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いすゞ ジェミニ 1500 C/C
大きな話題となった二代目ジェミニのテレビCMは、車がダンスをするかのようなアクロバットの連続で、そのすべてが実写だった。 CGやビデオ合成がまだ普及していない時代に、映画『007』シリーズなどのカー・アクション&スタントを担当したチームが絵コンテ通りに神業をやってのけたという(特撮も真っ青!?)。 パリ市内の通勤時間帯を封鎖して撮影が行われたため周辺は大渋滞になり、クラクションと怒号の嵐だったとか。ところが、撮影現場に怒鳴り込んできたドライバーたちは華麗なカー・スタントを見るや拍手喝采、笑顔で引き上げていったそうだ。 地下鉄のホームにジェミニが入ってしまうシーンでは、どうしても車が通り抜けられない通路があった。それでも「原状復帰するなら壁を壊してもよい」という公団担当者の一言で解決したらしい。まさに破格の待遇によって実現した映像だった、ということがよくわかる。 「クオリティ・コンパクト」「ヨーロピアン感覚」をコンセプトに開発されたジェミニはセダンのイメージが強いとはいえ、ハッチバックもだんだん好きになってきた。 ペルシャンローズはルミノ製品(ノレブ製)で、セイシェルブルーの方はアシェット製品(ノレブ製)を左ハンドル仕様に改造するため内装を入れ換えて、リアスポイラーを外したりしている。 同じノレブ製でもBピラーが黒塗り/ボディカラーだったり、バンパー&サイドラバーの色(ルミノ製品の方が実車に近い)やナンバープレートも違うのは面白い。二次加工品というやつか…。 #いすゞ #ジェミニ #007 #ルミノ #アシェット #ノレブ
ミニカー Isuzu Gemini 1500 C/C ルミノk.karita500
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いすゞ ジェミニ・イルムシャー・ターボ RS Ⅱ
ジェミニ・イルムシャーRS(ラリースペシャル)の好評を受けて、パートⅠの1.6リッターDOHCエンジンを搭載した豪華装備から、パートⅡは1.5リッターSOHCターボ・エンジンに換装された。Type-Cハードサスペンション、クイックレシオ・ステアリングギア、ビスカスLSD(イルムシャーRではオプション)、CIBIEスーパーコンペフォグランプなどを備え、限定200台が販売された。 ハセガワのイルムシャー・ターボをRSⅡにするべくフォグランプを付け(カバー付き)、側面のラインをゴールドとブラックに塗り分けて、タイヤも交換した(本来はポテンザRE-71)。 不思議なのがカタログの写真では、パートⅠがマイナーチェンジ後の姿(フロント・クリアランスランプ:クリアー/テールランプ:横割)なのに、パートⅡはマイナーチェンジ前の姿(クリアランスランプ:アンバー/テールランプ:縦割)になっている。 ハセガワのキットには両方のパーツが付属するので、カタログの写真に従った。どうやらパートⅠ→ZZハンドリング・バイ・ロータスから順次、マイナーチェンジ版に移行したものと思われる。 ターボとDOHCでエアインテーク有/無を差し換えるためボンネットが別パーツになっており、せっかくなのでエンジンも載せたい。そこら辺のパーツを寄せ集めて加工し、それっぽいインタークーラー付きターボ・エンジンを作った。 #いすゞ #ジェミニ #イルムシャー #ラリースペシャル #シビエ #ポテンザ #ハンドリングバイロータス #ハセガワ
プラモデル ISUZU GEMINI (JT150) irmscher Turbo 〔1989〕 ハセガワk.karita500