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いさましいちびのトースター / トーマス・M・ディッシュ著 浅倉久志訳
原題:The Brave Little Toaster 1986年刊行 ハヤカワの初版は、海外SFノヴェルズが1987年、ハヤカワ文庫SFが1996年です。 ローカス賞、英国SF協会賞を受賞。日本で星雲賞の海外短篇部門を受賞。 「だんなさまは、いったいどうしたんだろう?」 森の小さな夏別荘では、主人に置き去りにされた電気器具たちが不安な日々を送っておりました。ある時ついにちびのトースターが宣言します。 「みんなでだんなさまを探しに行こう!」 かくしてトースターのもとに電気毛布、掃除機、卓上スタンド、ラジオなどが集結し、波乱に満ちた冒険の旅に出たのだが… 作者のディッシュは、フィリップ・K・ディックの友人だったそうです。また、自らゲイを公表していました。残念ながら、うつ病が悪化し2008年に拳銃自殺してしまいました。
ハヤカワ文庫 SF SF トーマス・M・ディッシュ 浅倉 久志ace
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いさましいちびのトースター 火星へ行く / トーマス・M・ディッシュ著 浅倉久志訳
原題:The Brave Little Toaster Goes to Mars ハヤカワの初版は、海外SFノヴェルズが1989年、ハヤカワ文庫SFが2000年です。 補聴器、電卓、電子レンジ、天井扇風機の新たな仲間がくわわり、彼らが目指すのはなんと火星!でっかい冷蔵庫が支配する火星の電気器具国家の野望をくじくため、いま宇宙へと旅立つ!かわいい電気器具たちのけなげな冒険を描くSFメルヘン第2弾!
ハヤカワ文庫 SF SF トーマス・M・ディッシュ 浅倉 久志ace