eジャンプ

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1999/12/10に発行された週刊少年ジャンプ&Vジャンプ共同編集誌 eジャンプです。
PS1で再生可能なCD-ROM 2枚が付録されています。
electric、exciting、entertainmentの頭文字を取って、eジャンプの模様です。

編集部と香港決闘者との間で遊戯王OCGの交流企画が行われており、この企画の記念で「藍眼白龍」が抽選配布されました。
「異国の「青眼の白龍」も使いこなせ!!」とのアオリで紹介された藍眼白龍ですが、遊戯王OCGの「日本語版以外の使用規定」に抵触するため、残念ながら現在は公式戦で使用できません。最大の特徴であった異国のカード表記によって、約13年後に公式戦から締め出されることになるとは当時誰が予想できたことでしょうか。

当時発売直後のPS1ソフト「封印されし記憶」は、誌面と裏表紙で大々的に宣伝されています。

藍眼白龍はこちら:https://muuseo.com/evilswarm23B/items/1

遊戯王OCG 藍眼白龍(青眼の白龍)
「青眼の白龍」のウルトラレア・中国語表記バージョンです。 初出はeジャンプ(99/12/10発売のWJ&VJ合同編集誌)で、eジャンプ編集部と香港人決闘者との交流企画を記念して抽選が行われました。 後にSTARTER DECK(2018年)封入の秘蔵レアや決闘者伝説25thの会場抽選で再配布されました。 公式の配布枚数は1011枚です。(初出:1000+ST18秘蔵レア分:10+決闘者伝説25th抽選分:1) 決闘者伝説25thでの紹介により、製造年は1999年と判明しました。 eジャンプ抽選用に準備された1000枚全てが配布されたか否かは、筆者の保有する資料では断言できません。 eジャンプ誌面上で当選発表が予告されたVジャンプ2000/4月号および週刊少年ジャンプ2000/12号を確認しましたが、約半分の抽選結果が不明な状態です。(VJ側で500人、WJ側で90人しか掲載されなかった) 遊戯王OCG公式のほか遊戯王カードwikiでは「Vジャンプ 2000年1月号」誌面プレゼントカード」とされていますが、上述の通りこれは誤情報でVジャンプ2000/1月号(99/11/20発売)誌面上でも藍眼白龍の抽選企画は存在しません。 誤情報が浸透してしまった大きな原因は次の3点が考えられます。  ①eジャンプが決してメジャーな雑誌ではなかった  ②eジャンプとVジャンプの販売時期が近かったことにより混同された  ③抽選時期付近のヴァリュアブル・ブックに掲載されなかった 上記に加えて、当時の資料を保有している人間が少ないため訂正されることなく現在に至ってしまったのでしょう。 このカードは遊戯王OCGカードですが、日本語以外の言語で表記されていながら救済措置の裁定(AC02収録の英語表記青眼等が公式のデュエルで使用可能)には含まれていないため、残念ながら公式のデュエルでは使用できません。 CSやオフイベント等非公式のデュエルで使用するか観賞で楽しみましょう。 後に展開された遊戯王OCG中国語版(繁体版、簡体版)では、青眼の白龍の表記は青眼白龍(繁)、青眼白龙(簡)となりました。 2023/5~6月に実施さていれたCOCO'sコラボにおいてもコラボメニュー青眼の白龍・パフェの繁体字表記は青眼白龍芭菲とされていたため、今後も藍眼白龍の表記が使用されることは恐らくないと思われます。 ほぼ固有の特徴といえる藍眼表記と、漢字のみのテキストがとてもお洒落です。 このカードを3枚揃えるのが収集における目標の一つだったので、今後も大切にします! eジャンプはこちら:https://muuseo.com/evilswarm23B/items/9 配布時の白封筒はこちら:https://muuseo.com/evilswarm23B/items/18 ノーマル版はこちら:https://muuseo.com/evilswarm23B/items/10
https://muuseo.com/evilswarm23B/items/1

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