閣制度が創設されてから100周年を迎えるにあたり、昭和60(1985)年12月18日に発行されました。大まかな仕様は同年発行のつくば万博記念貨幣と揃えられています。貨幣の周囲には NAIKAKU 100 NEN のレタリングが入れられました。 デザインは、表側に首相官邸、裏側に内閣之印が採用されました。
銅750/ニッケル250 70,000,000枚 30mmHokutosei
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つくば国際科学技術博覧会記念500円白銅貨
国際科学技術博覧会(つくば万博)の開催を記念し、昭和60(1985)年3月12日に発行されました。30mm径の記念貨幣が500円貨幣となる最初の貨幣にあたりますが、当時発行されていた500円白銅貨(通常貨幣)よりは大きなサイズとなっています。また、通常貨幣の500円で採用された技術を踏襲して、記念貨幣としては初めて貨幣の周囲にレタリング(TSUKUBA EXPO '85)が入れられました。 デザインは、表側に筑波山と梅、裏側に万博シンボルマークが採り入れられました。
銅750/ニッケル250 70,000,000枚 30mmHokutosei
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昭和天皇御在位50年記念100円白銅貨
昭和天皇の御在位50年を記念し、昭和51(1976)年12月23日に発行されました。前年に発行されて通常貨幣と直径や量目が揃えられた沖縄海洋博100円と打って変わって、再び直径30mmもの大きなサイズとなりました。100円の記念貨幣で通常貨幣より大きなサイズを採用した例はこれで最後となり、以後は通常貨幣と同じサイズとなります。 デザインは、表側に二重橋と皇居、裏側に菊花紋章と鳳凰が採用され、天皇陛下や皇室の慶事にふさわしい仕上がりとなっています。
銅750/ニッケル250 70,000,000枚 30mmHokutosei