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ホンダ S500
日本を代表するライトウェイト・スポーツとして、ホンダの'S'シリーズは外せないだろう。 昔、日東のスケルトン・ボディでS800Mを作った記憶はあるが、とうに失っていたので、フジミお得意の1/24選択式キットを使い、トラディショナルなS500を作った。この製品には、3つの売りがある。 1.S500/S600/S800のいずれかを作れる…S500の場合は若干の加工が必要。 2.オープン/ソフトトップ/ハードップの着せ替えができる…ハードトップがお気に入り! 3.エンジン・パーツとホイールはメタル製が付属する(プラパーツも有)…ホイールに至ってはメタル/メッキ/ボディ成型色と3セットも入っている→そんなにあってもと思うが、メタルを使ってメッキのキャップを付けたらイイ感じになった。 S500が発売されてわずか5カ月後にはS600に移行し、S500のオーナーは無償でS600のエンジンに換装できたというから、その体でいこう! #ホンダ #ライトウェイトスポーツ #ニットー #フジミ
プラモデル HONDA S800M S500・S600・S800 フジミk.karita500
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いすゞ 117クーペ ☆☆XC
いすゞ車の聖地にもなっているイスズス〇ー〇のレンタカーがカッコいいので、再現させていただいた。※雑誌記事参照 クロモドラAタイプ・ホイールと特製2本出しスポーツマフラーを装備する他は、純正の姿がよく保たれている。 実はハセガワのキットで作りかけていたが、やはりホイールとの相性(ポリスティルの1/25アルファ ロメオ・ジュリエッタに付いていたものを加工)と、塗装の負荷を減らす(XEとして作っていた内装が若干の塗り替えで活かせる)ため、結局フジミのボディを塗装して使った。 これで、フジミのキットから6台の117クーペを作ったことになる。 ・ハンドメイド:EC*(日本初のインジェクション仕様)、1800 ・量産型丸目:XC*、XC-J(赤) ・角目:☆☆XC(黄)、ジウジアーロ(黒) *印はエンジン付き、色の記載がないものはボディカラーが白。 #いすゞ #117クーペ #クロモドラ #ジウジアーロ #ハセガワ #フジミ
プラモデル いすゞ117クーペ 後期型 フジミk.karita500
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いすゞ ベレット 1600GT type-R
ベレット1600GTRは、後期型になると「GTタイプR」と呼ばれるようになる。 一般的に後期型フロントグリルのプラスチックカバーは不評で、確かにシンプルな前期型のマスクが好ましいとは思う。ただ、個人的には後期型もそんなに嫌いではない。テールライトが初期型に回帰したかのような形は、むしろ前期型よりも好きかもしれない。 GTRに外見上のインパクトを与えている黒塗りのボンネットとサイドのストライプは、ないものも選べたとのことなので、敢えてさりげない姿を再現することにした。 何と言ってもGTR最大の魅力はDOHCエンジンに尽きると思い、ボンネットを切り取ってでもエンジンをぜひ載せたい。 そこで、グンゼのB.R.M.エランからエンジンを移植(本体は売却)した。配管の取り回しが似ていて、エアクリーナーの形状も近いから選んだが、ひょっとして、いすゞも参考にしたのか? メタルパーツなので、重量感のある仕上がりになった。 #いすゞ #ベレット #フジミ #グンゼ #エラン
プラモデル いすゞ ベレット1600GTR 後期型 フジミk.karita500
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いすゞ ベレット 1600GT/1800GT
