Absolute Body Control “Live” in “Tapes 1981-89” box set

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さてさて、次に行きますよー。ベルギーのシンセ・ウェーブの至宝Absolute Body Control (以下 ABCと表記)のボックスセット第4弾は”Live”です。元々は、1984年に自身のレーベルBody Recordsからカセット作品としてリリースされていたものです。ライブ時のメンバーは、Dirk Ivens (Vo, Synth)とEric Van Wonterghem (Synth)で、Veerle De Schepper (Back-Vo)も参加しています。そして、内容は、G1-G3は、1983年3月19日にKontichのLintfabriekでのライブ音源を、G4-G6とH1は、1984年1月13日にBoechoutのSfinksでのライブ音源を、G7は、1983年1月22日にMelseleのDjemでのライブ音源を、H2とH3は、1984年9月30日にNiklaasのInfraroodでのライブ音源を、H4-H6は、1984年12月23日にBeverenのFunky Kingstoneでのライブ音源をコンパイルしたものです。なお、G1 “So Obvious / Sister Ray”の後半(これはちょっと良く分からなかった)はLou Reedの曲で、G3 “Radiation”はSuicideの曲で、更に、H6 “Back To Nature”はFrank Tovey (Fad Gadget)の曲のカバーを演っています。音は、単純に言ってしまえば、リズムマシンとシーケンサーにシンセのメロディやリフ、更にヴォーカルが入ると言う構造なのですが、カバー曲も含めて、どの曲も単純ですが、カッコ良いです。ヴォーカルはAlan Vegaを思わせる面もあり、彼等のルーツを想像する上で、ヒントになるかもです。そして、各曲の根本は、「テクノ」ではなく、「ロック」なリズムが中心であることも指摘したいところです。また、本作品にはライブ感もあり、適度な緊張感を持っての演奏で、引き込まれますねぇ。それと、色んな所でのライブ音源なのに、連続して聴いても、それ程違和感がありません。それだけ、彼等がライブ慣れしていると言う事でしようか?貴重なライブ音源を集めていますので、ABCのライブ・バンドとしての魅力を存分に感じることが出来ると思います‼️ABCの音楽にハマったリスナーさんは必聴ですね❗️

G1 “So Obvious / Sister Ray”
G2 “Is There An Exit?”
G3 “Radiation”
G4 “I Wasn't There”
G5 “Dance Dance”
G6 “Pictures On The Wall”
G7 “Touch Your Skin”
H1 “Burning Inside”
H2 “So Hard”
H3 “Move Up”
H4 “Wait And See (It Is Just)”
H5 “Dirt”
H6 “Back To Nature”

H2 “So Hard”
https://youtu.be/nMLCO0x4-k0?si=Gl4y8HQXFpEK998u

[BandcampのURLを貼っておきます]
https://absolutebodycontrol.bandcamp.com/album/live-1984

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