流れ者(Le Voyou)

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劇場公開日: 1971年3月12日

クロード・ルルーシュ監督、フランシス・レイの名コンビで制作。
キングレコード洋楽部担当が「来日したフランシス・レイ」と題する解説で、インタビューしている。

ルルーシュとのコンビでヒットが多い理由
「普通は出来上がった映画を見て、音楽を作るのだが、ルルーシュの場合は、シナリオを持ってきて内容を説明しただけで、自由に書いてくれと、時間の制限も加えない。つまり、誰にも影響されないで、心に感じたまま書いた私の曲が先行し、その曲のイメージで、彼が映画を作るのだ。」
実に興味深い内容だ。
「男と女」「白い恋人たち」も、その様に制作されたのだろう。

ルルーシュと知り合うきっかけは、ピエール・バルー。ルルーシュ宅に行こうとするバルーに出会い、強引に連れて行かれ、紹介された。そこでバルーの持っていた詩に曲をつけたところ、ルルーシュが気に入って"この次作る映画のために是非キープしておいてほしい"と言われた。それが「男と女」。

名アレンジャークリスチャン・ゴベールの編曲の貢献も大きい。

この映画にはルルーシュ監督の妻クリスチーヌ・ルルーシュが出演している。
元モデルだけあって美しい。

https://eiga.com/amp/movie/65207/

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