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Fiat Panda
フィアット・パンダのデザインだけでなく、基本コンセプトの立案から深く関与したイタルデザインのジウジアーロは、現代のシトロエン2CVを目指したといわれる。 ボディパネルやウィンドゥは一切の曲面を排して、機能美さえ漂う平面だけで構成した。 ヨーモデルの1/43レジンキットはなかなかよくできていて、ノーマルルーフとオプションのダブルサンルーフ(クローズド)が選択できるし、パンダのシンプルにして巧みなパッケージングやユニークなダッシュボードとの組み合わせを味わうこともできる。 ワイパーとシフトノブは、自前で追加した。 左右非対称でなくウーノなどと同じフロントグリルで、取り外し可能なハンモックシートではない、マイナーチェンジ後のモデルを再現している。4スポークのステアリングホイールが付いているので、1100CLXと思われる。 初代パンダは'ヌォーヴァ'500、126と続くフィアットのボトムレンジを担って、1980年から2002年まで実に23年間も生産された。時代のアイコン的な存在になった自動車史に残る傑作として、今なお世界中から敬愛されている。 #フィアット #パンダ #イタルデザイン #ジウジアーロ #シトロエン #ウーノ #チンクェチェント #ヨーモデル
レジンキット Fiat Panda YOW MODELLIk.karita500
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FIAT Uno 70s5door VENEZIA SEDAN
フィアット・ウーノ5ドアの置物(メーカー不明:1/43メタル製)を塗装して、70Sベネチア・セダンとした。 ボディとシャーシが溶接されているため分解できず、窓ガラスは付いていないので、できる範囲を塗装し、切り出した透明プラ板のウィンドゥにエッチングパーツのワイパーを取り付けた。 こういう置物にしては珍しくシャーシが精密で、ラジエーターやオイルパン、ミッション、サスペンション、エキゾーストマニホールドがモールドではなく忠実に再現されている。ダイキャストモデルやレジンキットでも簡略化されがちな部分だけに、希少価値がある。 写真5枚目の実車広告には、「SX70アーバン・ヒーロー(3ドア)の走りの血統を受け継ぎながら、世界で一番美しいと称される街の名を冠したオールマイティカー。空力特性に優れた面構成のシルエットは、もちろんジウジアーロ作」と、自慢気に宣伝されていた。 #フィアット #ウーノ #ジウジアーロ #ベネチア
ミニカー FIAT Uno 5door ヤフオクk.karita500
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KIT 1/48 FIAT Uno!
このフィアット・ウーノはグリソーニというメーカー(イタリア)のプラキットで、ボディが左右に分割された1/48のイージーキットなのに、まさかのフル開閉(エンジンも有り)!、と実に凝っている。 〔不思議な箱の写真に注目!〕 奇妙なことに、箱の写真は右ハンドル車に見えるけれど、フロントグリルの5本ラインは傾きが逆なので、反転されている。しかも、ご丁寧にバンパーの文字だけ向きを直してある。 ところが、側面のオペル・コルサと並んでいる写真は正しい向きの左ハンドルで、もちろん中身も左ハンドルになっている。 〈欠品を補う!〉 そんな珍品に飛びついたはいいが、ボンネットとドア、ホイールが欠品しており、ボンネットとドアはプラ板で自作する。 窓ガラスはそもそも付属しないので、透明プラ板を切り出す。 〈塗装、ターボ仕様に!〉 シートの形状などから、3ドア55Sがモデルと思われる。 かつての愛車ウーノ・ターボi.e.に仕立てるべくボディはブルーメタリックで塗装し、リアスポイラーを追加した。 ボディ以外のパーツは塗装が剥がれやすい青の軟質プラで、何度も塗り直している。 〈念願のサンルーフを取り付け!〉 ここぞとばかりに、フジミの1/48プレリュード(部品取り車)からサンルーフを切り取り、それに合わせルーフの一部を切断して、念願のチルトアップサンルーフ(オプション)付きとした。 タイヤ&ホイールもプレリュードのものを使う。 【実車の機能】 愛車もチルトアップサンルーフを装備していて、室内の換気に効果的なので、よくチルトアップにして走った。 ちょうどサイドウィンドゥを天井に付けたような手動で、ハンドルをぐるぐる回してチルトアップ/クローズドに切り替えたり、スライドするシェードを開け閉めしたのが懐かしい! [FIAT TURBO IE] エンジンルームはターボi.e.に似せるため、ボッシュLE2ジェトロニックを模して加工したパーツを加えている。 [tameo kits] タメオの1/43シングル・ロングワイパー(8本入り)が、ウーノのディテールアップには欠かせない。 隙間だらけだが、プロポーションは悪くないと思う。というか、なんかカワイイ! ターボi.e.を再現した製品はどれもサンルーフがなく、チルトアップサンルーフを備えることで、意外にもかつての愛車に最も近いコレクションと言えるかもしれない。 #フィアット #ウーノ #ジウジアーロ #オペル #コルサ #ボッシュ #フジミ #プレリュード #タメオ #グリソーニ
プラモデル FIAT Uno! GRISONIk.karita500
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RENAULT 5 GT TURBO (改)
