時代が変われば写真も変わる! バブルボケのトリオプラン

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昔は、ボケを生かした撮影はしなかった気がします。レンズの解像力が高くなり被写体がより鮮明に写るようになったことも要因の一つかと思います。ボケという概念は、日本独特の感覚らしい ………が、今では、英語でもbokehと呼ばれています。

ボケの中でも、玉ボケが好印象を与えます。玉ボケの中でも輪郭のハッキリしているのが、バブルボケと呼ばれるボケで、有名なレンズが、Meyer Optik Torioplan 100mm F2.8です。 Trioplanと名称にあるように3枚玉のトリプレット構造のレンズです。
3枚玉なら少なからず、条件が揃えばバブルボケが発生します。テッサーでもバブルボケが発生するので、テッサーはトリプレットの進化形ではないかと思ったりもします。

*ボケ表現効果は、写真を見る人に注目させたい部分(主役)を浮き立たせる効果を持つ。たとえば上記の写真では少女のみにピントが合っており背景はぼけているが、この状態では見る人の多くは背景に注目しない。これは心理的な要因によるものであり、これによって写真内に写った余計なものから鑑賞者の目をそらすことができる。
*また、ボケ表現はやわらかい印象を、パンフォーカス表現は硬い印象を与える効果がある。花、動物、子供、若い女性などにボケ表現が多く用いられるのは、柔らかく印象付けるのが一つの目的である。
*逆光で点光源がうまくボケると、レンズによっては玉ボケが生じ、幻想的な効果が生ずる。(Wikipedia より)

100mm F2.8
75mm F3.5
75mm F2.9
50mm F2.9

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