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ポピー 秘密戦隊ゴレンジャー レッドスター(緊急指令セット)
1976~77年ごろ、ポピーより発売。 トランシーバーやバッジとともに『緊急指令セット』として発売されていた。 ポピニカよりも少し大きく、マシンの素材はすべてプラ製となっており、アカレンジャーのソフビもポピニカの物とは違う。 その他の販売形態があったかは不明。 前身となるゴレンジャーマシーンにも、同様のコンセプトの商品があることが確認されている。 ポピーのおもちゃって、結構謎なモノが多いですよね。これもその一つだと思っています。 ジャンボマシンダーやポピニカ・超合金なんかは、その知名度と人気の高さゆえにほぼ全貌が明らかになっているのですが、その他のおもちゃとなると、「こんなのあったの!?」というものも少なくありません。 これは『緊急指令セット』という、ブリスターパックの形式で販売されていたようです。位置付けとしては、ポピニカの廉価版みたいなものでしょうか。 ポピニカほどの精密感はありませんが、なかなかカッコよくできていると思います。もしかして、今でいう(って、もう無いけど)プラデラの系統なんでしょうか??
特撮 ポピー 2012年ちしお
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タカトク アイアンキング ミニソフビ
1972年、タカトクより発売。大きさは約15センチ。 スターである石橋正次、浜田光夫のW主演という、当時では(というか今でも)考えられないキャスティング。しかもアイアンキングはあくまでサポートで、人間である静弦太郎が敵を倒すというのも特徴的だ。 タイトルにもなっているヒーローなのに、見せ場を全部弦太郎に持っていかれるという、不運のヒーローでもありますね(笑)『活動時間は1分』『水をガブ飲みする』という設定も、頼りなさを感じてしまいます。 やはり、当時売り出し中の石橋正次をメインに据えるという思惑もあったんでしょう…。 ミニソフビでありながら、実物の特徴をよくとらえていてなかなかの出来だと思います。
特撮 タカトク 2014年ちしお
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ポピー 仮面ライダーX ミニソフビ
1974年、ポピーより発売。 大きさは約14センチ。当時の定価は不明。 仮面ライダーシリーズの第3弾。マスクを装着するという変身パターン(セタップ)や、さまざまな形態に変化する万能武器ライドルなど、メカニカルな要素が取り入れられた。 こちらのソフビは、ライドルスティックが付属している。 『敵が、日本の崩壊を目的として世界の大国同士が水面下で手を結んでいる組織』『恋人が敵組織のスパイ』 こんな設定子供にわからんだろ!と思いつつ、そのチャレンジ精神あふれるところにどうも惹かれてしまう仮面ライダーX。視聴率は当然伸び悩んだそうですが、このまま突っ走ってほしかったですねぇ。 さて、ソフビの方ですが、ライドル…というか、緑の棒がついています。 せめてシルバーだったらなぁ(笑) あと、カラーリングはNGスーツの色を再現しています。まだOKスーツができる前に開発したのか、それともOKスーツでは地味だと思ったのか…。大らかな時代です^^;
特撮 ポピー 2014年ちしお
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ブルマァク 変身 ウルトラマンタロウ
1973年、ブルマァクより発売。 大きさは約19センチ。当時の定価は300円(?) タロウの頭部を回すと、顔が変わるというユニークなソフビ。当時主流であった、マスクが着脱できるソフビとの差別化を図っている。 このシリーズは、他にウルトラの父・ウルトラの母が発売されている。 顔を回転させるというのは、なかなか面白い発想だと思います。マスクをかぶるよりも、“変身”っていう感じがしますし。 ソフビパーツの構成も結構凝っていて、さすがブルマァクといったところです。 ただ、レオの時期には発売されなかったところから察するに、あまり売れなかったんでしょうね(笑)
特撮 ブルマァク 2012年ちしお
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タカトク 人造人間キカイダー 1・2・3 まわる まわる 変身ベルト
1972年、タカトクより発売。 本体はアルミ製。バックル上部にあるスイッチを押すと、中心部分が音を鳴らしながら回転する。 タカトクからは電動のベルトも発売されてますが、こちらは廉価盤といったところ。それでも、こちらの方が劇中のデザインに近いので、なかなか出来はいいと思います。 なお、スイッチは3つあり、向かって右から①(白)②(白)③(赤)と番号が書いてあります。 ジローが変身する時の『1、2、3!』をイメージしているのでしょうが、実はギミックがあるのは③だけで、①と②はダミーだったりします(笑)。
特撮 タカトク 2017年2月ちしお
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ポピー 超人バロム・1 ミニソフビ
1972年、ポピーより発売。 大きさは約15センチ。当時の定価100円。 コプーより力を与えられた、小学生の健太郎と猛が腕をクロスさせて合体変身する正義のエージェント。ドルゲの人類滅亡を阻止するために戦う。 これも知名度の高いヒーローですよね。私の両親のみならず、学校の先生や会社の先輩も、観ていたものといえば『バロム・1』と必ずといっていいほど言っていました(笑) 合体変身といえばウルトラマンAもですが、あちらは男女の合体変身なので、ごっこ遊びがしやすいこちらの方が印象に残っているのかな・・・? 「ブロロロロー」とか「ズババババーン」といった、擬音だらけの主題歌も強烈ですね^^; #ポピー #超人バロム・1
特撮 ポピー 2015年ちしお
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タカトク 仮面ライダー 変身ベルト
<解説> 1971年、タカトクより発売。 当時の定価は500円(?) 当初、仮面ライダーのメインスポンサーはタカトクであり、商品ラインナップにこの変身ベルトも含まれていた。 タイフーンおよびエナージコンバータ部分は金属製で美しい仕上がり。 ベルト部分はビニールだが、表面に革状の加工がなされておりなかなかリアルだ。 ギミックは特に内蔵されておらず、風車が手動で回せるのみである。 これをもとに、ポピーが『光る・回る 変身ベルト』を開発し大ヒット。その実績を認められ、仮面ライダーのみならず、その後の東映作品のメインスポンサーになったのはご周知の通りである。 <個人的な思い出など> ポピーの電動変身ベルトが有名すぎて、これの存在を知らない人も多いと思います。 しかし、これが無ければ今まで続くDX変身ベルトの歴史はなかったかもしれない。これこそが、紛れもなく元祖変身ベルトなのです! #タカトク #仮面ライダー #変身ベルト
特撮 タカトク 2014年ちしお
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マルザン ウルトラセブン 大サイズ
<解説> 1967年、マルザン(マルサンより社名変更)より発売された。 大きさは約30センチ。当時の価格は450円。 マスクの造形は当時としてはリアル寄りとなっており、デフォルメとリアルの程よいバランスが素晴らしい。 また、右手は開き手、左手は握り手になっており、遊びの幅を広げる工夫がなされているのも魅力だ。 <個人的な思い出など> これ、新婚旅行で東京に行った際に入手したソフビです。中野ブロードウェイの某ショップにて購入。 旅行中、何軒かのショップに行ってはみたものの、買いたいものがなかなか決まらず悩んでいたら、そのショップの店主さんが「これいいよ!綺麗だよ!匂いもいいよ!」とかなりプッシュしてきました(笑) ショップの店主といえば気難しい・愛想が悪い人が多い印象があるのですが、おしゃべりで面白いおじさんでした^^; #マルザン #ウルトラセブン
特撮 マルザン 中野ブロードウェイの某ショップちしお