ルノー・サンク・アルピーヌ・ターボの後継車が'シュペール・サンク'GTターボで、ミッドシップ・モンスターのサンク・ターボは初代をベースにした全く別物というのがややこしい。 どちらも1.4リッターOHVターボで、GTターボはフィアット・ウーノ・ターボと同クラスのパワーだった。 イタレリの1/24サンク・ラリーをGTターボ風に改造した。先ず、縦置きエンジンを横置きにし、ターボの吸気系を取り付けた。初代サンクの特徴でもある、左右で違うホイールベースは修正できていない(サスペンション形式も異なる)。 あとは、ヘッドライト・レンズを交換してスラントノーズにし、サイドスカートやリアスポイラーを追加した。ボルク・レーシングのホイールを付け、シートも交換している。 いわゆる“なんちゃって”には違いないが、'シュペール・サンク'GTターボのモダンな雰囲気に近づけたと思う。 改造していくにつれ魅力を感じ、ウーノ・ターボにとって強力なライバルだったことを認識した。 “猫足”フレンチ・ターボ vs 'イタリアン・キャッツ'※・ターボといったところだろう。 ※ウーノ3ドア55Sの愛称 #ルノー #サンク #アルピーヌ #シュペールサンク #ガンディーニ #フィアット #ウーノ #ボルクレーシング #イタレリ
プラモデル Renault 5 Rally イタレリk.karita500
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PEUGEOT 205 GTI
日本でも人気があったプジョー205GTIは1.6リッターSOHCエンジンで、後期型は1.9リッターになり、排気量でパワーを稼ぐタイプだった。 ソリド・ハイ-ファイ43の205GTIは基本的によくできているが、今となってはディテールがあっさりしている。 ドアミラーとシフトレバーを追加したら他にもいろいろやりたくなって、分解も塗装もせずにできる範囲で、オーバーフェンダーや窓周りなどをディテールアップした。 ちょうどフィアット・ウーノ・ターボに乗っていた頃、駅前のロータリー入口でプジョー205に割り込まれて、思わず「プーが抜かしよった!」と呟いた時の印象的な後ろ姿が忘れられない。 自他共に、当時からライバル視していたのは間違いない。 205よりも小さい106に乗せてもらったことがある。地面に座るかのような低い着座位置ながら窓が大きくルーミーな室内や、走ると“猫足”のしなやかさが印象に残り、イタリア車とは異なるフレンチ独特の感覚を覚えた。 #プジョー #ピニンファリーナ #フィアット #ウーノ #ソリド
ミニカー PEUGEOT 205 GTI ソリドk.karita500
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Fiat Uno Mark,1 Complete Pack
①表紙に登場させたメタルキットのカバー。四面図はターボi.e.だが、中身はノーマルの3ドア(リア・ハッチと一体成型されたスポイラーが有/無でわかる)。ネットで見つけて即買いした! ②5ドア・3ドア・ターボi.e.が2台ずつ入ったレジンキットのカバー。Nスケールとあるので、鉄道模型用か?何気ない、こういう図が嬉しい! ・ターボi.e.を作ろうとしたが、どうしてもボディとシャーシがうまくはまらず、途中で投げ出している。何とかしたいけど、お手上げ状態…。 それにしても全長が3644mmだなんて、今のチンクより約10cm長いだけで、幅は狭く背も低いから、そもそもちっちゃい。 #フィアット #ウーノ #ジミモデル
レジンキット Fiat Uno Mark,1 Complete Pack jimi-modelk.karita500
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いすゞ ピアッツァ XE
かつての愛車117クーペの後継としてピアッツァが発表された当時を思い起こすと、あまりの変化に違和感しかなかった気がする。それは、同じジウジアーロの手になるとはいえ、国産車らしからぬ近未来的なデザインに対して、こちらの見る目が追いつかなかったからだろうか。 少し前、近所にあった書店の駐車場で地元ナンバーの黒いピアッツァを見かけた時は、普通にカッケー!と思ったから、時代を超越するスタイリングだったのかもしれない。 バンダイの1/20スケール・カーコレクションは、名車のエンジンルームが精密に再現されるなど、魅力にあふれていた。ピアッツァには、赤のボディにブルーの内装と白のボディにベージュの内装、という2パターンがあった。また、ホイールは純正アルミかジウジアーロ・タイプを選択でき、タイヤはピレリP7が付いていた。ただ、古いキットだけに、かなり手強いが、…。 箱書きの文章がグッとくる。 「名車と呼ばれる車たちにはスタイルやメカニズムに自己主張があり、(中略)模型を作る事によって実車のメカニズムを理解する事ができまたコレクションする事によってカースタイリングの流れを理解する事ができます。あなたの“1/20・自動車博物館”に、日本の名車・いすゞピアッツァを加えてみませんか。」 このメッセージに素直に従った訳だ。 #いすゞ #ピアッツァ #117クーペ #ジウジアーロ #ピレリ #バンダイ
プラモデル いすゞピアッツァXE バンダイk.karita500
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FIAT Croma i.e.
