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明治型毛紙收入印紙 百圓
印紙に押されている印は郵便の消印であるように思われる。刷色が美しい。 入手は困難。
印紙 1923.9.1 1915.4.30印紙類蒐集館
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明治型毛紙收入印紙 五拾圓
画像の印紙には公印(単に「消印」と彫られた印や政府機関の名前が彫られた印)の印影が押されていないため、政府機関等を経ずに使用されたものであると分かる。それにしてもこのような高額印紙をどのようなことに使用したのだろうか。 入手は困難。
印紙 1923.9.1 1915.4.30印紙類蒐集館
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明治型毛紙收入印紙 拾圓
紙幣の世界では武内宿禰は一円札に描かれているイメージがあるが、印紙収集の世界で竹内宿禰といえば十円のイメージである。 比較的手に入れやすい。
印紙 1923.9.1 1915.4.30印紙類蒐集館
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明治型毛紙收入印紙 中額面五種
左上より十銭、右上は二十銭、左中は五十銭、右中は一円、下は五円。 地紋の上に印刷されており美しい。二十銭は他の印紙に遅れての発行で1919年(大正八年)7月18日の発行。
印紙 1923.9.1 1915.4.30印紙類蒐集館
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明治型毛紙收入印紙 低額面四種
詳しい説明は「明治型毛紙收入印紙 売薬印紙税用低額面四種」を参照されたい。この頃の印紙税の基本料金は三銭なので圧倒的に三銭が多い。
印紙 1923.9.1 1915.4.30印紙類蒐集館
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明治型毛紙收入印紙 売薬印紙税用低額面四種
このシリーズから波透しと呼ばれる透しが入れられた(二枚目の画像)。また、着色された繊維も紙に入れられた(三枚目の画像)。同年代の田沢切手にも透しと着色繊維が入れられているが、田沢切手にそれらが施されたのは印紙より一年早い。また田沢切手の波透しは縦に入っている。写真左上は一厘、右上は二厘、左下は三厘、右下は五厘。 五厘の入手が比較的難しい。
印紙 1923.9.1 1915.4.30印紙類蒐集館