Muddy Waters / Fathers and Sons

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(1969)
マディ・ウォーターズの7枚目の2枚組アルバムで、1枚目がスタジオ録音、2枚目が1969年4月24日にシカゴで行われたライヴ録音となっている。プロデューサーはノーマン・デイロンが行った。
スタジオ録音は4月21〜23日の3日間で行われ、マイク・ブルームフィールド、ポール・バタフィールド、オーティス・スパン、ドナルド・ダック・ダン、サム・レイのバンドで行われた。
当時、白人でブルースを見事に演奏していたザ・ポール・バタフィールド・ブルース・バンドからポールとマイクとサムを起用し、白人の購買層を取り込みたいというマディの考えは見事に当たり、全米チャートで70位となった。もちろん企画の良さもあるが、演奏の質の高さがなかったら評価はされないだろう。白熱したスタジオの録音とライヴでの演奏が、4日間で行われたことが良かったのかもしれない。

《songlist》
disc: 1
01. All Aboard
02. Mean Disposition
03. Blow Wind Blow
04. Can't Lose What You Never Had
05. Walkin' Thru the Park
06. Forty Days and Forty Nights
07. Standing Around Crying
08. I'm Ready
09. Twenty-Four Hours
10. Sugar Sweet
disc: 2
11. Long Distance Call
12. Baby, Please Don't Go
13. Honey Bee
14. The Same Thing
15. Got My Mojo Working, Pt. 1
16. Got My Mojo Working, Pt. 2

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