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唐獅子牡丹(EPレコード 高倉健)
ご存知、名優 高倉健さんの『唐獅子牡丹』のEPレコードです。 アナログプレイヤーも持たないのに購入致しました! では、お話を始めましょう! 僕が中学に進学した昭和52年、巷ではボチボチ校内暴力が話題なってきた頃の話です! 僕の進学したK中学は校内暴力はあまり無かったのですが、それよりも他校との抗争が盛んな時期でした。 我がK中学は 近所にある3校との抗争を繰り広げておりました! まず、我が校の西に位置するのがM中学! 奴らM中学は 博多っ子の憩いの公園の側にある中学で 奴らはそれを良いことに、その公園に出店していた移動販売のホットドッグのマスタードを独り占めにして博多征服を企む極悪非道の中学でありました! そして 我が校内の南に位置するのがH中学! 奴らH中学は博多っ子の幼い子供達の憩いの場所である 動物園の側にある中学で 奴らはそれを良いことに、象さん キリンさん ライオンさん達を手なずけて博多征服を企む極悪非道の中学でありました! そして最大のライバルである中学が我が校の東に位置するD中学! 奴らD中学は九州一の繁華街、"天神"の最も側に位置する中学で 我こそは正真正銘の"シティボーイ"と豪語する奴らで、大丸百貨店や岩田屋の試食コーナーを独占するだけに飽き足らず、百貨店の包み紙をも独占しワンランク上のおもてなしを目論む極悪非道の中学でありました! そして我がK中学でありますが、これら3校の中心に位置し、奴らから我が中学の近くに位置する博多名物"長浜ラーメン"を守り抜く使命を貫くべく、日夜努力を続けていたのでありました! ま、この3校とのお話は次の回にしておいて、T君とのエピソードをお話しましょう! このT君は僕ら近所の小学校から進学してきた生徒ではなく、中学進学を機に熊本から越して来た異色の同級生でありました! 彼、T君は身の丈六尺強のガッチリ体型で見た目通り 喧嘩がやたらと強いのでありました。何の因果か 後に このT君と同じ高校に進学したのでありますが、高校入学と同時に数日で一年生約800人の頂点に登り詰めるほどの強者でありました! 話が逸れてしまいましたが、本題に戻りましょう! それは僕が中学に入学して間なしの事で、我がK中学の近所に一軒のラーメン店が開店した事から始まるのでありました! そのラーメン店の表書きには 堂々と『美味くなければ 支払い無用!』と、書かれていたのでありました! 当然、近くにある我がK中学の生徒は誰もが目にしていつも話題になっておりました。 勿論、僕やT君も同じ考えでした! 『タダでラーメンが食べれる!』 そしてその日はやって来ました! 僕、そしてT君と他3人はそのラーメン店の暖簾をくぐったのでありました! 先ずは、注文! 勿論、ラーメン! そして博多っ子なら麺の硬さは『粉落とし!』五人共! (因みに 麺の硬さ 柔らい順に 柔麺→普通→硬麺→バリカタ→ハリガネ→粉落とし) そしてテーブルにラーメンが置かれ 先ずは 一口…う、美味い! 五人共、替玉! 勿論、粉落とし! そして 又々、替玉! そして会計!ラーメン250円也、替玉二杯で140円合計390円也! 少なくともT君以外の四人は 『…しょうがない…は、ら、』 『オヤジ、このラーメン不味かったばい!』 『えーーーーっ???(心の叫び!X四人)』 横を見るとT君がそう叫ぶ! 『嘘やろう!替玉したやん!(心の叫び!X四人)』 それでも強気にT君は 『不味かけん、不味かったい!』 店のオヤジ 『はぁーーーーー?何処が不味かとや?!』 T君 『麺が硬かったい!食われたもんやなか!』 他四人 『えーーーーーっ?、粉落としって言ったやん?!』 他四人 『あっ!!!、T君 博多や無かった!!!』 店のオヤジ 『にいちゃんたちゃ、K中学の生徒やなあ? デカかにいちゃん、名前は何ね?顔覚えとくけん!』 T君 『俺は 高倉 健一ばい!』 店のオヤジがニヤリとして一言 『そうねぇ^_^ じゃ、よか!』 他四人 『えっーーーーー?(心の叫び!)』 そして僕を含めた四人は代金を払うのでありました! 何で店のオヤジがニヤリとしたかって? あ、書き忘れましたがこのラーメン店の屋号は "高 倉 軒" そして店内には"高倉健"のポスターや写真だらけ!オヤジは健さんバリの角刈り! 🎼せ〜なぁ〜で 泣いて〜る 唐獅子ボ〜タぁ〜ン〜♬ つづく!
アナログレコード 2019年4月ひでパパ俺達!
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怪獣王子 EPレコード
皆さんは 『また、襖や障子を破って怒られるんや!』と思っていませんか? それは大きな勘違いです! 年に一度、大義名分と共にミッションを遂行できる日があるのです! それは…年末の大掃除、即ち障子の張り替えの日です! そして あの 怪獣王子、タケルの正義のブーメランが炸裂するのです! 障子を見渡せば 一年間の僕の集大成、 破れた障子からの冬の日差しが所々射し込んでいます。 オ〜〜ぉラ〜〜♪と掛け声と共にタケルのブーメランが! しかし、タケルのブーメランだけでは全ての障子を制覇する事は出来ません! お〜っ? そこへ 赤影、風のフジ丸 ハットリくんそしてそして 花のピュンピュン丸らの忍者隊も参戦! もう、獅子てんや瀬戸わんやの大騒ぎ! ついでに『ハヤシもあるでよ♪』 ただ、これらの仲間の力をもってしても無理なものは無理! 『とめてくれるな、おっかさん!』 『成せば成る成せねばならぬ 何事も!デンデンガンガンほいデンガン〜♪』 いや、『ロボコン、君の出番はあと十数年あとや〜!』 すると武器ではラチがあかぬ! 『あータ•タ•タ•タ•タ•タ•タ!お前はもう死んでる!』 『シェーーー!』 貴様はもっと後に登場せい! と、何だかんだ言って ミッション完了! 気がつくと障子の向こうから冬の日差しがヤケに眩しい! ふと振り返ると 先ほどまで母が補修のため、襖に貼っていた 季節外れの白い桜の花びらシールがもっと眩しく感じました。 完! しかーし!来年、新たな出来事が…?! to be continued
アナログレコードひでパパ俺達!