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『怪奇映画の手帖 / 菊池秀行』《幻想文学出版局》
『怪奇映画の手帖 ホラー・シネマ・パラダイス』菊池秀行/著、幻想文学出版局刊、1993年初版。B5版モノクロ233頁、ISBNなし。定価2200円。 怪奇映画、ホラー映画ファンとして知られる、SF作家、伝奇作家の菊池秀行先生が、季刊誌『幻想文学』で1983年4月から1990年9月の7年間連載したコラム「シネマ幻想館」をまとめたものに、「怪奇映画ベスト100」(吸血鬼、フランケンシュタイン、人狼、心霊・幽霊、ゾンビ、巨大モンスター、サイコ、SFホラー、古典ホラー、モダンホラー、スプラッター、AIPワールド、ジャンク&ジャンク、ノンセクションに分類)を書下ろしで付けてあります。 菊池先生は、『吸血鬼ハンターD』『妖獣都市』『魔界都市』シリーズの著者でありながら、雑誌『宇宙船』の初期の超現実映画画像や映画評論を担当し、“スプラッター映画”の概念を最初に日本に紹介した方でもあります。 米ユニバーサル映画の古典的怪奇映画のスターや出演者たちが、どんな人生をたどったか、テレンス・フィッシャー、H・G・ルイス、ジョージ・A・ロメロ、クローネンバーグ等ホラー映画制作監督たちの評伝、ラブクラフト作品はどう映像化されたかを語る「ラブクラフト・オン・スクリーン」、「地球最後の男」と「生ける死者の夜」の関連性等々、マニア性も資料性も高い話が、読ませる一冊でした。 #菊池秀行 #怪奇映画 #ホラー映画 #SF映画
書籍 幻想文学出版局 500円Jason1208
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悪魔オカルト大全科《秋田書店》
秋田書店より1993年に発行された『特撮SFX大全科』(初版1983年)です。竹内義和/編、文庫(B6)版カラー/モノクロ304頁、定価650円(当時)。ISBN978-4-253-00813-6。 ケイブンシャの大百科シリーズから影響を受けていると思われる、主に子供向けの文庫版大全科シリーズの一冊ですが、モノによっては珍しい写真が載っていたり非常にマニアックな内容だったりします。 「世界のモンスターパレード」とあるように、怪奇ホラー映画、モンスター映画の本ですが、“悪魔オカルト”と言うだけあって、子供向けの悪魔学や大悪魔の名士録や召喚方法など、「新耳袋」シリーズの著者と思しき、木原浩和氏による実話怪談「木原博士の怪奇コーナー」なるコラムもありました。 怪奇映画BEST7としてストーリー紹介されているのは、『フランケンシュタイン』1931米、『吸血鬼ドラキュラ』1958英、『エクソシスト』1974米、『吸血鬼ゴケミドロ』1968松竹、『ミイラの幽霊』1959英、『吸血鬼』1967米、『異人幽霊』1963大蔵映画と個性的です。 映画モンスターは、米ユニバーサル映画からハマーフィルム、『エイリアン』『遊星からの物体X』など最近のモンスターまで、映画から離れて、七大悪魔や世界の妖怪・日本の幽霊などの紹介とホラーをかなり広い範囲で扱っています。 欠点は、膨大な情報量と頁数ながら、綴じ方が接着剤と貧弱なもので、あまり大きく開いたら落丁起こしかねないところです。 古書でも高価でしたが、こういうイメージを膨らませる子供向けの本は最近少ないんでしょうか。 #怪奇映画 #ホラー映画 #怪物映画 #竹内義和 #秋田書店
書籍 秋田書店 3300円Jason1208
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宇宙からの来訪者《雑誌記事》
宇宙からの来訪者、大伴昌司氏の手による「少年マガジン」《大図解》記事のひとつ。 1970年12月6日第50号掲載。 SFアートコレクターの野田昌宏コレクション(1933-2008、野田宏一郎は本名)より、大伴昌司氏がストーリーを企画構成脚色して贈るSFアート特集。 #野田昌宏SFアートコレクション #少年マガジン #SF #怪奇 #ホラー #大伴昌司 https://muuseo.com/jason1208/items/735 https://muuseo.com/jason1208/items/748
雑誌記事 講談社 2020年Jason1208
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マッド・サイエンティスト《雑誌記事》
マッド・サイエンティスト、大伴昌司氏の手による「少年マガジン」《大図解》記事のひとつ。 1970年7月19日第30号掲載。 SFアートコレクターの野田昌宏コレクション(1933-2008、野田宏一郎は本名)より、大伴昌司氏がストーリーを企画構成脚色して贈るSFアート特集。 扉絵では「気ちがい科学者」となっておりますが、響きが気に入らないのでソフトにしております。 #野田昌宏SFアートコレクション #少年マガジン #SF #怪奇 #ホラー #大伴昌司 https://muuseo.com/jason1208/items/735 https://muuseo.com/jason1208/items/748
