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コタニ・ニュース3(1955~1956年)
コタニ・ニュース 1955~1956年です。 テイチク,ポリドール,東芝,ウエストミンスター等も加わり、 各社の新譜が紹介されるようになったようです。 ラジオやテレビだけでなく、洗濯機やトースター等も広告されています。 洗濯機の上部に突出してるものが何だか判りますか? これはゴム・ローラーで、洗濯済の衣類をここに挟み、水を絞るためのものです。 付属しているハンドルでローラーを回転させるという手動式でした。 #アナログレコード #レコード資料 #コタニ・ニュース
音楽(レコード) 販促物 1955年〜1956年chirolin_band
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コタニ・ニュース2(1954年)
コタニ・ニュース1954年です。 表記が横書きに変更されています。 キングや日本マーキュリーも追加されています。 (まだ掲載されていないメーカーもあります) 3スピードのレコード・プレーヤーも既に発売されています。 ラジオに繫いでレコードを聞くということも行われていました。 テレビは黎明期ですね。一般家庭に普及するようなものでは ありませんでした。 テープ・レコーダーも発売されていますが、「国産トーツー」というのは 東京通信工業のことで、現在のソニーです。 珍しいところでは、レコードの録音サービスも行われていたようです。 #アナログレコード #レコード資料 #コタニ・ニュース
音楽 販促物 1954年chirolin_band
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コタニ・ニュース1(1950~1951年)
レコード楽器専門店のコタニが発行していた情報誌です。 ディーラーとしての販促物でしたので、付加価値性を高めるのではなく 新譜紹介に的を絞っています。 この時代はリストも縦書きで、掲載メーカーもコロムビアとビクター だけです。形状も冊子ではなく、長い紙を折りたたんでいます。 LPが登場する時期で、ユーザーからのプレーヤーに関する質問等も 寄せられていたようです。 コロムビアのLP専用プレーヤー(33rpmのみ)は、18円ではなく 1万8千円です。大卒でも初任給は1万円に全然届かなかった筈なので なかなかの値段です。 と言うか、初任給を全部はたいても、LP(¥2,300)は2枚位が限度 だったわけです…… また、ラジオの民間放送の開始(1951年9月)に際し、ラジオ受信機の 広告も掲載されています。 「輸入レコード」と謳われていますが、中身は国内盤です。 当時は、海外原盤レコードのことをこう呼んでいたようです。 戦争によって海外からの原盤供給が途絶え、戦後再開したと言っても 何でも自由に取り寄せられるわけではなかったんですね。 #アナログレコード #レコード資料 #コタニ・ニュース
音楽(レコード) 販促物 1950~1951年chirolin_band