-
Music / Carole King
僕としてはTapestryよりもこっち。名作です。構成はTapestryと同じような感じですが優しさという点ではこっちに軍配があがります。この2作で2枚組で出しても良かったのかも。Growing away from meからのSweet Seasonsは何度聴いても幸せになります。 音圧高めたリマスターCDの音に疑問があり古いものを買って試してます。そもそも国内盤CDで音がこもりまくっているものはダメですが、やはりアナログ録音時代のものは無理にリマスターでマッチョにしない方が良いのではと思う。
Rock Ode Records / Epic Sony 日本Furuetti
-
Wings Wild Life (LP, UK Original)
Paulの作品で一番好きなのはRAM、のはずだよね? とクエスチョンマークを出させる穴場的アルバム。 以前に国内盤を買って楽しんでいたのですが、やっぱりUKオリジナルを聴きたくて買った。わかったのは東芝盤もそんなに悪くない。このアルバムの要である低音の迫力は出ている。しかしUK盤のタイトな低音と比べると東芝盤はブーミーで量は出ているけど質でUK盤に軍配が上がる感じですね。 https://muuseo.com/katsutoshi..furue/items/197?theme_id=26343 #Beatles #thebeatles
YEX 871 - 11 / YEX 872 - 1 Rock Apple RecordsFuruetti
-
Every Picture Tells a Story / Rod Stewart
Rod Stewartのエヴリピクチャー、好きなんですよね。 アルバムとしては前作のGasoline Allayの方が完成度も名曲揃いという点でも勝るのですが、フォーキーな味と、歌い手としての味では、このアルバムも全然負けていません。タイトル曲とマギーメイが出色ですが、アルバム全体を通して楽しめる、サウンド的にも楽しめる名盤だと思います。 さて、そんなエヴリピクチャー、レコ活再開してから最初の頃に国内版LPを500円くらいで買って楽しんでいましたが、まあなんというか当時の国内版の良くない面が出てしまっていて、とにかく音の鮮度が落ちまくってます。1970年代だからUKから船便で時間がかかって鮮度が落ちたんだろうな〜きっと(笑) さておき、せっかくの名盤がこれではいかん!ということでUK Originalをブックマークしていたら、突然1st pressのお買い得情報が入った〜、ポチった〜、ということで、 鮮度抜群! このアルバムで活躍するマンドリンやヴァイオリンのサウンドが、もちろんシンバルやスライドギターのサウンドが別物のようにクリアに派手に鳴り響きます。 ボリュームをおりゃあ!と上げると、 スタジオの空気感が出ます。(近所迷惑なので良い子は真似しないように) これがCDではなかなか味わえないレコードの楽しさ、かな。 しかし、なんだかセクシーバラードヴォーカリスト的な色眼鏡で見られるRodですが、本質はone and onlyのロックシンガー!を証明する1枚だと僕は思います。
6338063 1Y/1 ▽420, 6338063 2Y/1 ▽420 Rock MERCURYFuruetti
-
Wings Wild Life
Wingsのアルバムは未だ未だ買い揃えていませんし、コンプリートするかどうかも怪しいです(笑) でもちょっと気になっていたWild Lifeがお安く店頭に並んでいたので連れて帰りました。ジャケット写真が雰囲気良いです。Paulのアルバムってジャケット写真あんまりなのが多いから(笑) 1曲目のMUMBOから、えらいパワフルサウンド!荒削りな格好良さを感じるアルバム、Rockが輝いていた70年代はこんなサウンドが沢山あったんだな〜、と80'sから洋楽スタートした僕としては、ちと悔しかったりします。そして最後、妙に生々しいハイハットの鳴りとスケールの大きなアレンジのDear Friendで終わる、、、と思ったら最後におまけが! さて、もう一回聴きます(笑)
Rock 東芝音楽工業 日本Furuetti
-
Imagine / John Lennon
