『ロード・ウォリアーズ/極悪チャンプ 無法の嵐』VHS

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ロード・ウォリアーズの日本マット界襲撃のタイミングで、『奴らが如何に恐ろしいか?』を日本人に伝えるべく東宝ビデオより緊急リリースされたプロモーションビデオ('85年製作/60分)。

本国アメリカでの試合の模様を中心に、東京12チャンネル放送の『世界のプロレス』でお馴染み、門馬さんの解説を交えてご紹介。
本編は主に宿敵バロン・フォン・ラシクや、彼が差し向けたファビュラス・ワンズとの試合他、主戦場であったAWAマットでの選手権試合をメインに5試合が収録されています。

···っつーか、このビデオの最大の見所はそこじゃなく、試合映像の合間にちょくちょく挟み込んでくる、ホーク、アニマル、そしてマネージャー・ポール・エラリングの悪行自慢と極悪アピール数々(ご丁寧にも吹き替え付き)!

『NYのスラム街じゃ、ネズミを丸齧りしてたぜ!』とハッタリかまし、酒場でタバスコを一気飲みして食い物を粗末に扱うホーク&アニマル。
ハイウェイの行く手を阻み、ドライバーをボコボコにして車を略奪(『今日もまた、運の悪い子羊が彼らの餌食に』byナレーション)!

そして、音楽界をも恐怖支配を目論むウォリアーズのレコーディング風景(※後にプヲタ専門家らの綿密な調査の結果、音源は存在せずヤラセと判明)。

対戦相手を一瞬にしてマットに鎮める、『ウェイトリフティングの秘密』でのトレーニングの様子(根は真面目な2人)などを紹介。

その都度、これがオレ達の怖ろしさだと言わんばかりに『見たか!日本人共よ、覚悟しておけよ!』とお茶の間の視聴者を挑発し、ガッチリと極悪軍団っぷりをアピール。
『奴らが来たら、いったい日本マット界はどうなってしまうのか!?』と執拗なナレーションの煽りが続く。

エンディングは試合映像をバックに『彼らには、人間誰しもが持っているはずの···"やさしさ"が無い!!』(byナレーション)で幕を閉じる、クラクラの60分。
これ制作した東宝ビデオって、マジでイカレてるよ!!

DVD化はされて無いと思うんで、古物商とか中古投げ売りコーナーで見つけたら、問答無用でGetです。
本気でバカになり切れるって、何て素晴らしいんだ😆!

#80年代#プロレス#VHSビデオ
#ロード・ウォリアーズ
#世界のプロレス#東京12チャンネル#AWA#バロン・フォン・ラシク#マサ斎藤

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    dape_man

    2024/04/29 - 編集済み

    「世界のプロレス」ではウォリアーズ対ハンセン&レイスなんて、全日マットでも実現しなかったカードを放送したことがありましたね。

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      deepsleep

      2024/04/29

      ご無沙汰しております。
      コメント有難うございます。
      全日の日テレ、新日のテレ朝とはまた違う切り口が面白かったですよね、テレ東って(笑)。
      そういえば映画番組枠の『木曜洋画劇場』も他のキー局とはセレクトのセンスが微妙に違ってて大好きでした😁。

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