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epiphone USA coronet 1990
まさかの2本目が手に入った。しかもたまたま見ていたハードオフのサイトで発見。一度はサミック時代のものかと思って見逃したのだが、ジャクソンヘッドだったのでまさかと思い戻って拡大したらやはりUSA coronet。 ピックアップのポールピースまで金色のゴージャスな見た目。ボディの発色もさすがギブソン工場、な美しさ。アーム付きのもう一本とはそんなに音の差は無い印象。弾きやすさももう一本と同様だ。
エレクトリックギター epiphone ハードオフのモールサイトdwight
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epiphone crestwood deluxe 1964
結構持ってる人がいる気もするし、画像検索でも色々出てくるが、ソリッドのレギュラーモデルでは群を抜いて生産本数の少ないモデルだ。まさか手に入ると思わなかったが、リフィニッシュで比較的手に入れやすい値段で出品されているのを慌てて買いに行った。 見た目とスペックからいくと、先ずバットウイングだがサイズがデカい。理由は裏返すと納得で、グローバーペグが採用されている。指板はエボニーで、そのせいか落ち着いた高級感のある佇まいを感じる。フレットは平たくて低いフレットレスワンダー状態。これは正直弾きにくい。3PUで金属部品が多いせいか、他のバットウイングモデルに比べてズシっと重い。見た目はとにかく epiphone 者にとっては最高。 音はあまり破綻しないきちんとした音がする。同じcrestwoodでもcustomの方がロックな感じだ。
エレクトリックギター epiphone ハイパーギターズdwight
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epiphone Tamio Okuda Elitist Coronet™ Outfit
パフィがブレイクしたあの頃、陽水民生がヘビロテだったあの頃、特にファンではないアーティストのシグネチャーモデルを「coronetだから」という理由で買う日が来るとは夢にも思わなかった。 まず、このギターはcoronetの再現モデルではなく、虎の皮を被った狐ならぬcoronetの皮を被ったレスポールスペシャルと言った趣のモデルだ。持った瞬間にズシリとくる重さと見慣れた薄ボディと明らかに違う分厚さですぐにピンと来る。塗装も色合いはオリジナルにそっくりだが、導管の浮き出た塗装は今日風。ネックも58ジュニア系の図太さ。 華奢とか繊細という言葉が似合う儚げな美しさのオリジナルcoronetとは全く別物の、剛腕とか骨太と言った表現がぴったりのギターである。本人のコレクションにオリジナルcoronetが有るので、これはわざとそうしてるのだろう。良く見るとピックアップの高さも専用のスペーサー状のパーツで調整してある。ペグも敢えてクルーソン三連式がチョイスされている。音の方もスペックを反映したゴリ太なサウンド。正直良い音だな、と思う。coronetと思って手に取った古ギターマニアに「残念でしたー」と舌を出すかのような心憎い仕掛けが施された製品。やられました。
エレクトリックギター epiphone 2015年 日本dwight
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epiphone 1966 Worn Wilshire
近年のepiphone ソリッドボディ復興の立役者とも言えるモデルである。元々P-90に変えてある状態のものをデジマートで見つけ、ちょうどその時旅行中だったので「売れるな、売れるな」と念じながら帰京したのも懐かしい。ジュニアも愛好する者としてはまさに痒いところに手の届く改造である。 交換されたP-90はセイモアダンカンのもので、程よい出力なのでうるさすぎない。フェイデッドな塗装は好きではなかったが、このモデルに関しては良い雰囲気になっているように思う。wilshireは中国製のものもあるが、これはインドネシア製で、個人的にはインドネシア製の方が品質が高いと思う。ダンカンのピックアップのせいなのかもしれないが、近年のギターの中では最も昔のepiphone ぽい音がする。弱点はやはりペグで、一曲持たない時もある。ポッドも何故か全てがBカーブだったため、時間があるときにCTSのAカーブに交換している。 何にしても値段を考えると信じられない程「買い」なギターだ。最近は中古もあまり出ず、出ても瞬殺で売れてしまうが、それも納得である。
