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Brothers in Arms / Dire Straits
"Money for nothing"だけのバンドじゃないよ、と言っても、今だにイメージされるのはこの曲とアルバムジャケット。でもこのドブロギター(?)は使われてないんじゃ?と思いますが。 さておき、キャッチーなアルバム前半よりも長尺の曲で構成された後半の方が聴きどころが多く、ラストの表題曲"Brothers in Arms"はロードムービー的な曲でラストの選曲としてピッタリですよね。 そこまで言っておいて何ですが、"Money for nothing"は時々大音量で聴きます。あのイントロからギターの1音目が鳴るところで毎回感じる高揚感は何物にも替え難いと思うのです。これと双璧をなすのがU2の"Where the street has no name"のイントロです。きっと「そうそう!」と言っていただける方も多いのでは? CDは2枚持っています。最初にワゴンセール的価格で買ったものの音質があまりにも酷く、当時売りだった「フルデジタルレコーディング」の良さなんてカケラもなかったので、DSDマスタリングされたものを買い直したら、音のヴェールが3枚位剥がれましたね(笑)音圧もグッと上がって、Dire Straitsのバンドのノリが俄然出てきました。やっぱり録音は大事です。
Rock VERTIGO 1985年Furuetti
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Welcome to the Real World / Mr. Mister
80's洋楽のマストアイテムのひとつですね。でも当時は錚々たるメンバーのスーパーバンドとは知らずに聴いていました。(まだミュージシャンのクレジットを見ることは無かったのです) ところで、このアルバムを再訪したくなった理由は、浅倉卓弥さん作「四日間の奇蹟」という恋愛小説です。ミステリー小説の大賞受賞作として有名ですが、僕は100%純愛小説だと思っています(笑)ちなみに何度も何度も泣いてしまうので電車の中では読まない方が良いです。さておき、ストーリーの中でベートーベンのピアノソナタ月光と合わせて、この全米ナンバーワンヒットとなったKyrieが出てきて、ビックリしてLPを買いに行ったという顛末です。 そんなことを知ってからまた聴くと、また違った聴こえ方をするから、音楽って不思議なものです。
Rock RCA 300円Furuetti