思い出のLPです。 以前、仕事でお付き合いのあった方が病気で他界されました。まだまだ亡くなる年でもないのに病魔は猶予をくれなかったようです。その方はちゃんとした仕事をしながらも、自由人で趣味人で人生エンジョイしていたそうです。 それで、本当にたまたまですが、その方のお姉様が遺品として残っている沢山のレコードを譲っていただけるという話があり、そんな図々しいことは出来ないと思う気持ちと、ぜひ引き取って聴いてあげたいという気持ちがあったのですが、思い切ってお伺いすることにしたのです。 とても幅広いジャンルを聴いていたんだな、本当に音楽が好きだったんだな、と段ボールに入っている数百枚を繰りながら思いを馳せました。RockとSoulが一番多く、年季が入っているものも沢山あって、コレクションする訳ではなくターンテーブルに載せていたことがわかって嬉しい気持ちになりました。 そして、大切に聴いてあげたい数枚を頂いた中の1枚がこの「イマジン」でした。 Johnのソロ初期作品は、ちょっと気合を入れて聴かなければならない気がして、そんなにしょっちゅう聴いてこなかったのですが、やはりイマジンの出来は傑出しているなと思います。 レコードをスリーブから出すと、何かが一緒に出てきました。写真の2枚目がそれです。よく見るとJohnが凶弾に倒れた翌1月に新聞に掲載されたYokoの言葉でした。きっと彼もJohnが大好きだったんでしょう。わざわざ新聞の切り抜きをレコードと一緒にしまっておくなんて。 何だかそれは彼からのメッセージのような気がして、、、涙ぐみながらも、このレコードはずっと大切に持っておいて、いつか自分にその時が来たら、誰か貰ってくれる人に託したいなと強く強く思いました。 さて、このアルバム、参加ミュージシャンとJohnの相性がとても良いんだなと感じますね。I don't want to be a soldierでのGeorgeの渾身のソロもGive me some truthでのカッコイイスライドも聴けます。Klausのベースも冴えてますし、Nickyのピアノも美しいです。 TVで安っぽく使われるのは嫌だけど、それでも名曲Imagineはこれからも沢山の人に愛と平和の意味を問いかけ続けるのだと思います。
Rock 東芝EMI 日本Furuetti
-
Ride The Wind / The Youngbloods
タイトル曲 "Ride The Wind" に驚いて購入したのですが、当時(2000年代後半だったか)オーダーしたのに「メーカー取り寄せ」のまま全くデリバリーされず1年くらい待ちました。 タイトル曲の素晴らしさに時間を忘れて聴き入ってしまうのですが、ヴォーカルがジェシ・コリン・ヤングとは知りませんでした(笑)9分を超える演奏は、イントロのエレピの導入メロから中間部のソロの掛け合い、そしてエンディングの盛り上がりまで完全にオーディエンスの心を掴んで離しません。(実際これはライヴアルバムなのでオーディエンスが居ますが) たった3人のバンドですが、リラックスした雰囲気ながら時に熱い演奏もこなして格好いいです。未聴の人は是非!
Rock Sundazed Music 1971年Furuetti
-
RAM / Paul McCartney
ある日このアルバムがディスクユニオンの店内で天吊りされたJBLのスピーカーから流れていたのですが、RAMとは知らず「お、ビートルズの知らない曲か?」(いや待て、知らない曲ってないだろと自分に突っ込みますが)なんて呑気に聴いていたら、どんどん気になってしまいレジ横のNOW PLAYINGに掛かっていたこのアルバムを買いました(笑) 買った時はそんなに名盤とは知らず聴いていましたが(笑)音の感じや曲調がとても好きです。難しいこと抜きに聴いていられるpost Beatlesのソロアルバム、良いです。UK盤が必要だな、、、
Rock EMI 日本Furuetti
-
Jesse Davis
コンピレーションの傑作「カフェアプレミディ」に入っていた、一度聴いたら頭から離れなくなる "Golden Sun Goddess" がきっかけで知ったMusician's musicianと呼ばれる彼。錚々たるメンバーで録音されたアルバムで、地味ですが溢れんばかりの滋味があります。ところがアルバム中盤の "Every night is Saturday night” あたりではとんでもなくご機嫌なノリを見せてくれます。Eric Clapton, George Harrisonを始め沢山のミュージシャンに愛された彼もドラッグ中毒で若くして亡くなった伝説の1人と聞くと寂しさが込み上げてきます。
Atco 1971年Furuetti