ランチア・テーマと同じくジウジアーロによるデザインなので、テーマとよく似ているが、フィアット・クロマは5ドア・ハッチバックなのが大きな違いになっている。 こうして見ると地味だが、ノレブ製品の出来が素晴らしいこともあって、クロマもカッコイイと思う。 2リッターのi.e.ターボやアルファ・ロメオ2.5リッターのV6もあるが、前後のバッジで判断すると、ただのi.e.(2リッターDOHCノンターボ)のようだ。 トップグレードを製品化することが多い中で、敢えてベースグレードを採用するあたりがシブイ! #フィアット #クロマ #ランチア #テーマ #イタルデザイン #ジウジアーロ #アルファロメオ #ノレブ
ミニカー FIAT Croma ノレブk.karita500
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LANCIA THEMA 8.32 Phase Ⅱ
先日のCG-TVでベトナム工場での製造工程が公開され、進化を続けるトミカもとうとうここまできたかと唸るほどの出来映えで(こちらは中国製)、もはや手荒に扱えない。 それなりに値が張るから4択にして、リアスポイラーが引っ込んでる紺色を選んだ結果、細目のフェーズⅡになった。 内装のウッドが使われている部分を色分けしてあるのは、うお~っ! 実車で言えば、ランチア・テーマなら何もフェラーリ製V8・32バルブDOHC・3リッターの8.32でなくても、フィアット製2リッターのi.e.ターボでも全然OKだと思う。ゼニアのシートだし…。 #ランチア #テーマ #イタルデザイン #ジウジアーロ #フェラーリ #フィアット #エルメネジルドゼニア #トミカリミテッドヴィンテージネオ #カーグラフィックTV
ミニカー LANCIA THEMA 8.32 Phase Ⅱ トミカリミテッドヴィンテージNEOk.karita500
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Alfa Romeo Giulietta 2.0 Turbodelta
ジウジアーロ・デザインのウェッジシェイプ&ダックテールが特徴的な二代目ジュリエッタに搭載されたアルファ伝統のツインカム・エンジンは、先代のジュリエッタ/ジュリアから1.3/1.6を受け継ぎ、同世代のアルフェッタと1.8/2.0を共有する。 →かつて1.6を所有!※1F③参照 その中でもトップ・オブ・トップは、アウトデルタが手掛けた2.0ターボデルタで、わずか361台が製造されたに過ぎない。 ネオ製品の再現度は見事と言う他ない。ターボデルタは1982年の登場ということで、リアエンドにガーニッシュが付けられるなどしたマイナーチェンジ車であることも見逃せない。 ネオ以外の製品では、マジョレットの1/55がダッシュボードのデザインを変更した1983年以降の後期型としている。 #アルファロメオ #ジュリエッタ #ジウジアーロ #ジュリア #アルフェッタ #アウトデルタ #ネオ #マジョレット
ミニカー Alfa Romeo Giulietta 2.0 Turbodelta NEOk.karita500
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「ヨーロッパいちばんのセダンです。」…フィアット・レガータ
フィアット・レガータは131ミラフィオリの後継車で、当時の広告によると、1984年度にまた発売以来3年間ヨーロッパで1番売れた3ボックスセダンだったとのこと。アルファロメオ・ジュリエッタに魅せられてからというもの“羊の皮を被った狼”と称される、端正なデザインで大きくはないスポーティ・セダンがずっと好きだった。最初の愛車としてカリーナの4ドアGTを狙っていたのもそのためだ。 レガータの横に立つ美女は、ハセガワのランボルギーニ・ミウラに付属するイタリアン・ガール。 ポリスティルの1/25レガータは基本的によくできており、タイヤがゴムなのもよい。古い製品の常で、ウインドウのモールなどが塗装されておらず、そこにマスキングテープをカットして貼り付けている。わずかに厚みが出て、ラインが真っ直ぐになるし、やり直しもできるので、内装にも多用している。 再現されているエンジンはSOHCであることから、1.6リッターDOHCの100Sではなく、1.5リッターの85Sがモデルと思われる。ということは、このエンジンをボアダウンし1.3リッターとしたのがウーノ・ターボ専用エンジンだったので、そのベース・ユニットではないか!これをターボ化してウーノに積みてぇ~!! #フィアット #ヨーロッパ #3ボックスセダン #羊の皮を被った狼 #ポリスティル #ディテールアップ #イタリアン・ガール
ミニカー FIAT Regata ポリスティルk.karita500