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Jamaica(82)
プロモーション用にプレスされた珍しい12インチ・シングル。サード・アルバムから満を持してシングルカットは勿論<Jamaica> この曲はあの偉大なジャマイカの星、ボブ・マレーに捧げられたというのは有名な話。レゲエのエッセンスを取りいれ、自分なりに消化して表現したボビーの代表曲❤️ Side-A Jamaica (5:02) Side-B Cat Walk (4:58) Promotional Copy/Not For Sale/POLYDOR PRO182 (1982) #bobbycaldwell #ボビーコールドウェル
AOR POLYDOR USAsunnyhills
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Sherry(83)
4枚目のアルバム『August Moon』からのシングル曲。 <Sherry>はセットリストを飾ざった1曲、最近はご無沙汰ですが🥶 4枚目からのシングルはこの1枚だけ。 アナログ(公式)最後のシングル盤、これも劇レアアイテム。遭遇したら即ゲットです😜 Side-A Sherry Side-B She Does It Better 7DM0099 https://youtube.com/watch?v=2FrqdfFPWZY&feature=share #bobbycaldwell #ボビーコールドウェル
AOR POLYDOR 1983年sunnyhills
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All Of My Love(82)
『 Carry On』からのセカンド・シングル盤。 中古市場でもなかなか見つけるのが困難な1枚。見かけたら即買い盤です。 蛇足ながらこのジャケットと同じデザインの販促用ポスターがありました。 販売ポスターやTシャツなどの展示もしなくては😱 https://youtube.com/watch?v=ZplE2xc3d3w&feature=share Side-A All Of My Love Side-B Catwalk 7DM0053 #bobbycaldwell #ボビーコールドウェル
AOR POLYDOR 1982年sunnyhills
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Jamaica(82)
『Carry On』からファーストシングル。 ボブ・マレーを追悼の意味も含めた曲。 ストレートなレゲエではなく、カリプソ風曲調。 ライブ映えするこの曲はセットリストの定番曲。 https://youtube.com/watch?v=kbdohH0Dcc0&feature=share Side-A Jamaica Side-B You Belong To Me 7DM0042
AOR POLYDOR 1982年sunnyhills
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Songmaster(01)
8月22日発売のベスト盤は国内オリジナルの選曲。 日本では3枚目となるベスト盤ですが、先に発売されたアメリカ盤とはコンセプトが異なっています。ソングライター的立場からボビーの曲をセルフカバー、あるいは提供した作品のみを集めた仕様となっています。 1.Everytime You Say My Name(New Song) 新曲である<Everytime You Say My Name>を高橋真梨子さんに提供したと言うのも絶妙のタイミング。めでたくオープニングを飾っています。 2.Special To Me アイドルグループ、ウインクが89年にカバー。この年日本で開催されたワールドカップバレーボールのイメージ曲でした。95年にはリミックス・ヴァージョンとしてリメイクされています。 3.Heart Of Mine ボズのバージョンが有名ですが、J-POPのペニーと当山ひとみのヴァージョンもお薦めです。 4.Next Time (I Fall) この曲といえばやはり、ピーター・セテラ&エイミー・グラントですが、ラテン界の貴公子、ウイルキンスのヴァージョンも最高。 5.Stay With Me 映画『竹取物語』でのピーター・セテラの名唱が忘れられません。サントラ盤は既に廃盤。 6.My Flame ヴァネッサ・ウイリアムスがベスト盤の中でカバーしていましたが、92年にMorning & Jim Nicholsも一足先にボッサ調でカバーしていました。 7.Real Thing 93年にハワイの人気グループ、カラパナが『フル・ムーントゥナイト』でいち早くカバーしています。 彼らの来日公演でもマッキー・フェアリーが歌ってましたね。また、マッキー・フェアリーの95年のアルバム『バ-ニング・ブリッジ』で<リナ>をカバーしています。こちらも要チェックです。 8.Janet 84年にコモドアーズに提供したパーティーソング。 9.Come To Me J-POPでは中西保二、ペニー、アコ、高尾直樹らがカバー、ハワイの人気グループ、セシリオ&カポノも92年に『Summerlust』でトロピカル風味なカバーを披露しています。 10..Stuck On You ローラ・フィギーが早くも9年に『Introducing』でカバー、アンニュイな仕上がりとなっています。 11.Promised Land 元クール&ザ・ギャングのヴォーカリストであるジェームス JT テイラーに提供した作品。