エレクトリックギター epiphone ロックイン新宿 インドネシアdwight
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epiphone 1962 50th Anniversary Crestwood
2013年に限定発売されていた復刻版crestwood。遠くから見ると非常に雰囲気のいいギターだが、近くから見ると色々と突っ込みどころがある。しかし、この値段で良くここまでやってくれた、という満足感もある。 突っ込みどころとしてはネックがヘッド近辺で継いである。 epiphone中国工場の常として、表面と裏に薄い化粧板マホガニーが貼ってある以外のボディーは継ぎ接ぎだらけの謎の木材でできている。トレモトーンもビグスビー風の機構に変わっている。相変わらずペグも脆弱だ。 一方で特徴的なボディシェイプにピックガード、ミニハムなどは良い出来だと思う。 実は最初に某店で試奏した同機種のギターは音はとても気に入ったのだが、トレモロに貼ってある∈マークが取れてしまっていたので買うのはやめ、他の店舗で今のギターを買った。しかしいくらいじっても最初に弾いた個体のような歯切れがいいが太い音が出ない。アンプが違というのもあるがやはり個体差なのだと思う。音のいいギターは手放すな、はカール・ヴァーヘイエンの弁だが、音のいいギターは買っておけ、も加えておきたい。
エレクトリックギター epiphone 2013年 2013年dwight
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epiphone wilshire 1962
epiphone版SG specialなwilshire第二世代モデル。2009年に復刻されたモデルであり、デビュー前のジミヘンが使っていた。 この個体はオリジナルフィニッシュで、動作不良な箇所も全くない掘り出し物だ。私の持っている古ギターはリアしかないものが多いのだが、このギターのフロントの太すぎず甘すぎない音は非常に魅力的で、やはりフロントのあるギターも素晴らしい、と認識を新たにした。また、 epiphone独自のトレモロユニットのTremotoneだが、私の持っているギターたちに関しては精度が高く、触ってもあまりチューニングが狂わない。今同じ物を作るのは無理だとすると、トレモロユニットの選択肢が減ったことになる。残念なことだが、こういう失われた機構の弾き心地を楽しめるのも古ギターの大きな魅力であると思う。 密かにリスペクトしているノーマン・ハリスの著書"Norman's Rare Guitars"には epiphoneのソリッドギターは1ページしかないのだが、このギターのトレモロの違う個体が載っている。ちょっと嬉しい。
エレクトリックギター epiphone ギタープラネット 222dwight
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fender strat plus
軽井沢でjeff beck が弾いていたギターと同色が入荷したのをネット検索で知り、走って買いに行った思い出がある。本人のはローズ指板だが、個人的にはこのモデルに関してはメイプル指板の方が好きである。 「fenderは同じモデルを大量にある作るが、しっくりくるのはわずかだ」とはjeff beck の弁だが、ベックモデルを含めると四つこの仕様のストラトを買い、この個体が私には最もしっくりきた。音の差は大してないのだが、兎に角弾き心地がよい。アームの効きもバツグンだし、ノイズも少ない。エフェクターのノリも良く、チューニングも安定している。 fenderはこの後古いギターを再現する方向に進歩していったが、このギターをどんどんアップデートさせていけばよかったのに、と思う。
エレクトリックギター FENDER TC楽器 アメリカdwight
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epiphone wilshire reissue
