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好奇心の部屋、、なトランプ
[Cabinetarium Playing Cards] 15世紀から18世紀にかけて、かつてヨーロッパの王侯貴族たちの中に、世界中の変わったモノ、動植物の標本や剥製、さまざまな珍品を集めて博物室を作る流れがあったそうな。 ちょうどその時期は大航海時代。未知の世界から珍しいものや知識が入ってくるようになった時代。 それらはCabinet of curiosities(キャビネット・オブ・キュリオシティーズ)と呼ばれ、好奇心の館ともいうべき…その響きはなんとも甘美で魅惑的。 そんな蠱惑とも不気味とも言えそうなコレクションに、今ですらも惹かれるのが私でありますな笑)😆 とにかく集めること、集めて部屋いっぱいに… 余裕ある貴族階級がいかにもやりそうなことではありますが、それがある意味、のちに博物館の原型になったとか。 知らないものは調べてみたい、なぜそうなってるのか知りたい。。 Cabinet of curiositiesとは、いわば人の知的好奇心の原点…なのかもですね。 このトランプ、カード全部にそんな世界から派生したイメージが詰めこまれてます。 幻想的な妄想力、でも興味と好奇心だけは突っ走ってしまう、、そんな世界は不可思議でもアブない魅力?!🙄 [感触度:★★★] [数字部分:凝ってます]
トランプ Art of Playfanta
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フリーメイソンなトランプ
[Sons Of Liberty Playing Cards] アメリカが合衆国となる前のこと。 最初の頃にヨーロッパから渡ってきた者たちは、海を越えて国王と対峙してた時代でもあった。 自由の息子達と呼ばれる彼らは地下で活動し、秘密の合図を残し、隠されたメッセージを渡し、真夜中に会い…。 にもかかわらず人々は彼らに呼応し、イギリスの抑圧に抵抗する声を上げ、そのうねりは植民地全体に広がっていったという。 カードはそんな自由の息子達が戦った精神を体現しており、フリーメイソンのシンボル、自由の木、その他多くの秘密の画像が特徴である。 ----- と…翻訳の説明をまとめるとこんな感じになります(^^ゞ このトランプでまず目がいったところ、それはフリーメイソンのマーク😁 それだけで興味向いてしまったんですが、フィリーメイソン…ナゾの組織。 ホントは怪しくないかもしれないですが、ときの大統領から経済人といい、なぜあれほど有名人ばかり入会?? 世界を動かす、密やかな組織。。。 という、これもオカルトネタで見るせいかwそんなイメージのままでいることも確か。 まぁでも、このコンセプトに敬意や意義を示した面々がたくさんいる…ということなんでしょうかね。隠されたメッセージというのが、このマークに込められてるのか。 トランプの多くは欧米で作られるので、そのデザインやコンセプトには、彼らの歴史、思想、文化が反映されてることが多い印象。 今回のトランプはまさに、そんな感じが色濃いですねぇ。 [感触度:★★★] [数字部分:ノーマル]
トランプ Art of Play USPCCfanta
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フラリッシュ ピンクのトランプ
[FLOURISH playing cards by Art of Play] これ知ったのは『細密装飾&文様の極み モダンデコラティブ・デザイン』という本から… そこからコレクション向きなトランプの収集が始まったようなもの。 まずはなんといってもこのピンクに一目ボレ~~ヽ(´▽`)ノ キングやクイーンに凝ったカード、というのも私これまで見たことがなく…今さらのようにwwトランプ見る目が変わってきたり。 テーマはなんだろう??と思ったのですが、“パン屋さん”だそうな。なるほどパン作りのモチーフがデザインされてるってことなんですねぇー。 それとすべるような触り心地にも驚いた!(ノ゚ω゚)ノ エンボス加工といって、表面に凹凸を入れ、空気が入ることでなめらかになるんだそう。 確かにサラサラとすべるような感触は、時々出しては眺めたくなるような触感。バイスクルなど代表的なトランプには施してあるのですが(→あとから知るw) また箱のちょっとゴージャスさにも一人ニマニマ。 [感触度:★★★] [数字部分:ノーマル]
トランプ Art of Play USPCCfanta