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EH500(2次型)
従来、首都圏~函館・五稜郭間は 直流機~交流機(重連または単機)~青函用交流機(重連)と機関車の付け替えがあり、到達時間にロスが生じていました。これを解消してJR貨物の保有機関車数を削減する目的とともに、東北地方のED75形電気機関車や津軽海峡線のED79形電気機関車老朽取替え用として開発・製造されたのがEH500です。3~9号機に該当する2次型は前照灯への着雪による照度低下の対策としてこれを上方(前面帯部)に移設しました。製造途中に愛称・ロゴマークが一般公募により決定され以降の新製機は「ECO-POWER 金太郎」のロゴマークを車体側面に表示して出場しています。
KATO JR貨物Chikatetu-Kanji
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DD51(JR貨物色)
直流電機と同じくブルーの濃淡ツートン+ホワイトのカラーリングに塗装してみました。因みに実機にはこのようなカラーリングの車両は無いので悪しからず。
KATO JR貨物Chikatetu-Kanji
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EF81 5(JR貨物試験塗装)
JR貨物に継承されたEF81の5号機は廃車後にJR貨物広島工場に回送され上2/3をシャインレッド、白帯を挟んで下1/3をグレー塗装に変更されました。なお、その後解体となったことからこの塗色で本線走行を行ったことはありません。 EF81 5の製作(1) https://chikatetu.exblog.jp/20153148/ EF81 5の製作(2) https://chikatetu.exblog.jp/20171488/ EF81 5の製作(3) https://chikatetu.exblog.jp/20194303/
KATO JR貨物Chikatetu-Kanji
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EF81 500番台
民営化後の貨物輸送量増加を受け、日本海縦貫線の輸送力を増強するためJR貨物が新造した一般仕様形式で、1989年に3両(501~503)が製作されました。性能や基本的な構造は基本番台の最終増備車を踏襲していますが、各部の仕様を変更しています。旅客列車への使用は考慮されず電気暖房用のインバータ装置やジャンパ栓を非装備としたほかブレーキ装置は20系客車牽引時に必要な編成増圧機能を省略し単機増圧機能のみを装備しています。
KATO JR貨物Chikatetu-Kanji
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コキ110
新開発された15ftコンテナの積載用として2001年に5両が製作されました。コキ106に15ftコンテナ用の緊締装置を追加した構造で外部塗色は識別のため「カラシ色」と呼ばれる黄色塗装となっています。15ftコンテナが試験輸送にとどまったこともあり、コキ106と混用されています。
Tomix JR貨物Chikatetu-Kanji
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ED79 50番台
青函トンネルを通過する貨物列車増発のためJR貨物が1989年に新規製作したのがED79 50番台です。56号機以降は製造当初EF81 450番台と同じく裾周りに青帯が入っていました。一時期は仙台・長町駅まで運用区間が拡大しましたがEH500が登場すると再び津軽海峡線内のみの運用となりました。その後、北海道新幹線の開業を待たずに2015年4月に全車運用を離脱し廃車されました。
MicroAce JR貨物Chikatetu-Kanji
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DE10(JR貨物A更新車)
JR貨物に継承されたDE10は更新工事の際にブルーを基調としたカラーリングに変更されました。現在では後継のHD300が増備され徐々に数を減らしています。
Tomix JR貨物Chikatetu-Kanji
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EF200(更新色)
2006年から2010年にかけて施工された全般検査時に逐次EF210形に準じた外部塗装の灰色基調配色へ変更されました。引き続き東海道・山陽本線で活躍しましたが、製造元の日立製作所が機関車製造から撤退し主要部品確保が困難になったことから2018年3月ダイヤ改正で定期運用を終了し、現在では代走運用が主になっています。
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EF200
国鉄分割民営化後JR貨物には直流電化区間用としてEF65形・EF66形などを主として用いることとなりましたが、景気拡大局面にあって輸送需要が増大していたことや、将来の車両取替えをも考慮し、機関車の製作を検討することとなりました。輸送力増強は喫緊の課題であり、国鉄形式のEF66形・EF81形を一部改良の上で新造して賄いながら並行して新型機関車の開発が進められ1990年(平成2年)3月に試作機が日立製作所で落成しました。以降の機関車開発の基本方針検討を目的に、VVVFインバータ制御の採用など各種の新技術を盛り込み国鉄・JRの機関車では最強となる6,000kwの出力で1,600 t牽引を可能としたほか、補機類や操作系にも各種の新しい試みがなされました。
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EF510 0番台
日本海縦貫線・常磐線などで1968年(昭和43年)から長年使用されてきた交直両用電気機関車EF81形の取替えを目的に開発され、2002年(平成14年)1月に先行量産車がデビューしました。2003年(平成15年)から量産を開始し、老朽化の進むEF81形からの置き換えが進んでいます。「ECO-POWER レッドサンダー」の愛称が付けられています。
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EF65 116(JR貨物試験色)
EF65 116号機は分割民営化後JR貨物に所属し、1987年7月にJR貨物試験色として側面に大きくやまぶき色でJRと描かれ、前面には同じくやまぶき色の帯が配されました。しかし1991年11月に鷹取工場で行われた全般検査において原色に塗り替えられ、2010年9月で運用を離脱し廃車となりました。 EF65-116の製作(1) https://chikatetu.exblog.jp/23797791/ EF65-116の製作(2) https://chikatetu.exblog.jp/23812957/ EF65-116の製作(3) https://chikatetu.exblog.jp/23890581/ EF65-116の製作(4) https://chikatetu.exblog.jp/23905282/ EF65-116の製作(5) https://chikatetu.exblog.jp/23912406/
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EF81 600番台(JR貨物更新車)
JR貨物に引き継がれたEF81は更新工事が行われた際に識別のため車体下部全周または側面中央に白線が追加されました。2012年5月にはJR旅客会社とJR貨物が所有する本形式の最高速度の相違を区別するために、0番台に対して車両番号が元番号に600を加算し新たな番台区分とされました。
Tomix JR貨物Chikatetu-Kanji
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EF65 114
EF65 114号機は0番台の5次車として昭和43年に製造されました。分割民営化の際にJR貨物所属となり、更新工事時にライトパープルをベースにディープブルーとスカイブルーで塗り分け(3色更新色)、乗務員扉はからし色のJR貨物標準色に改められパンタグラフは従来の菱形であるPS17から下枠交差式のPS22に載せ替えられました。
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M250系「スーパーレールカーゴ」
M250系は東京〜大阪間を約6時間で結ぶべく2004年3月より運行を開始した貨物電車です。佐川急便の1列車貸切として運行し所謂「ギャラクシーカラー」のコンテナのみを載せています。走行時間が深夜から早朝に掛けてなので通常運転時に目にするのは中々ないと思います。
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EF64 0番台(JR貨物更新色)
EF64 0番台は、昭和39年(1964)に登場した中勾配線区用の電気機関車で、主に中央本線や上越線などで使用されました。登場時期や車号によって、旅客用電気暖房の装備・非装備、屋根上機器の配置を変更した仕様などがあります。JR貨物色は特別保全延命工事が施された車両の塗色で、ブルーの濃淡ツートン+ホワイトのカラーリングが施されており、一目でそれとわかるカラーリングを備えていますが、施工した広島車両所と大宮車両所では、貫通扉・ナンバープレート・エアフィルター・帯の配色が異なっています。
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