雑誌記事 講談社 2020年Jason1208
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『インナースペース』《映画チラシ》
映画『インナースペース』(1988年公開)の映画チラシです。 製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ、監督:ジョー・ダンテ、デニス・クェイド主演のSF映画ですが、未見の映画です。一言でいえば、現代版の「ミクロの決死圏」ですね。 デニス・クェイドのパイロット役というのは、映画『ライトスタッフ』(1982)を連想します。 #Innerspace #インナースペース #デニス・クェイド #SF映画 https://youtu.be/7kQDIosuZuo
映画チラシ 2020年Jason1208
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アメリカコミックスの英雄たち《雑誌記事》
アメリカコミックスの英雄たち、大伴昌司氏の手による「少年マガジン」《大図解》記事のひとつ。 1970年11月15日号第47号掲載。 アメコミ・ヒーローたちを紹介する記事です。このうち「ドクター・ソーラー」を除いては、現在までにVFX映画化されたりしていますが、現在とは解釈やタイトルが変わっていたりする部分もあるみたいです。 (ちなみにこの記事の頃には、月刊少年マガジンで池上遼一氏による日本版「スパイダーマン」が既に描かれたりしています) #アメコミ・ヒーロー #少年マガジン #小野耕世 #大伴昌司
雑誌記事 講談社 2020年Jason1208
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『風の惑星/スリップストリーム』《映画チラシ》
映画『風の惑星/スリップストリーム』(1989年公開)の映画チラシです。 製作:ゲイリー・カーツ、監督:スティーブン・リズバーガー、マーク・ハミル主演のSF映画ですが、未見の映画です。 ヒットメーカーだったゲイリー・カーツは、この映画の不入りで不遇の時代を迎えます。 #Slipstream #風の惑星 #マーク・ハミル #SF映画 https://youtu.be/GX6r9zXVOk8
映画チラシ 2020年Jason1208
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怪物マンション《雑誌記事》
怪物マンション、大伴昌司氏の手による「少年マガジン」《大図解》記事のひとつ。 1970年8月16日第34号掲載。 当時でも世界一のSFコレクターの故フォレスト・J・アッカーマンの事務所を紹介する記事です。 画像が少ないように思われますが、これだけでも相当な情報量があると思います。 #アッカーマンコレクション #少年マガジン #特撮 #怪奇 #ホラー #SF映画 #大伴昌司 https://muuseo.com/jason1208/items/80 https://youtu.be/5WFRsm0-PTc
雑誌記事 講談社 2020年Jason1208
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太陽の塔Walker《角川書店》
角川書店より2014年10月に発行された『太陽の塔Walker』です。A4版カラー82頁、定価1500円(税別)。ISBN978-4-04-731494-8。 「TokyoWalker」編集部による特別編集の“太陽の塔”オンリー本、超合金「太陽の塔」ロボなどの発売を記念して、「太陽の塔」ブームのあらゆる事象を取り上げ、特集しています。 画像2枚目は、開田裕治氏による綴込ポスターです。 #太陽の塔 #日本万国博覧会 #昭和レトロ #岡本太郎 #角川書店 https://muuseo.com/jason1208/items/15 https://muuseo.com/jason1208/items/417 https://muuseo.com/jason1208/items/617
書籍 角川書店 1000円程Jason1208
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ゴジラ《復刻マルサンソフビ》
懐かしのマルサン版ゴジラ・ソフビ人形の復刻版です。高さ15cm程。 「電撃」マガジンで1998年頃に復刻されたモノです。特長を良く捉えていて、見て飽きないフォルムです。 #ゴジラ #東宝 #怪獣ソフビ #マルサン商会
怪獣ソフビ 5500円くらい ヤフオクJason1208
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JRコンテナ型缶ケース《セリア》
100円ショップ・セリアで売ってる雑貨、JRコンテナ型缶ケースです。 サイズは、横11.5×幅5×高5.5cm。見て感動のあまり買ってしまいました。 もっと他のデザインもありました。利用法は様々、塗り替えても良し、そのままフィギュアの背景にしても良し。(画像1、4)縮尺的には、HOゲージの一回り大きいくらいでしょうか。 #雑貨 #缶ケース #セリア