映画「Ghostbusters 2」のサントラに収録され、同年リリースされたJTのソロ作「Master Of The Game」にも収録されています。 12.Loving You 黒人AORシンガー、スティーヴィー・ウッズが1983年のアルバム『Attitude』でカバーしていました。 こちらは未CD化。 13.Jamaica オランダの女性シンガー:サンドラ・リーマーが90年のアルバム『She's The One』でカバーーしていました。CDもリリースされています。 14.All Or Nothing At All アル・ジャロウに提供した名曲、彼の88年のアルバム「Heart' s Horizon」に収録されています。 15.Never Loved Before ロバータ・フラックに提供した名曲、82年のアルバム『I'm The One』に収録されています。 波だがこぼれおちそうな名バラードです。 16.What You Won't Do For Love 数え切れない程のカバー曲があります。紛れもなくボビーの代表作品です。 個人的にお気に入りカバーはジャニス・ペイソンのヴァージョン(85年:未CD化)。これカッコイイですよ! 近年はラップ系ミュージシャンが積極的にサンプリングしていますね。 Songmaster Original Release: 22/Aug/2001(JAPAN) 1.Everytime You Say My Name(New Song) 2.Special To Me 3.Heart Of Mine 4.Next Time (I Fall) 5.Stay With Me 6.My Flame 7.Real Thing 8.Janet 9.Come To Me 10.Stuck On You 11.Promised Land 12.Loving You 13.Jamaica 14.All Or Nothing At All 15.Never Loved Before 16.What You Won't Do For Love #bobbycaldwll #ボビーコールドウェル
POLYDOR JAPANsunnyhills
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Timeline-The Anthology Greatest Hits Vol-2(98)
紆余曲折のあった国内盤ベスト盤は『Timeline-The Anthology Greatest Hits Vol-2』に落ち着き、ジャケットもVol-1(92)をイメージさせるイラストに差し替えられ予定通り10月14日にめでたく店頭を飾る。ジャケットにはトレードマークとも言えるボビーと月のイラストが小粋にコラージュされている。国内盤の収録曲は92年にリリースされたベスト盤との重複を避けるためUS盤とは7曲差し替えられ、まさにVol-2としての意味合いがより強くなった感がある。 92年のベスト盤との重複を避け選曲された楽曲は日本のリスナーに実に心憎いばかりの内容。国内盤の注目は⑫<I Give In>、これは『ソウル・サバイヴァー』でのオリジナル・ヴァージョンではなく、シングルカットされたRADIO MIX ヴァージョン(シングル・カセット)となっていてマニア心を大いにくすぐってくれる。 またマリリン・スコットとのデュエット曲が<Back To You>に差し替えられている点、やはりこちらの方が違和感無く聴こえて来るのはきっと馴染み深いパーラメントのCFのせいだろう。時を同じくして発売された2枚のベスト盤ではあるが、選曲によって全く違った表情を持っており、結論としてはアメリカ盤と国内盤の両方を揃えて初めて完結すると言ってよいだろう。 このベスト盤で一区切りを付け新たな展開をみせてくれることを願いつつ、よりジャジーな一面と、今回聴く事のできたAORなボビーのアルバムも今世紀中のリリースを期待しよう。 最後に気になる新譜(国内盤)は12月16日発売(予定)、タイトルは『I'll Be Around』(仮)。また収録予定曲は例のアムラックスのステージで披露されたジャズ・スタンダード12曲、オリジナル新曲<April Moon>、そして<Come To Me><風シル>のニュー・ヴァージョンの計15曲。 また、11月17日発売のクインシー・ジョーンズの新譜にも参加。(児童虐待防止に対する国家委員会に寄付を行うプロジェクト)。<Love Shouldn't Hurt>ではコーラスに参加、また<風のシルエット>も収録される模様。(こちらはオリジナル・ヴァージョン)※発売当時の情報 Greatest Hits Vol-2 Original Release: 14/Oct/1998(JAPAN) 1,My Flame 2,Take Me To Back To Then 3,You Promised To Me 4,All Of My Love 5,Next Time(I Fall) 6,Real Thing 7,Janet 8,Back To You- Duet with Marilyn Scott 9,Once Upon A Time 10,Where Is Love 11,Let It Be Me 12,I Give In 13,Baby, It's Cold Outside- Duet with Vanessa Williams(P.Loesser) 14,Tell It Like It Is - Duet with Michael Lington(L.Diamon-G.davis) 