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George Harrison (US Original)
なんて素敵なアルバムだろうか。1970年代も終わろうかという頃の作品だけど閉塞感や将来の不安感もなく、とてもpositiveなGeorgeの作品が強靭なバックのミュージシャンに支えられて奏でられている。Produced by George Harrison & Russ Titlemenとある。1979年でRuss Titlemenといえばもしかして、、、やっぱり、Rickie Lee Jonesのデビューアルバムだ。この傑作アルバムのプロデュースがLenny Waronker & Russ Titlemenで、僕の脳内メモリに彼の名がインプットされたのが呼び起こされた。33 1/3で感じたAORテイストも感じられて、尚且つ「あれ?ビートルズ?」と思ってしまう曲やサウンドもあってアルバム通して楽しめます。 さて、お買い得価格で手に入れたUS盤は音が明るい、というか高音寄りの音作りかな。ちょっと低能率のスピーカーで鳴らしてみたくなる。持ってないけど(笑)少しトーンコントロールで低音をブーストしてやるとgood balanceに感じる。 Here Comes The Moon、そうか、藤原さくらさんのラジオ番組のタイトルここからきているのか。夜中の番組だからSunよりもMoonが合うということか。ビートルズ好きのさくらさんらしい。それにしてもこの曲、いい。神秘的なイントロから入るギターのフレーズでもう最高と感じてしまう。バックのコーラスが「え、John?」と思ったりして。で、最後、曲の終わりでフェードアウトする部分がいい、本当に美しい。George 10選に認定した(笑) https://www.interfm.co.jp/hctm Blow Away、いい歌詞だな。サビのメロディーが口ずさみたくなるhappyな曲。このキーボードがSteve Winwoodかな。え、共演してたのね、と初めて知った。 Fasterのイントロ、F1マシンのSEが面白い。手前から頭上後方にエキゾーストノートが流れて迫力満点。そうかレースで亡くなったジョディ・シェクターのことを歌ったのか。ドライブ感のあるサウンドが良い感じのnice trackだと思う。 Your Love Is Foreverのイントロのギター、雰囲気最高、こういうのはJohnやPaulには無いGeorgeならではの世界観じゃないですかね。いや、その前のDark Sweet Ladyのリゾート感を感じるサウンドからの流れがあって余計にこの曲の美しさを感じるのかも。 う〜ん、ドライブでも聴きたいからCDも要るな(笑) #GeorgeHarrison #ジョージハリソン
DHK-1-3255 LW4 / DHK-2-3255 RE-1 LW2 Rock DARK HORSEFuruetti
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Into the Music / Van Morrison
仕事でSwedenに行った時に会社の近くで見つけたレコード屋さんへ空き時間を無理矢理作ってGo❣️w こじんまりとしたお店でしたが品揃えは良かった。で、Vanの未聴アルバムがあったのでスーツケースに大切に入れて連れ帰りました。 70年代のVanは何を聴いても良いです。このソウルフルなヴォーカルは替えがききません。ノーマンシーフ撮影のジャケット写真も渋カッコいい! 行ったレコード屋さんはまだ無くなっていないようです😊 Open Mind Records +46 18 10 32 80 https://goo.gl/maps/ochm63GaKhG4hjB97
Rock MERCURY SwedenFuruetti
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High Gear / Neil Larsen
ジャケットがイイですよね^^ 中身はクロスオーバー時代を感じさせる軽快なサウンドですが、プロデューサーのトミー・リピューマが揃えたミュージシャンが凄すぎます。 - Neil Larsen / keyboards, vocals - Buzzy Feiten / guitar - Abraham Laboriel / bass - Steve Gadd / drums - Paulinho DaCosta / percussion - Michael Brecker / tenor sax - Joe Farrell / flute - Ricky Lee Jones / vocals - Lenny Castro / vocals 更にアレンジャーとしてニック・デカロもクレジットされていて、うにいくら丼のような贅沢を味わえます(笑)
FUSION A&M 1979年Furuetti
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Blue Desert / Marc Jordan
デビュー作のMannequinに久しぶりにAORの快作を見たのですが、同時に購入した2ndアルバムのこちらはJay Graydonプロデュース+超豪華バッキングという最早パラダイス&ランチ状態です!(笑) まあでも制作陣が豪華だからといっても、名前負けしている作品も多いので、ここはちょっと冷静にCDプレーヤーにセットしてながら聴きでも、、、出来ませんでした。2曲目の "I'm a Camera" で正座してしまいました(笑)なんですの?この上空2万フィートまで突き抜けるような痛快ギターソロは!(どうやら、これが噂のJay Graydon3大ギターソロの1つらしい)北島康介には敵いませんが「超〜〜〜〜気持ちいイイ!」と言わせていただきます。 その後もメロディアスで爽快な曲のオン・パレードで全く飽きません。Mannequinについで、初日に3回リピートしてしまいました(笑)が、内訳は家のオーディオ、カーステレオ、ランニングBGMで、どのシチュエーションでも楽しい!これは暖かくなったらオープンカードライブのレギュラーアイテム決定ですね。 