The Gun Club “The Las Vegas Story”

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また、出ましたよ、The Gun Clubです❗️今回は、彼等の4枚目のアルバム”The Las Vegas Story”を紹介しましょう。何故か、私の場合、The Cramps (勿論、私は好きですが)よりもThe Gun Clubのレコードの方を多く持っているんですよ。The Gun Clubのバイオグラフィーは、以前に書いてありますので、そちらを参照して下さい。この時のメンバーは、Jeffrey Lee Pierce (Vo, G, Bells, Montage, Piano [B1]), Kid Congo Powers (G, Feedback Effects, Slide-G, Whirlies, Maracas), Terry Graham (Drs), Patricia Morrison (B, Back-Vo, Maracas)で、A3 “Eternally Is Here”及びA4 ”The Stranger In Our Town”において、Mustang Dave Alvinがリードギターで客演しています。因みに、このアルバムをリリースしているAnimal Recordsと言うのは、BlondieのChris Steinが、The Gun Club, Iggy PopやJames White & The Blacks等の米国地下音楽をリリースしていく為に、Chrysalis Recordsの傘下に作ったレーベルです。また、B1 “Master Plan”とB2 “My Man's Gone Now”だけ、1950年代の他のアーティストのカバー曲みたいで、他の全曲、Pierceの作詞・作曲です。それで、内容ですが、如何にも「ザ・アメリカ」と言う雰囲気ですね。と言ってしまうと元も子もないのですが、スライド・ギターの使用やカントリー&ウエスタンに独特のコード進行やメロディに、どうしてもアメリカさを感じてしまいます。そう言う意味では、The Crampsよりも米国的ですね。それで、後から気が付いたのですが、A1 “The Las Vegas Story”は23秒の「語り」のみから成る曲(?)で、始めはイントロと思ってましたが、何か一曲少ないぞと言うことで、気が付きました。それと、このアルバムでも異色な曲でもあるB1 “Master Plan”は何とPierceがピアノの弾いて、ジャジーにしっとりとした曲に仕上げています。それで、彼等の「米国的」と言うのは、曲調がカントリー&ウエスタン調だけではなく、これらを歪み系エフェクターを通したギターで演奏しているところではないかと思う訳です。そう言った演奏自体が、如何にも「米国的」なんだと思う訳です。このアルバムもカッコいい曲が目白押しなので、もし、米国的な音楽に興味があるのであれば、是非とも体験してもらいたい1枚です❗️(因みに、裏ジャケのPierceの顔写真は中性的でカッコいいですが、その後、太っちゃいましたね)

B3 “Bad America” (Live)
https://youtu.be/mrpgn54CJkI

[full album & live tracks]
https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_mSHN6d2koCFWnVZy4-v-3c28ukToqbtZQ

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