アイレス 35 ⅢV / H.CORAL 4.5cm f1.9 マウントアダプター製作 Part Ⅲ

初版 2022/09/04 01:37

改訂 2022/09/04 05:48

L39仮マウントで、大体のフランジバックが分かりましたので、

レンズのL39マウントベースの制作になります。


光軸が傾かないように、端面を綺麗に切削します。

誤差0.01mmであります。


ひっくり返して、同じように端面を綺麗に切削して、

直径39mm、深さ5mmに削って行きます。



レンズ穴を開けます。



L39-M39 Pitch 1mmのネジを切ります。

直径39mmなのでライカL39マウント、

直径が42mmならM42プラクチカスクリューマウント

(ペンタックス スクリューマウント)になります。


1ピッチ(Pitch1mm)とは、ねじ山とねじ山の距離が1mmのことで、

レンズフィルターは0.75ピッチ、ねじ山とねじ山の距離が0.75mmです。

マウントの深さが標準5mmなので、レンズが固定されるまで、

レンズを5回転回すことになります。


クラシックカメラだと、使われているネジが分からない時があります。

そのような時は、ピッチゲージで計測します。

ピッチゲージ



最後に突っ切りバイトで、L39マウントを切り離します。



次回、

切り離したら、レンズにマウントを取り付けて、

フランジバックに合わせて、マウントの厚さを調整します。





本日はここまで ………

では、また ………




#お手入れ

#製作

デジタルカメラで、フィルムカメラの魅力を伝えられたらと思います。
フィルムカメラのレンズを、デジタルカメラでも使えるようにクラフトしています。

リンク先掲載を、ミューゼオ運営様に掲載確認をし、問題がないとのことなので掲載させて頂きました。
ミューゼオで来館されて気になるカメラを、出品してるかも知れないので、お暇なとき立ち寄って見て下さい。

https://www.mercari.com/jp/u/708520704/

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    ゼフィランサス

    2022/09/04 - 編集済み

    おーすばらしいです。何か形が見えて来ましたね

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      Fortune Lens

      2022/09/04

      知られざる銘玉を、最高の味付けで、
      召し上がって貰いたいと思います。

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    sat-2019

    2022/09/04 - 編集済み

    旋盤加工、いいですね。
    昔、汎用フライス盤で金型のパーツを作っていましたので、切削機械を見ると血が騒ぎます。
    公差の精度も懐かしく感じました。

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      Fortune Lens

      2022/09/04

      コメントありがとうございます。
      製作工程は普段撮影する事は無いのですが、
      今回は、マウント製作の依頼でありますので、
      進捗状況を兼ねて撮影しています。
      詳細の撮影ではありませんが、マウント完成まで撮影したいと思います。
      引き続き、ご高覧頂ければと思います。

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