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「ヨーロッパいちばんのセダンです。」…フィアット・レガータ
フィアット・レガータは131ミラフィオリの後継車で、当時の広告によると、1984年度にまた発売以来3年間ヨーロッパで1番売れた3ボックスセダンだったとのこと。アルファロメオ・ジュリエッタに魅せられてからというもの“羊の皮を被った狼”と称される、端正なデザインで大きくはないスポーティ・セダンがずっと好きだった。最初の愛車としてカリーナの4ドアGTを狙っていたのもそのためだ。 レガータの横に立つ美女は、ハセガワのランボルギーニ・ミウラに付属するイタリアン・ガール。 ポリスティルの1/25レガータは基本的によくできており、タイヤがゴムなのもよい。古い製品の常で、ウインドウのモールなどが塗装されておらず、そこにマスキングテープをカットして貼り付けている。わずかに厚みが出て、ラインが真っ直ぐになるし、やり直しもできるので、内装にも多用している。 再現されているエンジンはSOHCであることから、1.6リッターDOHCの100Sではなく、1.5リッターの85Sがモデルと思われる。ということは、このエンジンをボアダウンし1.3リッターとしたのがウーノ・ターボ専用エンジンだったので、そのベース・ユニットではないか!これをターボ化してウーノに積みてぇ~!! #フィアット #ヨーロッパ #3ボックスセダン #羊の皮を被った狼 #ポリスティル #ディテールアップ #イタリアン・ガール
ミニカー FIAT Regata ポリスティルk.karita500
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本当はアルファ145よりも146が欲しかったけど…。
アルファ146は後ろからギュッと押さえたような5ドア・ハッチバックのデザインが145よりも好きだったが、日本には正規輸入されなかったため、145を購入した。今でも中古車情報を見ると気持ちが揺らぐので、ミニカーを観賞して慰めている。 しかも、146はペゴしか製品が見当たらず、リアには1.7 16Vのデカールが貼られている。これは、先代にあたる33から受け継いだ水平対向4気筒DOHCエンジンを表しており、145クアドリフォリオと同じ直列4気筒2リッターDOHC16バルブのツインスパーク・エンジン搭載車はtiと呼ばれる。ペゴ製品は145も1.7 16Vだ。 この1.7 16Vエンジンは、一体成型の簡素な表現ながらARS-modelのALFA ROMEO 33 BOXER 16Vで再現されている。 ちなみにARSの155は製品ラベルがTS 2.0になっているが、実際はツインスパークではなくV6エンジンであり、こちらは補記類を別パーツとした立体的な成型で1/43としては緻密に再現されている。製品によって気合いの入れ方が違うのは、いかにもイタリアっぽくて面白い。 #アルファロメオ #PEGO #並行輸入 #ツインスパーク #クアドリフォリオ #ボクサーエンジン
ミニカー ALFA ROMEO 146 イタリアk.karita500
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実車も模型も希少!…いすゞ ベレット1600GTファーストバック
日本で最初に'GT'を名乗った'ベレG'の中にあって1600GTファーストバックは、トランクルームと直結する可倒式リアシートを備えた独自のデザインと生産台数わずか349台の知る人ぞ知る存在がそそられる。 模型もほとんど見掛けることがなく、モデルプランニングのヒストリーズ・コレクションはHOの表記がある通り、元は鉄道模型のストラクチャーから派生した製品で、1600GT・GTRもラインナップされている。メタル製のボディでシルエットが克明に再現され、内装も手が込んでいて楽しい😃🎵 ハンドメイドゆえ丸型3連テールライトの色差し位置がずれているものもあるが、所有する個体はズレなく塗装されていて、嬉しい😃✨ #いすゞ #ベレG #ファーストバック #モデルプランニング #ヒストリーズコレクション #HO #ストラクチャー #ハンドメイド
ミニカー '67 ベレットGT ファーストバック モデルプランニングk.karita500
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同じフィアットなのに“何がターボだ”って…リトモ・アバルト