これは恐らく唯一のギブソンカスタムショップが作ったヒスコレ版 epiphoneで、とても弾きやすく、音も良いギターだ。そして、この白はその良さと比例するほどに人気がない。 ギター関係の雑誌は20年以上読んでいるが、未だかって「お願いです誰か買ってください」なんて文言で紹介されたギターはこれ以外に思い出せない。 発売から2年以上経って、まだ売れ残っていた個体をこれを書いている現在の中古価格よりさらに安い値段で新品購入。この時も二本有ったので弾き比べて気に入った音の方を買う事が出来た。 発売当時は、このギターを作るためにコンピューターでオリジナルを計測している様子が紹介されていた。その甲斐あってか、ジュニアの時と同様にオリジナルに肉薄する出来栄えである。 音については近年のP-90のせいか、持っているギターの中でもかなり出力が大きい方である。二つのピックアップの距離が近いため、ハーフトーンが少しストラトっぽい。人気はないものの純白のボディは美しく、経年で黄色くなってくるのが惜しい。
エレクトリックギター epiphone イシバシ楽器 2011年dwight
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gibson les paul junior 1960
SGになる直前の1960年製Jr.。大層売れたそうで、値段はともかく今でも大量に出回っていてよく見かける。キース・リチャーズやスティーブ・マリオットが1970年代になってから愛用し始めたのは、簡単に代わりが手に入るからと言う動機もあったのかもしれない。 私がこのモデルが欲しくなったきっかけもこの二人で、facesにゲスト出演した時のキースのズ太い音や、跳ねるようなアクションで"I Don't Need No Doctor" をかき鳴らすマリオットの音を聞いて、絶対に手に入れたいと感じた。 色々ギターは持っているが、一番いいギターはどれ、と聞かれた時は大抵このギターを挙げている。アコースティックなクリーントーンからヘビーな音まで楽器としての守備範囲がとても広い印象で、楽器として得点をつけるなら最高得点はこれである(好きなギターとか、かっこいいギターといった質問になるとまた答えは変わるが)。ジュニアでこれならスタンダードやカスタムはどれだけ良いのだろうか、と恐ろしさも感じるが、 epiphoneで言うとcoronetとcrestwoodは音の路線が完全に別物なのでジュニアが好きだからと言って他のモデルも好きになるかはまた別問題かもしれない。
エレクトリックギター gibson TC楽器 1960dwight
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gibson custom shop Historic Collection 1958 Les Paul Junior TV DC
ヒスコレのジュニア(正確に言うとこのギターはジュニアではなくTVだが)も試したくて購入。97年製よりネックが太い。ボディとの接続部分の面積もこちらの方が広い。しかし、色は97年製の方がオリジナルのTVに近いように見える。 音はオリジナルのジュニアに似ているが、より中音域を強調した音だ。 ボディ裏にシールを剥がした跡があるのだが、シルエットを見るとvoodoo loungeの内ジャケに居る鬼の様だ。恐らく前のオーナーはキース・リチャーズのファンだったのだろう。
エレクトリックギター ギブソン 2006 アメリカdwight
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epiphone USA coronet 1991
このギターは、Walter Carter著のthe epiphone book で初めて存在を知った。それまで広告でも店頭でもネットの画像検索でも見たことが無かった。 ある日いつも通り epiphone coronetの画像を検索していたらこのギターが某オークションサイトに出品され、尚且つまだ開催中だった。 当時私はオークション参加可能なIDを持っていなかったのだが、妻にいかに貴重なギターなのかを力説して落札してもらった。(感謝!) ポジションとしては裏m-3なのだと思うが、何故このタイミングにこの仕様でcoronetを出そうと思ったのだろうか。個人的には80年代末にwilshireをメタル仕様にして使っていたポール・ギルバートの影響ではないかと予想している。この後ギブソンUSAが直々に epiphoneのソリッドギターを作るのは2009年のwilshireまで無いはずなので、その意味でもマニア心をくすぐられる。 弾きやすく、電池入りなだけあって音もちゃんとした音が出る。しかし、電池がよく切れるため、弾こうと思った時には音が出ない、ということもしばしばある。 件の本には美しい金色の個体が載っており、これが出てこないものかなぁと思う。
エレクトリックギター epiphone 1991 アメリカdwight
