1971年4月21日発売2 ビートルズ・グレート・ヒット20/ジョージ・マーティン・オーケストラ 8トラ&カセット・テープ

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タイトル:ビートルズ・グレート・ヒット20
アーティスト:ジョージ・マーティン・オーケストラ
形態1:8トラ・カートリッジ・テープ
形態2:カセット・テープ
レーベル:Odeon
品番1:OYS-7066
品番2:OZS-3026
定価1: ¥3,400
定価2: ¥3,200
発売日:1971.04.21

ジョージ・マーティン・オーケストラによる
ビートルズ・メロディー集です。
8トラとカセットが同時発売ですが、どちらも20型(全曲集タイプ)で、
価格も12型よりも高くなっています。

同時発売のLPは見当たりません。
この時点までにアルバムが2アイテム発売されていましたので、
この中から20曲を選んだのではないでしょうか。

画像4:ビートルズ・ヒット・ソング集(OP-7179 1965年1月新譜)
画像5:デラックス・ダブル・ビートルズ・イン・ムード
(OP-9429B 1970.5.25)

こういう演奏ものを聞いていていつも感じるのは、
「ブルー・ノート音程の気まずさ」です。
多少理屈っぽい話になりますが、ブルース,R&B,R&R等の
スケール(音階)では3度と7度がフラットすることがよくあります。
ドレミファソラシドで言うと、「ミとシ」が「ミ♭とシ♭」に
なるわけです。(これがいわゆる「ブルーノート」です)
これをヴォーカルやギターのベンド等で使う場合は
何の違和感もないのですが、
ストリングスでやると、とっても居心地が悪いのです。
7度(シ♭)の場合は、コードで言うと「セブンス」系のコードで、
これはクラシックでも「属七の和音」として当たり前に使われていますので、
さほど違和感はないですが、3度(ミ♭)がかなり気持ち悪いです。
何故なのかは、よく判りません。
ポピュラー系の場合、ミがミ♭になってもキーはCのまま
(Cmではない)で行くので、理屈から言うと
これはかなりよろしくない筈です。
が、聴感上は特におかしいとは思いません。
もしかすると、ブルー・ノート音程というのは、
平均律の音程とは違うのかもしれない?
(勝手な想像です)

例えば「She Loves You」で言うと、
With a love like that
You know you should be glad
の「know you」のところです。
(リンク音源だと1分8秒あたり)

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#ジョージ・マーティン・オーケストラ

https://www.youtube.com/watch?v=diD1bUcjqwk

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