「地球最後の日」スペースアーク

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まだ実際にロケットが一般化する前は、「ロケットは銀ピカで流線形」というのが通念でした。大気との摩擦による熱対策と空気抵抗への対応でそう思われていたわけですが実際にはそうでは無かったのは言うまでもないでしょう。これらのタイプはレトロ風ロケットとして認知され「月世界旅行」のルナ号や「金星ロケット発進す」のコスモクラトール号が有名です。そんな中で自分が一番美しいと思っているのがこのスペースアーク号です。大気圏内の滑空を考慮して航空機的な形状を織り込んでいるのでロケットにありがちな形状の単調さが無く前から後ろから横からと表情が多彩です。また何よりレールを移動しての発進シーンが素晴らしい、美しさと力強さともの悲しさが同居した特撮映画の名場面です。

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