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アンドラ 2ユーロ「夏至の火祭り」
アンドラの伝統的な夏至の火祭りを取り上げた2ユーロ貨幣です。2023年12月に発行されました。 夏至の火祭りは、ピレネー山脈で、太陽が天頂にある日の夜、つまり夏至の日の夜に行われます。そこでは、松明(ファラ)に火を点け、伝統的なマントを羽織った火振者(ファレール)が松明を振り回すことで、火の輪を形づくります。2015年には、「ピレネー山脈の夏至の火祭り」としてユネスコ世界遺産(無形文化遺産)に登録されました。 コインのデザインは、夏至の太陽を背景に、ファラを振り回すファレールの姿となっています。
銅・亜鉛・ニッケル アンドラ 70,000枚Hokutosei
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アンドラ 2ユーロ「アンドラの国連加盟30周年」
アンドラが国連に加盟してから30周年を迎えるにあたり、2023年に同国で発行されました。 デザインは、30の数字中0を地球に見立てたものとなっており、その周りをオリーブのリースが囲んでいます。また、2023年を表す ANYS 2023 も、中央を境に凹凸が入れ替わるようになっています。 このコインはコインカード形態で発行され、70,000枚発行されました。
銅・亜鉛・ニッケル アンドラ 70,000枚Hokutosei
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鉄道開業150周年記念 1,000円銀貨
明治5(1872)年10月14日に日本初の鉄道が新橋(後の汐留)・横浜(現:桜木町)間に開業してから150周年の節目を迎えるにあたり、令和4(2022)年に発行されました。月岡芳年が描いた錦絵「高縄鉄道之図」と旧新橋停車場をデザインに採り入れています。 近年の記念1,000円銀貨としてはオーソドックスな作りですが、錦絵の彩色を多色刷りで見事に表現しています。字体や配置などの構成は近代通貨制度150周年記念1,000円銀貨に近いものとなっています。
プレミアム貨幣 銀1,000 70,000枚Hokutosei
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国際連合加盟50周年記念1,000円銀貨
日本の国際連合加盟から50周年の節目を迎えるにあたり、平成18(2006)年11月20日に発行されました。それまでの1,000円銀貨を踏襲してプレミアム貨幣として発行されましたが、この貨幣から周囲のギザが斜めギザとなりました。発行枚数は1,000円銀貨としてはやや多めになっています。 デザインは、表側に地球と桜花が、裏側に国際連合のエンブレムが採用されました。表側には彩色が施されています。 プレミアム貨幣とは、貨幣の製造費用が額面金額を越え、額面価格以上で販売される貨幣のことです。全てプルーフ(フロステッドプルーフ)仕上げとなっています。
プレミアム貨幣 銀1,000 70,000枚Hokutosei