雑貨 Seria 220円Jason1208
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ロボット・フライデー《増田屋》
子供向け玩具の老舗・増田屋コーポレーションより1986年頃発売された“ロボット・フライデー”。米TVドラマ『宇宙家族ロビンソン』(1965-68)の名サブキャラクターのフィギュアです。高さ15cmほど、非常に細部がよく出来ています。箱も趣のあるものです。 ゼンマイ仕掛けで歩くギミックがついてます。 #ロボット・フライデー #宇宙家族ロビンソン #SFドラマ #ゼンマイ玩具 https://youtu.be/fJrw6imp7f8
フィギュア 増田屋 2000円程Jason1208
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『スペース・サタン』《映画チラシ》
英映画『スペース・サタン』原題“Saturn 3”(1980年公開)、ジョン・バリー原案、スタンリー・ドーネン監督、カラー89分の映画チラシです。 “土星の衛星上に建設された、月ほどの大きさを持つ巨大な宇宙基地サターン3。基地にはアダム少佐(カーク・ダグラス)と、その相棒であり恋人でもあるアレックス(ファラ・フォーセット)が、地球での人口爆発に伴う食糧不足を解決するため、月における水耕栽培を研究する任務に就いており、さらに3機のロボットが補助のために配備されていた。 サターン3で暮らすアダムとアレックス、そしてペットの犬サリーは孤立しながらも生活を楽しみ、基地に来てからすでに3年が経とうとしていた。そこにやってきたベンソンの作ったロボット「ヘクター」が彼らの生活を破壊してしまう。” テレビ放送で見ました。原題の“Saturn 3”には土星の意味しかないですが、誤解した日本の映画関係者のつけた邦題『スペース・サタン』がやや意味不明です。 #スペース・サタン #Saturn3 #スタンリー・ドーネン #SF映画 https://youtu.be/_O-F2fvHFW4
映画チラシ 2020年Jason1208
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『スペースバンパイア』《映画チラシ》
映画『スペースバンパイア』原題“LIFEFORCE”米英合作(1985年公開)、トビー・フーパー監督、カラー116分の映画チラシです。(珍しくA4版です) “76年周期で地球に最接近するハレー彗星探査の任務を帯びた英国のスペースシャトル「チャーチル号」は、彗星の近くで謎の宇宙船を発見し、その船内から、いずれも全裸のまま眠り続けるヒトに酷似した男形2体と女形1体が入った各カプセル3基を回収した。1か月後、チャーチル号と地球との連絡が途絶える。救援に向かった米国のスペースシャトル「コロンビア号」は、火災を起こし焼け爛れた船内と、宇宙船から回収された全く無傷の3つのカプセルとそこに眠る3体を確認する。 解剖のため英国ロンドンの宇宙センターに運ばれたカプセルの3体。そのうちの女形が突如起き上がり、警備員の精気を吸収、センターを脱走してロンドンの街へとまぎれる。彼らは生命エネルギーを吸収して生きるバンパイアであった。2時間後、犠牲となり死んだと思われていた警備員は、自身も精気を吸い取るバンパイアと化して復活、やがて犠牲者が犠牲者を作り出していく。 そんな中、チャーチル号の船長カールセンを収めた脱出カプセルが米国テキサス州に落下する。帰還したカールセンは「宇宙船からカプセルを回収した後、乗組員が次々に変死を遂げるのを見て、このまま地球に持ち帰るのは危険と判断し、チャーチル号に火をつけた」と報告する。” ビデオソフトにて鑑賞しました。コリン・ウィルソンの原作を大幅に改編し、トビー・フーパーを監督に据え、当時のSFXの粋を集めて作り上げた作品で、宇宙から地球へ侵入したバンパイアの恐怖を描きましたが、興行的には奮わなかったようです。 本作ほど、女性の裸がこれでもかと出てくるSF映画も珍しい。宇宙ゾンビというかバンパイヤがどうも作り物然としていて、合成で光線だしてくるのはどうかと思いました。 #スペースバンバイア #LIFEFORCE #トビー・フーパー #SF映画 https://youtu.be/5r0Sh1--Hc4
映画チラシ 2020年Jason1208
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『2300年未来への旅』《映画チラシ》
米映画『2300年未来への旅』原題“Logan's Run”(1976年公開)、マイケル・アンダーソン監督、カラー119分の映画チラシです。 人口爆発を防ぐために30歳を超えた者は殺されてしまう23世紀の世界を描いたディストピア映画です。 未見の映画です。1974年頃には、『ソイレント・グリーン』などディストピアSF映画が流行っていたように思われます。 #2300年未来への旅 #Logans_Run #MGM #マイケル・アンダーソン #SF映画 https://youtu.be/USADM5Gk9Gs
映画チラシ 2020年Jason1208