TRIO IN TOKYO / Michel Petrucciani, Steve Gadd, Anthony Jackson

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始まった瞬間からブルーノート東京の客席にワープします。(行ったことないけど笑)
とてもハッピーな気分で聴けるピアノトリオで何度も聴きたくなる演奏のクオリティで虜にしてくれますね。"Home" での3人のグルーヴ感、"Little Piece in C for U" でのSteve Gaddの鳥肌もののドラミング、そしてアンコールの "A train" まであっという間に終わってしまいます。

それにしても、Michel Petrucciani、生まれついての身体的ハンディキャップ、ブルーノートと契約した初めてのフランス人など1999年に35歳で夭逝した生涯は、いつの日か映画化されるのではないでしょうか?
でも、一番痛快なのは、そんな彼のバイオグラフィーを知らず、そのサウンドだけでファンになってしまうこと、そしてこのアルバムはまさにそんな目的に敵う作品なのではないかと思うのです。

ライブアルバムですが録音がとても良く、ありきたりですが眼前で彼ら3人のパフォーマンスが繰り広げられます。あ、そうそう、僕はオープニングのMCで「あ、これは良い」と確信しました(笑)ちょっとベースの音が控えめにも聴こえますが、それは僕のオーディオシステムのせいかも知れません(汗)

最後に、タワーレコードオンラインの紹介文より引用しておきます「上原ひろみも“ジャズ史上におけるライヴ作品ベスト5”の1枚に挙げる、問答無用のライヴ名盤。」

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