カロッツェリア(デザイン工房)・ベルトーネ作のリトモ・アバルトは、丸型4灯(マイナーチェンジ版)でツインキャブ仕様の130TCよりもグリルとバンパーが一体になっている丸目2灯で愛嬌のある125TCが好きだったなぁ…。丸目2灯なら1.6リッターのツインカム・リトモ105TCでもよいと思う。今さらだけど…。 125TCはノレブやイクソ製もあるが、ゲットできたプロゲットーKはフロント・スポイラーのえぐれが強すぎて今一つな印象。 マジョレットのヘッドライトから下がボテッとした感じはよい!これはサイドにABARTH 2000のロゴを入れた5ドア65CLで、なんちゃってアバルトだが、プロポーションとしては3ドア以上にバランスが取れている気もする。 '85当時の雑誌広告で、リトモ・アバルト130TCの輸入発売元は、「“何がターボだ。” アバルトが嘲笑う。」という強気なキャッチコピーを掲げていた。'80年代のターボ・ブーム全体に対して抗う意味だったかも知れないが、同じフィアットにウーノ・ターボがあるというのに平気なのか。一方、同じ時期に別の発売元がウーノ・ターボの広告で謳ったキャッチコピーは、「半端じゃねえぜ!」。アバルトが開発段階からプロジェクトの中心的な役割を担ったとされるウーノ・ターボの方がむしろアバルト・チューンの血は濃いと言えるのだが…。 #フィアット #カロッツェリア #ベルトーネ #ツインキャブ #ツインカム #ターボ #アバルト #ノレブ #イクソ
ミニカー FIAT RITMO ABARTH 125 TC STRADARE プロゲットKk.karita500
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ホンダ T360
記念すべきホンダ初の四輪車にして国産車で初めてDOHCエンジンを搭載した量産車でもあるT360は、“スポーツ・トラック”と呼ばれた。ここから本格オープン・スポーツの'S'シリーズに発展したことは言うまでもない。 旧LSのキットを引き継いだアリイの1/32オーナーズクラブは、1/24のモーターライズよりよほどディテールフルで、製品ごとにちょっとした遊び心があり、作っても眺めても楽しい。 例えばホンダT360の場合、説明書にはボンネットをボディに接着するよう指示されているが、はめるだけでも固定できる。 それをいいことに取り外し式にし、スペアタイヤを収納(1/43メリキットのウーノ・ターボ・ラリー仕様から残パーツを流用)した。 さらにシート下(これも取り外し可)には、DOHC4キャブ・エンジン(1/24フジミ製S500/600/800Mのメタルパーツ)を押し込んだ。 後輪がキャタピラになる雪上走行用の'クローラー'(オプション、前輪に付ける'そり'まである!)に改造することも考えたものの、ハードルが高くコスパも悪いと思い、断念している。 #ホンダ #T360 #スポーツトラック #クローラー #エルエス #アリイ
プラモデル '63 HONDA T360 アリイk.karita500
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ホンダ S500
日本を代表するライトウェイト・スポーツとして、ホンダの'S'シリーズは外せないだろう。 昔、日東のスケルトン・ボディでS800Mを作った記憶はあるが、とうに失っていたので、フジミお得意の1/24選択式キットを使い、トラディショナルなS500を作った。この製品には、3つの売りがある。 1.S500/S600/S800のいずれかを作れる…S500の場合は若干の加工が必要。 2.オープン/ソフトトップ/ハードップの着せ替えができる…ハードトップがお気に入り! 3.エンジン・パーツとホイールはメタル製が付属する(プラパーツも有)…ホイールに至ってはメタル/メッキ/ボディ成型色と3セットも入っている→そんなにあってもと思うが、メタルを使ってメッキのキャップを付けたらイイ感じになった。 S500が発売されてわずか5カ月後にはS600に移行し、S500のオーナーは無償でS600のエンジンに換装できたというから、その体でいこう! #ホンダ #ライトウェイトスポーツ #ニットー #フジミ
プラモデル HONDA S800M S500・S600・S800 フジミk.karita500
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フィアット・パンダでアズーリのW杯制覇に熱狂し…‼️
2006年のワールドカップでイタリア代表チームが優勝し、歓喜に湧くサポーターの様子を再現したブルムの製品。背景の写真と相まって、パンダ45のダブル・サンルーフから掲げられたイタリア国旗、同じくトレコロールのボンネット、ガッツポーズする兄さんの臨場感が楽しい!って、姉さん何してんの?!テンションMAXで大サービスかっ!実際にこんなシーンがあったかどうかは?でも、あっても不思議じゃないかも…。 初代パンダはシンプルを極めたイタルデザイン(ジウジアーロ)の傑作で、イタリアの村を紹介する番組を見ていると今でも必ずと言ってよいほど画面に映り込む。それほど愛されているわけで、なんと我が街でも1台が生息しており、たまに見掛ける。がんばれ、パンダ! #フィアット #パンダ #ブルム #トリコロール #イタリア #イタルデザイン #ジウジアーロ #ワールドカップ
ミニカー Fiat Panda 45 Tetto apribile 1981 Campioni del Mondo 2006 ブルムk.karita500
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フィアット 500e
従来のチンクは笑った顔だったのに、新型の500eは眠そうな表情になった? 従来型よりサイズが少し大きくなっている。※5枚目の写真参照 #フィアット #チンクェチェント #トミカ
