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Alfa Romeo 156
アルファ156の日本仕様に採用されたエンジンは当初、2リッターDOHCツインスパーク16バルブと2.5リッターV6SOHCだった。 どちらのエンジンを選んだとしても、かつての愛車145クァドリフォリオ、164 3.0V6に乗った経験から想像すると、後に登場する3.2リッターV6DOHC24バルブの156GTAでなくても十分に魅力的だったろう。 2リッター・ツインスパーク16バルブだってそこそこパワーがあるので、軽快に走れただろうし、イタリア本国では164にも搭載されていたくらいだから、不足はないはずだ。 164の3リッターV6は十分以上のパワーで、ひとまわり小振りな156なら2.5リッターが最適な組み合わせだったに違いない。 ツインスパークも快音を発するが、'ブッソーネ'V6の官能的なサウンドに勝るものはないと思う。 そんなフツーの156を妄想して手軽に楽しむには、キンスマートの156が向いている。 キンスマートのチンクは1/28なのに対して、156は1/32でできている。 #アルファロメオ #キンスマート
ミニカー Alfa Romeo 156 KiNSMARTk.karita500
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1/32 vs 1/28 FIAT 500
『チンク対決!』 RMZの1/32(ブラック)とキンスマートの1/28(シルバー)は、どちらもフリクション走行し、内装がブラックで(キンスマートのみボディと同色のインパネは塗装されている)、シンプルな点は共通していても細かく比較すると、面白い違いを発見できる。 〈車体〉…ボディの造りは似たようなものだが、キンスマートはルームミラーがなく、その部分を凸型に覆うフロントガラスの塗装もない。逆にRMZのガラスルーフには塗装部分がなく、キンスマートは彫りが深くてスライディングルーフに見える。 〈足回り〉…ホイールは1/32の方が1/28よりも大きい、という逆転現象が起きている。タイヤ扁平率も異なり、実測値は以下の通りだった。 ・RMZ(1/32)…ホイール直径15mm(デザインは15インチ用)、タイヤ直径20mm、扁平率35% ・キンスマート(1/28)…ホイール直径14mm(デザインは16インチ用)、タイヤ直径21mm、扁平率50% さらに、ギミック用スピーカーやボタン電池のスペースを取られているRMZの方がシャーシのサスペンション彫刻は、むしろ立体的にできている。 〈総合評価〉…1/32のRMZはギミックで遊べる以外も凝っているところが多い印象で、1/28のキンスマートはボディのカラーバリエーション(他にホワイト/レッド/ブラック)を手軽に楽しむ製品ということになるだろう。 #フィアット #チンクェチェント #RMZ #キンスマート
ミニカー Fiat 500 RMZ Cityk.karita500
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Fiat Punt
フィアット・ウーノのモデルチェンジ車がプントで、イタリア本国では最廉価モデルの55に6速マニュアルが組み合わされ、若年層向けの安価なスポーティバージョンだった。 所有しているリッコーの1/87は2003年型のスポルティングで、プント2にあたる。 プント2では高性能仕様のHGTアバルトも日本に導入されたが、個人的にはむしろプント55(6MT)やただのスポルティング(チンクェチェントもしかり)により魅力を感じる。 なぜなら、限られたパワーをフルに発揮して、つまりよく回るエンジンを引っ張るだけ引っ張って、軽い車体をキビキビと走らせるのがフィアット製コンパクトハッチの真骨頂だと思うからだ。 ウーノ・ターボは別格だけどね! #フィアット #プント #ウーノ #チンクェチェント #リッコー
ミニカー Fiat Punt Rickok.karita500
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いすゞ117クーペ・ジウジアーロ
いすゞ117クーペ・ジウジアーロは、2リッターSOHCエンジンを搭載したXCがベースで、特別仕様車としてジウジアーロのオリジナル・デザインによる内外装に仕立てられ、マニアの間でも憧れの的になっている。 シートやドアトリムはファブリックとなめし革をバイアスに配し、ステアリングホイール、シフトノブ、アームレストなどは本革仕様で、グローブボックス・リッドにはオーナーの名前とジウジアーロのサイン入りオーナメントが付いた。 アルミホイールに185/70HR-13ピレリCN36を履く。 トミカのなんちゃってジウジアーロ(TDP)はともかく、こればかりはサイドとリアのロゴ・デカールがないと模型は作れない。ようやくフジミのキットを真っ当な価格で入手できた。 製品名がジウジアーロとはどこにも書かれておらず、実車の解説もなく「スペシャル・デカール」となっている。大人の事情があるのだろう。 クリアパーツとメッキパーツ以外は、全て成型色が黒なのは大いに助かる。 ただ、シート柄のデカールはドアトリム用がなく、塗り分けとマスキングテープの併用でドアトリムを表現した。 センターアームレストが付いていないから、自作する。発泡スチロール片をマスキングテープでくるみ、弾力があってイイ感じにできたと思う。 次は、いよいよハセガワか? #いすゞ #117クーペ #ジウジアーロ #ピレリ #トミカTDP #フジミ #ハセガワ
プラモデル いすゞ117クーペ スペシャルデカール フジミk.karita500
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ISUZU 117COUPE TDP
TDP(トイ・ドリーム・プロジェクト)として発売されたトミカの117クーペ(量産型・丸目)は、こんなのあったらいいな的に、いいとこ取りをしている。 角目時代の特別仕様車ジウジアーロから黒のボディと側面のロゴ・ライン(実車はリアにも有)をパクリ(失礼!)、さらにXC-Jからボンネットの唐獅子デカールとサンルーフ(塗装表現)を組み合わせて、まさに夢のような仕様となっておる。 しかも、元ネタはどちらも2リッターSOHCエンジンだったものを1.8リッターの量産型・丸目で製品化しているから、丸目好きにはたまらない! 実車でも角目車を丸目に改造した個体があるにはある。 #いすゞ #117クーペ #トイドリームプロジェクト #ジウジアーロカスタム #トミカ
ミニカー ISUZU 117COUPE TDP トミカk.karita500
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いすゞ ニュー・ジェミニ 1800クーペLS
どこが'ニュー'・ジェミニなのかというと、オペル・カデット(C)の双子としてベレット・ジェミニの名前で誕生した初代ジェミニは当初、フロントマスクが逆スラントノーズの丸目2灯(第1期)だったが、後に角目ライトになって単にジェミニと呼ばれるようになり(第2期)、さらに流行のスラントノーズに変わってニュー・ジェミニを名乗り、スポーツモデルで丸目が復活している(第3期)。そして、最終的にはまた角目になる(第4期)、と目まぐるしく変遷したところが何とも興味をそそられる。 ダイヤペットのニュー・ジェミニは、第3期のスポーツモデルであるLSを再現している。 この時、国産車初の電動スライド&チルト・ダブルアクションサンルーフがオプション設定され、それを記念してかヨネザワ製品でもしっかりサンルーフを装備している(スライドのみ可能)。 ちなみに、DOHCエンジン搭載のZZ(ダブルズィー)は、このあとに登場しており、トミカのセダンは第4期モデルにあたる。 また、アシェットが第1期モデル(1600クーペLT)を発売し、第2期モデルはマッチボックスなどのカデットで代用できる。 #いすゞ #ジェミニ #オペル #カデット #ベレット #ダイヤペット #ヨネザワ #トミカ #アシェット #マッチボックス
ミニカー ISUZU NEW GEMINI 1800 LS CUOPE ダイヤペットk.karita500