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クロアチア 2ユーロ「ユーロ圏」
クロアチアのユーロ圏入りを記念して、2023年9月15日に同国で発行されました。ユーロ貨幣を発行する国は年に2回まで、一定の枠内で片面のデザインを変更した2ユーロ貨幣を発行することができますが、この貨幣はクロアチアが発行した記念すべき最初の特別デザイン版2ユーロとなりました。 2023年1月1日にクロアチアでユーロの一般通用が開始され、同国はEU加盟国で20番目のユーロ導入国となりました。これら20か国はユーロ圏と呼ばれています。 デザインは、ユーロのマーク(€)にシャホヴニツァ(国章の市松模様)を組み合わせたものとなっています。その中には、ČLANICA EUROPODRUČJA(英: Member of the euro area)と記念事由が刻まれています。エッジには、クロアチアの通常2ユーロ貨と同様に同国出身の作家イワン・グンドゥリッチが1628年に発表した牧歌「Dubravka」の一節「O LIJEPA O DRAGA O SLATKA SLOBODO」が刻まれています。
銅・亜鉛・ニッケル クロアチア 250,000枚Hokutosei
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フランス 2ユーロ「パリ2024」第二弾
2024年の夏季オリンピック・パラリンピックがパリで開催されることを記念し、2022年にフランスで発行されました。パリ造幣局では、2021年から2024年までの4年間、オリンピック記念2ユーロを年に1回発行するコインプログラムを組んでおり、この貨幣はその第二弾にあたります。 この第二弾のデザイン面には、エトワール凱旋門を背景にに円盤投をするジーニー、トラック、PARIS2024のエンブレムが配されています。5色のコインカード形態で各5万個販売されました。
銅・亜鉛・ニッケル フランス 250,000枚Hokutosei