ミニカー フィアット 500e (初回特別仕様) トミカk.karita500
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トヨタ スターレット 1300S
KP61スターレット3ドアSは、72psのエンジンに対して車重が710kgに過ぎず、最近はあまり使われなくなった指標だが、パワーウェイトレシオは10kg/psを下回る。これをライトウェイト・スポーツと言わずして何と言おうか! 大学生の頃は帰省すると、地元の運送会社で荷物を仕分けするバイトに勤しみ、カリーナGTで通勤していたこともあって、会社の軽トラを運転して宅配に行かされたりした。お歳暮をお金持ちの家に届ける時は、課長が「ワシの車に乗って行け」と、赤のスターレット3ドアSを貸してくれた。OHVながら軽く回るエンジンと素直なハンドリングで、実に小気味よかった。FRなのに、スパイクタイヤを履いて30cmの積雪をかき分け高台の家まで配達したことを冬になるとよく思い出す。 ちなみに現在の愛車FIAT 500 1.2Popの車重は990kgで、かろうじて1tを切っており(ツインエア、ガラスルーフ車は1tを超える)、パワーはなくても、その気になればFun to driveができる。 ライトウェイト・スポーツにとって車重が1t未満であることは一つの条件と思われ、安全装備などを満載するため車重が増えがちな今となっては、ライトウェイト・スポーツという言葉さえ聞かれなくなって久しい。 #トヨタ #スターレット #KP61 #カリーナ #フィアット #ライトウェイトスポーツ #コナミ
ミニカー TOYOTA STARLET 1300S (KP61) コナミk.karita500
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スズキ フロンテ・クーペ
フロンテ・クーペは動力性能もさることながら、ジウジアーロが提案したトール・デザインを車高の低いクーペに描き直したと言われるスタイリングが何とも言えず、かっこカワイイ! 後継車のセルボも好きだった。 ダイヤペット100シリーズのフロンテ・クーペは100mmに作られており、実車の全長が2995mmだから、およそ1/30に相当する。 スポーティな6連メーターも再現されていて、GXのバッジが付くが、リアシートも表現されているので、2+2のGXFということになる。 入手した時はゴールドのような色で、かなり塗装が剥げていたためマルーンに塗り替えて、各部に色差しした。やはり、フロンテ・クーペといえば、このボディカラーだろう。 “サブロク・スポーツ”のスピリッツは、550ccになっても受け継がれたと言ってよい。 後輩が買ったアルト・ワークスを運転すると楽しくて、昼休みに何度も借りて乗り回したっけ…。 #スズキ #フロンテクーペ #ジウジアーロ #セルボ #アルトワークス #ダイヤペット #ヨネザワ
ミニカー SUZUKI FRONTE ヨネザワk.karita500
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アルファ ロメオ・ジュリエッタ
ブラーゴの1/43ジュリエッタ・カラビニエリ(憲兵隊車輌)から青色灯とステッカーを取り除いて、一般車とした。 元々ステアリングホイールやフロントシートのヘッドレストがなく寂しいので、ブラーゴのフィアット・チンクェチェントからステアリングホイールとフロントシートを流用している。 かつての愛車と同じ紺色だから1.6でもよかったが、アルミホイールを貼り付けたこともあり、2.0にしようとバンパーのクロームやウェッジシェイプ&ダックテールに沿うサイドのラインを表現した。 贔屓目でパワーとフットワークのバランスがよいのは1.6だと思うものの、よりパワーのある2.0が羨ましかったりもする。 #アルファロメオ #ジュリエッタ #カラビニエリ #フィアット #チンクェチェント #ブラーゴ
ミニカー GIULIETTA CARABINIERI ブラーゴk.karita500
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いすゞ117クーペ・ジウジアーロ
いすゞ117クーペ・ジウジアーロは、2リッターSOHCエンジンを搭載したXCがベースで、特別仕様車としてジウジアーロのオリジナル・デザインによる内外装に仕立てられ、マニアの間でも憧れの的になっている。 シートやドアトリムはファブリックとなめし革をバイアスに配し、ステアリングホイール、シフトノブ、アームレストなどは本革仕様で、グローブボックス・リッドにはオーナーの名前とジウジアーロのサイン入りオーナメントが付いた。 アルミホイールに185/70HR-13ピレリCN36を履く。 トミカのなんちゃってジウジアーロ(TDP)はともかく、こればかりはサイドとリアのロゴ・デカールがないと模型は作れない。ようやくフジミのキットを真っ当な価格で入手できた。 製品名がジウジアーロとはどこにも書かれておらず、実車の解説もなく「スペシャル・デカール」となっている。大人の事情があるのだろう。 クリアパーツとメッキパーツ以外は、全て成型色が黒なのは大いに助かる。 ただ、シート柄のデカールはドアトリム用がなく、塗り分けとマスキングテープの併用でドアトリムを表現した。 センターアームレストが付いていないから、自作する。発泡スチロール片をマスキングテープでくるみ、弾力があってイイ感じにできたと思う。 次は、いよいよハセガワか? #いすゞ #117クーペ #ジウジアーロ #ピレリ #トミカTDP #フジミ #ハセガワ