15,Good To Me(Caldwell) 16,What You Won't Do For Love - New 20th Anniversary Version Produced & Arranged By BOBBY CALDWELL Executive Producer:HENRY MARKS "What You Won't Do For Love"(New 20th Anniversary Version)And"Good To Me"Recorded & Mix At The Ranch-Tarzana,CA Recording Engineer:WOODY WOODRUFF & RICHARD MCINTOSH Mixed By BOBBY CALDWELL,WOODY WOODRUFF &RICHARD MCINTOSH Masterde At OCEAN VIEW DIGITAL MASTERING,LOS ANGELES Masterde By JOE GASTWIRT & RAMON BRETON Project Coordinator & Sequencing:NORMAN T.RUSSELL #bobbycaldwell #ボビーコールドウェル
AOR POLYDOR 1998sunnyhills
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Bobby Caldwell’s Greatest Hits(92)
92年リリースの日本編集による初のベストアルバム。 <Come To Me><What You Won't Do For Love>などの80年代の名曲、<Cry><Stuck On You>など『Heart Of Mine』復活以降の代表曲、そして待望の新曲となる<Shape I'm In><One Love>の2曲を加え、全14曲で構成されている。 まさに、この10年間の集大成的なアルバムとなっている。まさにこれからBOBBY CALDWELを聴こうとする人向きアルバムである。 いうもでもなく、ファンの方にはマスト・アイテムとなっている。発売前のインフォメーションでは3つの新曲が用意されていて、そのうちの2曲はCHICAGOに提供した<What Kind Of Man Would I Be?>をセルフ・カバー、そして<Heaven Knows>と言う E,W&Fを彷彿とさせる軽快なホーンをフューチャーした新曲との情報が流れていたが、いざ発売されてみると前途の2曲のみとなっていた。 収録時間に余裕があったのだから、もう少し新曲を収録してもよかったのでは? さて内容に移るとして...オープニングとなる新曲<Shape I'm In>は名曲<Heart Of Mine>をイメージさせ、もう一方の<One Love>はR&B色のいかにもBOBBYらしさが溢れ出るバラードである。 続く12曲は説明不要のお馴染みのヒット曲のオンパレード。 いわばAORクラッシクといっても言い過ぎではないだろう。欲を言えばカリプソ調の<Sunny Hills>や涙が溢れてきそうな名バラード<Never Loved Before>あたりや、当時のステージでの大定番曲だった<My Flame>をアンプラグド・ヴァージョンでリメイクするとか、<What You Won't Do For Love>も90年風にリメイクするとか、折角のベストなのでその位のひねりがあっても良かったのではないだろうか。 この年、第34回日本レコード大賞 海外アーティスト賞を受賞、その授賞式の為に来日しTVに出演した。 CD:POLYDOR POCP-1230 1.The Shape I'm In 2.One Love 3.Stay With Me 4.What You Won't Do For Love 5.Coming Down From Love 6.Without Your Love 7.Jamaica 8.Heart Of Mine 9.Special To Me 10.Sherry 11.Cry 12.Stuck On You 13.Don't Lead Me On 14.Come To Me #bobbycaldwell
AOR POLYDOR JAPANsunnyhills
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Bobby Caldwell/Come Rain Or Come Shine(99)
<Stuck On You>で見せた新たな方向性を具現化したアルバムが『Blue Condition』とするなら、それをより昇華させたアルバムがこの『Cone Rain Or Come Shine』ではないだろうか?。アルバム発売のニュースが流れたのは98年の春頃であったが、敬愛する巨匠フランク・シナトラの訃報により急遽、氏へのトリビュートな内容に変更するということで延期となってしまった。実は遅れた理由はそればかりではなく、ボビー自身が全米ツアー敢行中でタイトなスケジューリングであり、その時点での録音は半分程度しか進行していなかったというのが主たる要因であった。その後、98年12月16日発売と再度告知が出た時点では曲名も発表され全15曲を予定、タイトルは『I'll Be Around』だった。... が蓋をあけてみると、収録曲も一部入れ替えられ12曲に、タイトルも『Come Rain Or Come Shine』と変更されていた。さて、お待たせの内容は、予告どおりAORファンの期待を見事に裏切った?