1) Generalities 2) I'm A Camera 3) Twilight 4) From Nowhere To This Town 5) Beautiful People 6) Lost In The Hurrah 7) Release Yourself 8) Tattooed Lady 9) Exile Guitars : Jay Graydon, Ray Parker,Jr, Dean Parks Bass : Abraham Laboriel Drums : Ralph Humphreys, Jeff Porcaro, Jim Keltner Keyboards : Michael Omartian, Greg Mathieson, Steve Porcaro, Dave McMorrow Harp : Ben Benay Sax : Ernie Watts, Pete Christlieb Flugel Horns : Chuck Findley Background Vocals : Venette Gloud, Bill Champlin, Marcy Levy, Bobby Kimball, Tom Kelly, Carmen Twillie
AOR WARNER MUSIC 1979年Furuetti
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Solid State Survivor/ Yellow Magic Orchestra
10代前半に飽きるほど聴いて20代は1度も聴かなかった気がします(笑) そして大人になってまた聴き始める(20代は子供だ)というアダルトなアルバムですね。中学生はボコーダーも何も知らなかったし「TOKIO」は何で「トキオ」なんだ?だったし、ただただ本能的に感じる格好良さに夢中になるしかありませんでした。今となっては頭でっかちになったせいでRydeenは演歌だとかAbsolute Ego Danceは沖縄民謡(エイサー)だとかBeatlesよりもカッコいいカバーにしてしまったとか、テクノポリスの綴りは絶対に間違えなくなったけど英語のテストには絶対出なかった(笑)とか、蘊蓄も語れますが、そんなことよりPopな名曲揃いなのでカジュアルに楽しむのが良いんじゃないかと思います。 このアルバムの中では"Behind the Mask"の出だしの幸宏さんのドラムが凄く好きです。CDで買い直す時に選んだこのリマスター盤は当たりでした。Rydeenでのアナログシンセの分厚さやTechnopolisでの細野さんのベースがクッキリ聴こえて良いですよ。
Techno Alfa Records 1979年Furuetti
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Yellow Magic Orchestra
おそらく僕を音楽好きの世界に引き摺り込んだアルバムの1枚。中学1年生を虜にする要素がふんだんに入っていて、今で言う「沼」に完全にハマってしまったのです。 当時はLPで、しかもレンタルレコードをカセットテープにダビングして(LPを自由に買えるお金は当然無かった)聴いていましたが、CDで買い直そうと思ったときに何故か日本版とUS版の2 in 1をオーダーしてしまい、ある意味ラッキーな聴き比べ環境が手に入りました(笑) 最初に聴いたアルバムは "Solid State Survivor" ですが、YMOで一番好きな曲は「東風」です。しかも先にUS版を聴いてしまったがためにヴォーカル入りがデフォルトになってしまいました。後に日本版を聴いた時にサウンド的に物足りなさを感じたのが思い出されます、刷り込み恐るべし。しかしまあ今こうやって聞き比べると、アレンジもミックスも全く別物で、L-chとR-chの振り分けまで違うことがわかって面白いです。 そして、大人になると "Simoon" の名曲ぶりに目を(耳を、ですね)奪われるんですね。そうか、大人になるとはそういうことなのか(笑)
Techno Alfa Records 1978年Furuetti
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Discovery / Electric Light Orchestra
ロマンチックな"Need Her Love"を聴くためだけに買っても損はありません。と言うと身も蓋もありませんが、キャッチーなメロディとオーケストラによるストリングスで楽しめるELO安定の作品ですね。最も好きな"Out of Blue"とは何が違うのだろうと時々悩みますが(笑)よく分かりません。
Rock Epic 1979年Furuetti
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Rickie Lee Jones
高校生だった僕は今まで聴いたことのない歌声に一瞬にして虜になりました。それ以来ずっと心の中で鳴り続けている音楽のひとつです。全曲どれをとっても素晴らしいのですが、どうしてもお勧めしたいのが、"The Last Chance Texaco"です。アコギで静かに始まり、曲の後半に行くに従って露呈する感情の起伏、そしてまた静かに終わる。心に抱えた誰にも見せられない部分を彼女の歌はノックしてくれます。それが自分でしょ、と。
Rock Warner Bros. 1979年Furuetti
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Solo / Egberto Gismonti
音楽の正体を求めて辿り着いた辺境の地で出会った、奇跡の作品。 ECMの録音も最高で、独特の臨場感の中で彼の音楽に浸ることができます。 ギターもピアノもジスモンチにしか出せない音色で鳴り響き、ピアノはKeith Jarrettに例えられることが多いようですね。でもそんな事はどうでも良いのです。静かな部屋でCD playerにセットすれば、後は音楽に身を委ねるだけです。 #ECM #egbertogismonti
JAZZ ECM 1979年Furuetti