プラモデル いすゞ117クーペ スペシャルデカール フジミk.karita500
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いすゞ ベレット 1600GT/1800GT
フジミの1/24キットで、グリーンの前期型ベレット1600GTとホワイトの後期型1800GTを作り分けている。 1600GTに1800GT後期型のグリーン・ボディを使って、前期型のフロントグリルとテールライトを組み合わせた。 1800GTは、1600GTR/1800GTの選択式キットで作っている。 こうした作り分けをするのは楽しく、そんな時にフジミの選択式キットが役に立つ。 1600GTと1800GTの違いはボンネット上のエアスクープ無/有で、リアフェンダーのエアアウトレットが途中から1600GTにも付けられている。 内装では、インストゥルメントパネルが1600GTは木目で1800GTは黒、ステアリングホイールも1600GTがウッドなのに対し、1800GTは革巻き(後に1600GTも革巻きになる)という違いがある。 また、フロントシートが1600GTはローバックから後にヘッドレスト付きとなり、1800GTは1600GTRと同じハイバック・シートが使われている。 1800GT用ボディのボンネット・エアスクープを切除し、日東のダットサン・フェアレディからヘッドレスト付きシートを転用して、1600GTにした。 後期型にマイナーチェンジされた時点で1600GTは消滅しているので、このタイプが1600GTとして最終型ということになる。 #いすゞ #ベレット #フジミ
プラモデル いすゞ ベレット 1600GTR 前期/後期 1800GT 前期/後期 選択式 フジミk.karita500
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いすゞ ベレット 1600GT type-R
ベレット1600GTRは、後期型になると「GTタイプR」と呼ばれるようになる。 一般的に後期型フロントグリルのプラスチックカバーは不評で、確かにシンプルな前期型のマスクが好ましいとは思う。ただ、個人的には後期型もそんなに嫌いではない。テールライトが初期型に回帰したかのような形は、むしろ前期型よりも好きかもしれない。 GTRに外見上のインパクトを与えている黒塗りのボンネットとサイドのストライプは、ないものも選べたとのことなので、敢えてさりげない姿を再現することにした。 何と言ってもGTR最大の魅力はDOHCエンジンに尽きると思い、ボンネットを切り取ってでもエンジンをぜひ載せたい。 そこで、グンゼのB.R.M.エランからエンジンを移植(本体は売却)した。配管の取り回しが似ていて、エアクリーナーの形状も近いから選んだが、ひょっとして、いすゞも参考にしたのか? メタルパーツなので、重量感のある仕上がりになった。 #いすゞ #ベレット #フジミ #グンゼ #エラン
プラモデル いすゞ ベレット1600GTR 後期型 フジミk.karita500
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いすゞ ピアッツァ XE
かつての愛車117クーペの後継としてピアッツァが発表された当時を思い起こすと、あまりの変化に違和感しかなかった気がする。それは、同じジウジアーロの手になるとはいえ、国産車らしからぬ近未来的なデザインに対して、こちらの見る目が追いつかなかったからだろうか。 少し前、近所にあった書店の駐車場で地元ナンバーの黒いピアッツァを見かけた時は、普通にカッケー!と思ったから、時代を超越するスタイリングだったのかもしれない。 バンダイの1/20スケール・カーコレクションは、名車のエンジンルームが精密に再現されるなど、魅力にあふれていた。ピアッツァには、赤のボディにブルーの内装と白のボディにベージュの内装、という2パターンがあった。また、ホイールは純正アルミかジウジアーロ・タイプを選択でき、タイヤはピレリP7が付いていた。ただ、古いキットだけに、かなり手強いが、…。 箱書きの文章がグッとくる。 「名車と呼ばれる車たちにはスタイルやメカニズムに自己主張があり、(中略)模型を作る事によって実車のメカニズムを理解する事ができまたコレクションする事によってカースタイリングの流れを理解する事ができます。あなたの“1/20・自動車博物館”に、日本の名車・いすゞピアッツァを加えてみませんか。」 このメッセージに素直に従った訳だ。 #いすゞ #ピアッツァ #117クーペ #ジウジアーロ #ピレリ #バンダイ
プラモデル いすゞピアッツァXE バンダイk.karita500