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epiphone coronet 1964
このギターの前にも後にも古いギターは買ったことは有ったし、その中にはひょっとしたらこのギターより価値のある個体もあるかもしれないが、自分にとっては本格的に古ギターの魅力に取り憑かれた運命の一本とも言える存在。 結構個体数を見かける気がするが、それでもれっきとしたレアカラー、新品にはあり得ない存在感と材の軽さ。何よりも圧倒的にカッコいい。 ラッキーなことに同時期に二本在庫している状態で弾き比べて買うことができた。もう一本はピックアップを高く調整してあり、既に持っていたSGジュニアに似た音だった。対してこちらはそれまでのギブソン系ギターの先入観を覆すクリーンな出音だったため、少し迷ってからこちらを購入。 手に入れてから結構経つが、未だに見る都度この世にこんな美しい工業製品があるのか、とため息が出る一本。
エレクトリックギター epiphone ハイパーギターズ 1,061dwight
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ESP Ron Wood
確か二本目に買ったギターで、voodoo lounge が最新作だった頃。この頃のロン・ウッドは黒いESPを使っていたので、steel wheel時代を思わせるこちらは少し安くなっていた。 本人の物は2ハムにストリングベンダー付きで、大分仕様が異なる。しかし、以下2点よりこれは紛れもなくロン・ウッドモデルだと言えるのである。 1.過酷なツアーに耐えられること 2.ロン・ウッドのステージファッションにマッチすること 1.について、このギターはかなり分厚い塗装で塗り固められており、全然傷がつかない。20年以上使っているがコンディションが殆ど変わらない。まさにトッププロの現場に耐えられる作りである。 2.について、ロン・ウッドは原色 、 レザー 、黒の組合せのステージ衣装が多い。このギターのピカピカの原色はまさにピッタリである。このギターも黒と交代で使っているようなので、恐らく衣装に合わせて使い分けているものと思われる。 このギターはピックアップ交換の実験台のようにしていて、今はリアにjoe barden、フロントにダンカンの59に落ち着いているが、そこに至るまで色々と交換した。
エレクトリックギター ESP ESPクラフトハウス 1994dwight
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vox mark IX
楽器として最も重要なのは音や演奏性のはずだが、中には所有することそのものが目的のギターがある。これはその中でも際たる物で、ブライアン・ジョーンズと同じギターが欲しいという欲求を満たすことが最大の目的で入手。 実際の本人のものはvox のクラフトマンがハンドメイドで作ったらしいので、このギターは本人の物とは完全な別物である。しかし、ブライアン在命中に本人が広告に出ていたギターなことは間違いない。 9弦仕様なのに6本しか弦を張っていない。0フレットがすり減って開放弦が全てビビるので、現状演奏するのは難しい状態。
エレクトリックギター vox 1960年代 イタリアdwight
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RS GUITARWORKS EC59
EC59の名が示す通り、 epiphone coronetの1959年式を復刻したモデル。雑誌(ギターマガジン 2013年12月号)でこのモデルの発売告知を見た時は目を疑った。まさかこのモデルを復刻するとは。しかもレアカラーのsilver fox で。ちょうど関西に用事があるときに大阪の三木楽器に在庫があったので、晴れて入手。 音の方は古いJr.系ギターから持ち替えても違和感のないパワー感である。最近のP-90搭載ギターにありがちな中音域が強くて音がうるさすぎるという難点を感じさせない。silver foxは、オリジナルが緑っぽいのに対し、こちらはモノトーン寄りで、黒地に白の導管。ハードケースが異様にカッコイイのも特徴。ヘッド角度はオールドモデルに比べて控え目。これも出音に影響しているのかもしれない。 ストラップピンの位置がレスポールジュニア同様のボディ裏だったら最高だったのだが、シリアル番号1番な事もあり、無改造で愛用中。
エレクトリックギター RS GUITARWORKS 三木楽器 アメリカdwight