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Billy Joel / Streetlife Serenade
(1974) ビリー・ジョエルの3rdアルバム。マイケル・スチュワートのプロデュース。 ジョエルは故郷のニューヨークを離れて西海岸で活動していたが、このアルバムが西海岸での最後の録音となった。 前作が話題を呼んだことにより、冒険的な内容のアルバムをリリースするかと思いきや、前作をより追求する感じの地に足が着いたような内容となっている。 ジョエルのピアノを堪能出来るインストルメンタルの“Root Beer Rag”と“The Mexican Connection”が収録されている。 “The Entertainer”は好きな曲のひとつで、弾けた感じのジョエルが魅力的な気がする。 チャート的には32位と前作を下回り、ジョエルのアルバムの中では地味な感じとなっているが、着実に階段を上っているような充実した内容のアルバムだと思える。 聴いておきたいアルバムのひとつ。 《songlist》 01. Streetlife Serenader 02. Los Angelenos 03. The Great Suburban Showdown 04. Root Beer Rag 05. Roberta 06. The Entertainer 07. Last of the Big Time Spenders 08. Weekend Song 09. Souvenir 10. The Mexican Connection
Piano Man Turnstiles Columbia Recordsk-69
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Billy Joel / Cold Spring Harbor
(1971) ファミリー・プロダクションからリリースされたビリー・ジョエルのデビュー・アルバム。アーティ・リップのプロデュース。 最初の発売時ではピッチが速く、1983年にコロムビア・レコードからの再発時にピッチは戻され、オーヴァー・ダビングを行ない、曲毎の収録時間も変更されたリミックスが行なわれている。 デビュー・アルバムとは思えない、見事なソングライティングが光る内容となっている。 “She's Got a Way”は10年後にリリースされたライヴ・アルバム“Songs in the Attic”からシングル・カットされ、全米チャートで32位を記録し、このアルバムが再評価されるきっかけとなった曲。 聴いておきたいデビュー・アルバムのひとつ。 《songlist》 01. She's Got a Way 02. You Can Make Me Free 03. Everybody Loves You Now 04. Why Judy Why 05. Falling of the Rain 06. Turn Around 07. You Look So Good to Me 08. Tomorrow Is Today 09. Nocturne 10. Got to Begin Again
Piano Man Family Productionsk-69