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QUEEN / NEWS OF THE WORLD
1977年リリースの6枚目 邦題:世界に捧ぐ SIDE:A ウィ・ウィル・ロック・ユー - We Will Rock You (May) - 2:01 伝説のチャンピオン - We Are the Champions (Mercury) - 2:59 シアー・ハート・アタック - Sheer Heart Attack (Taylor) - 3:24 オール・デッド - All Dead, All Dead (May) - 3:09 永遠の翼 - Spread Your Wings (Deacon) - 4:32 秘めたる炎 - Fight from the Inside (Taylor) - 3:03 SIDE:B ゲット・ダウン・メイク・ラヴ - Get Down, Make Love (Mercury) - 3:51 うつろな人生 - Sleeping on the Sidewalk (May) - 3:07 恋のゆくえ - Who Needs You (Deacon) - 3:07 イッツ・レイト It's Late (May) - 6:27 マイ・メランコリー・ブルース - My Melancholy Blues (Mercury) - 3:29 レーベルはエレクトラで当時はワーナーから発売されていました。 全体の印象は"シンプル"。前作・前々作よりもストレートなロックアルバムに仕上がっています。 では早速、通してみていきましょう。 "We Will Rock You"、このタイトルからどんな曲が始まるのか嫌が応にも期待させます。で針をおとすと...あのイントロ!このインパクトを超えるものはそうそうお目にかかれないと思います。ライブではアップテンポにアレンジされたFast Versionも演奏されています。 そしてすぐにはじまる2曲目は"We Are the Champions"。この曲はヒットこそしたものの、発売当時は古臭いとの批判もあったそうです。マイナーから入ってサビで転調して大袈裟に歌い上げてゆく構成は、たしかに捻りがないように感じられるかもしれません。でも"Bohemian Rhapsody"の先にあるシンプルなものとして捉えるのならば納得の一曲なのです。 続く3曲目の"Sheer Heart Attack"はロジャーの曲。スラッシュっぽいサウンドが斬新です。 アメリカンポップスの香りのする"All Dead, All Dead"ですが、サビではビートルズも見え隠れします。 続く"Spread Your Wings"はギターをフューチャーしたシンプルなナンバー。一瞬ブライアンの作品かなと思いきやジョンの作曲で自身もギターも弾いています。 A面最後の"Fight from the Inside"はロジャーの曲。すぐ彼だとわかるのは...全パートを自分で録ってるからかもしれません。 B面イッてみましょう。 "Get Down, Make Love"はフレディのナンバー。歌詞は、ほぼ官能小説です。後のソロアルバムを踏まえると「あぁ、これはフレディワールドじゃん」と思えますが、いきなりでは驚きますね。意外に耳を捉えるのはS.E.でななく彼のピアノです。 続く"Sleeping on the Sidewalk"はブライアンのブルージーなナンバー。今更ながら「あぁ、こんなのも弾くのね」って感じ(うまいんですよ!)です。 そしてジョンのボッサなナンバー、"Who Needs You "。再び彼自身がギターを担当。ブライアンのギターはストリングスのように入ってきます。 "It's Late"はブライアンの曲で、本アルバム唯一の大作です。シンプルなアメリカンロック調でスタート。しかし曲の構成は3部構成で、ドラマチックに展開していきます。 エンディングを飾る曲は、フレディ作の"My Melancholy Blues"。彼のピアノとボーカルが堪能できるジャズナンバーです。ジョンのベースもいい味出してます。 And meet my melancholy blues〜♬ https://www.youtube.com/watch?v=ApXWZlBONWc
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DON NIX / LIVING BY THE DAYS
スワンプの重鎮、ドン・ニックスの2nd。ベースで参加しているドナルド・ダック・ダンは高校の同級生です。プロデューサーとしても活躍し、アルバート・キング、デラニー&ボニー、BBAあたりを手がけます。泥臭いけど田舎臭くない名盤です。 1971年リリース ”Going Back To Iuka” https://m.youtube.com/watch?v=am7XnPz4V00 ダック・ダンのベースが跳ね回ります ”I Saw The Light” https://m.youtube.com/watch?v=vD0AAKN4JWE
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Joni Mitchel / Hejira
ジャコのプレイがより透明感を出しています。ジョニのエロではない”女性”に癒されるアルバム。70年代半ば、アメリカは疲れていたのかなぁ
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