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- joyheart_1961 Museum
- 49F 茨城県央海岸Bの石達351～400
- 礫岩付き黒瑪瑙No369
礫岩付き黒瑪瑙No369
石の種類 礫岩付き黒瑪瑙
真っ黒の部分は黒瑪瑙ですが、それ以外の部分は礫岩です。
この個体はブラックライトを当てると蛍光反応するので、反応していない部分は瑪瑙の成分ではありません。
この礫は比較的角張った礫で構成されており、角礫岩の部類に入ると思われます。
薄い水色っぽく見えている礫と礫の隙間(マトリックス)は、玉髄質石英のような石質で構成されています。
この礫岩は基質内に浮遊するような多量のマトリックスによって互いに分離されているので、パラ礫岩(パラコングロメレート)となります。
パラ礫岩は、土石流堆積物や氷河によって形成された堆積物に見られるようです。
この個体はほとんど単一種の岩石のレキからなる礫岩なので、礫の種類で分類すると「モノミクト礫岩」になると思います。
ブラックライトに反応しているのは冴えたブルーの部分で、薄紫色っぽい所は無反応エリアです。
礫の隙間にも黒瑪瑙が入り込んでいて、その部分は蛍光反応しています。
礫岩付きの瑪瑙は個性的で大好きです。
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