フジミの1/24キットで、グリーンの前期型ベレット1600GTとホワイトの後期型1800GTを作り分けている。 1600GTに1800GT後期型のグリーン・ボディを使って、前期型のフロントグリルとテールライトを組み合わせた。 1800GTは、1600GTR/1800GTの選択式キットで作っている。 こうした作り分けをするのは楽しく、そんな時にフジミの選択式キットが役に立つ。 1600GTと1800GTの違いはボンネット上のエアスクープ無/有で、リアフェンダーのエアアウトレットが途中から1600GTにも付けられている。 内装では、インストゥルメントパネルが1600GTは木目で1800GTは黒、ステアリングホイールも1600GTがウッドなのに対し、1800GTは革巻き(後に1600GTも革巻きになる)という違いがある。 また、フロントシートが1600GTはローバックから後にヘッドレスト付きとなり、1800GTは1600GTRと同じハイバック・シートが使われている。 1800GT用ボディのボンネット・エアスクープを切除し、日東のダットサン・フェアレディからヘッドレスト付きシートを転用して、1600GTにした。 後期型にマイナーチェンジされた時点で1600GTは消滅しているので、このタイプが1600GTとして最終型ということになる。 #いすゞ #ベレット #フジミ
プラモデル いすゞ ベレット 1600GTR 前期/後期 1800GT 前期/後期 選択式 フジミk.karita500
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いすゞ117クーペ・ジウジアーロ
いすゞ117クーペ・ジウジアーロは、2リッターSOHCエンジンを搭載したXCがベースで、特別仕様車としてジウジアーロのオリジナル・デザインによる内外装に仕立てられ、マニアの間でも憧れの的になっている。 シートやドアトリムはファブリックとなめし革をバイアスに配し、ステアリングホイール、シフトノブ、アームレストなどは本革仕様で、グローブボックス・リッドにはオーナーの名前とジウジアーロのサイン入りオーナメントが付いた。 アルミホイールに185/70HR-13ピレリCN36を履く。 トミカのなんちゃってジウジアーロ(TDP)はともかく、こればかりはサイドとリアのロゴ・デカールがないと模型は作れない。ようやくフジミのキットを真っ当な価格で入手できた。 製品名がジウジアーロとはどこにも書かれておらず、実車の解説もなく「スペシャル・デカール」となっている。大人の事情があるのだろう。 クリアパーツとメッキパーツ以外は、全て成型色が黒なのは大いに助かる。 ただ、シート柄のデカールはドアトリム用がなく、塗り分けとマスキングテープの併用でドアトリムを表現した。 センターアームレストが付いていないから、自作する。発泡スチロール片をマスキングテープでくるみ、弾力があってイイ感じにできたと思う。 次は、いよいよハセガワか? #いすゞ #117クーペ #ジウジアーロ #ピレリ #トミカTDP #フジミ #ハセガワ
プラモデル いすゞ117クーペ スペシャルデカール フジミk.karita500
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いすゞ 117クーペ 1800
量産型・丸目のXC-Jを製作してフジミの117クーペは作りやすい(それなりに加工も必要な)ことを再認識し、さらに117クーペが作りたくなった。 部品取り用にしていた最初期型のボディとXC-Jで使わなかった前期型の13インチ・タイヤ&ホイールを組み合わせ、寄せ集めのパーツでハンドメイド・タイプの1800が作れないか…。 1972年版の実車カタログ(コピー)で1800の装備を改めて確認してみる。 すると、よく言われるフロントフェンダーに付けられたエンブレムの色(1800:青、廉価版の1800N:黄、1600DOHC:赤)以外にも見過ごしていた1800の特徴が見つかった。 ①艶消し黒のサイドウインドウ・サッシ…後のXC-Jに先駆けて ②2本出しのテールパイプ(1800N:1本) ③革巻きステアリングホイール(1800N:樹脂木目) これらはトミカリミテッドヴィンテージでも再現されていない。ならば、作ろう! ↓ ↓ ↓ ↓ ①XC-Jと同様にメッキパーツの磨き出しで艶消し黒のサッシを表現する。 ②フジミのキットは2本/1本出し両方のテールパイプが付属しており、選択できる。 ③量産型・丸目XC(かつての愛車)に使っていた初期型のダッシュボード&ステアリングホイール&センターコンソールを復帰させ、XC-Jの時と同じ手法でメーターパネルを自作した後期型(角目用)一式とトレードする。 ※ワイパーはグレードアップパーツに残っていたエッチングパーツを使う。 カタログの説明には、「天井まで黒で統一したインテリア…」とある。まじか! エッチングパーツの台紙を天井に貼り付ける。 ハンドメイド車は模型でも繊細さが感じられ、かつ1800は黒で引き締められた印象もある。 117クーペは見た目の美しさだけではない。CG誌のインプレッション(XC-J)では、国産車に類のない建て付けの良さを賞賛していた。確かにドアの厚みや密閉度といい走りの剛性感といい、ヤワな感じが一切なかった。 発売後10年間に1台の廃車も出なかったという記録は、さもありなん。 117クーペは奥が深い…。 #いすゞ #117クーペ #ハンドメイド #ジウジアーロ #カーグラフィック #フジミ
プラモデル いすゞ 117クーペ '68(ハンドメイド最初期型) フジミk.karita500
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② いすゞ 117クーペ XC
カリーナGTをクラッシュで失って、「車が要るだろう」とバイト先の中古車販売会社に勧められたのが白の117クーペ(量産型・丸目)だった。1800SOHCエンジンにSUツインキャブの有鉛ガソリン仕様で、オートマチック車だった。当時はまだ、30万円で購入できた。言うまでもなくジウジアーロ・デザインのボディ・ラインが美しく、特に斜め後ろから眺めるお尻(トランク部分)がたまらなかった。茶色のビニールレザー・シートも好きだった。前がダブルウイッシュボーンなのに、後が板バネというサスペンションの形式は気に入らないが、緩やかなコーナーでもアクセルを踏むと自慢のお尻を振るのが面白くて、雪の峠道でスリルを楽しんだりもした。登り坂でオーバーヒートしてボンネットから白煙を上げたことはあったけど、よく走ってくれた。ホイールのPCDが同じだったので、カリーナから“カンパ”を受け継ぐこともできた。据えきりハンドルが異常に重かった感覚は、今でも覚えている。 数年前、いすゞ車を専門に扱う有名店へ詣でた際、白の117クーペがあり、懐かしさのあまり近寄って見ていると、店の人が現れた。昔、乗っていたことを告げたら、その展示車は先のTV番組で女優さんが運転した車そのものであると教えてくれ、「これはご縁なので、また乗りませんか?」と露骨に推された。縁だと言われると弱いので一瞬、血迷いかけたが、我に帰ってその場をかわし、プラモ製作で自分を慰めようと帰路に着いた。 ・フジミ(1/24)の前期型は量産型(丸目)に相当するが、内装が後期型(量産型・角目)と共用になっている。正しくは、量産型・丸目の内装は初期型と基本的に同じなので、ハンドメイド最初期型のものを使う。デカールにXCのエンブレムもあるのは有難い。後に発売されたハセガワ製からATのシフトレバーと2ペダルのパーツをもってきて、取り付けた。 ・SOHCエンジンを再現しようと、ボンネットを切り取り、眠っていた日東のフェアレディ(SR311)からエンジン回りを移植した(ソレックス・キャブなので、ユニオン製510ブルーバードの方が1800・SUツインで正解か)。 ・フジミ製117クーペ。上:ハンドメイド最初期型、中:前期型(量産型・丸目)、下:後期型(量産型・角目)。 ・117クーペはハンドメイドと呼ばれる初期型こそが本物だという信仰?すらあるが、やはりミニカー収集では自分が乗っていた量産型・丸目にこだわりたい。ただし、量産型の製品は限られている。大:真鍮製の置物(1/20)を塗装して、メッキ部分を磨き出した。中:Diapet(1/40)を塗り替えた。小:トミカ・リミテッド(1/62)。いずれもプロトタイプは1800XE(DOHC)。
プラモデル フジミ ヤフオクk.karita500