、ビッグ・バンドを従えての全編ジャズ・テイストに溢れる続『Blue Condition』となるもの。 AORなボビーを期待してるファンにはちょっと気の毒な新譜といえる。録音は前回と同様キャピトルAスタジオで行われ、アレンジャーに ①.③.⑧.Ray Ellis、④.⑤.⑩.Don Bagley、⑦Randy Waldman の3人を迎え、残る②⑥⑨⑪はオリジナルのアレンジをそのまま使い、当時の雰囲気をリアルに再現、このあたりがいかにもボビーの拘りって感じがしてならない。今回収録された12曲のうち②<I've Got You Under My Skin>、⑦< Come Rain Or Come Shine>、⑪<I've Got The World On A String>は97年のステージ(東京アムラックス/Blue Condition Tour '97)で披露されたもの。⑪はそのステージを締めくくるスウィンギーなナンバーである。前作のアルバムではLUXのCF曲を中心として、既発表曲を再収録、そしてステージでお馴染みの耳慣れた曲をくっ付けたという印象であり、どうもその安直な作りに不満があった。しかし今回そう言う意味ではボビーが本来、実現したかったジャズ・アルバムとなったのではないだろうか? 数ヶ月遅れて本国アメリカでリリースされた『Come Rain Or Come Shine』は日本盤とはジャケ、曲数、曲順も変えられ発表。ジャズテイストに溢れたセピアカラーのボビーが粋です。このジャンルでの成功を賭けるボビーの意気込みが手に取る様に伝わってきます。再度< Beyond The Sea>を収録。 深みを増した艶やかな歌声、ジャジィでスウィンギーなナンバーに身をゆだねる至福の時、今夜もボビーにStuck On You....。 Japanese Version. 1. I'll Be Around (A.Wilder) 2. (I've Got You) Under My Skin (C.Porter) 3. Guess I'll Hang My Tears Out To Dry (S.Kahn - J.Styne) 4. Old Devil Moon (E.Y.Harburg - B.Lane) 5. Indian Summer (C.Coleman - C.Leigh) 6. The Best Is Yet To Come (V.Herbert - A.Dublin) 7. Come Rain Or Come Shine (J.Mercer - H.Arlen) 8. Ill Wind (H.Arlen - T.Koehler) 9. Day In Day Out (J.Mercer - R.Bloom) 10. April Moon (B.Caldwell) 11. (I've got the) World On A String (H.Arlen - T.Koehler) 12. Come To Me (B.Caldwell - S.Kari) U.S.A Version. 1.Come Rain Or Come Shine (J.Mercer - H.Arlen) 2.Old Devil Moon (E.Y.Harburg - B.Lane) 3. Day In Day Out (J.Mercer - R.Bloom) 4. I'll Be Around (A.Wilder) 5. Indian Summer (C.Coleman - C.Leigh) 6. (I've Got You) Under My Skin (C.Porter) 7. Guess I'll Hang My Tears Out To Dry (S.Kahn - J.Styne) 8. The Best Is Yet To Come (V.Herbert - A.Dublin) 9. Beyond The Sea(J.Lawrence/C.Trenet) 10. April Moon (B.Caldwell) 11. (I've got the) World On A String (H.Arlen - T.Koehler) 12. Ill Wind (H.Arlen - T.Koehler) 13.Come To Me (B.Caldwell - S.Kari) Produced by Bobby Caldwell Arrangement by Ray Ellis on 1.3.8. Don Bagley on 4.5.10. Randy Waldman on 7. Original arrangement by Nelson Riddle on 2.11. Quincy Jones on 6. Billy Way on 9. Original Release: 25/Mar/1999(Japan) #bobbycaldwell
Big Band Jazz POLYDORsunnyhills
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Bobby Caldwell/Blue Condition(96)
シナトラのファンでもあるボビー、AORを歌うより、JAZZにフィットする歌声。 ステージでジャズを歌う姿はとにかくカッコいいの一言。 AOR以外のボビーを認めないファンが多いが...😭 そんなジャジーな魅力を詰め込んだアルバムがこの『Blue Condition』 通算9作めとなるオリジナルアルバム。 発売前の噂通り全編ジャジーなナンバーで構成され、まさにこの数年間の新しい方向性の集大成といえる内容。 96年7月に先行発売されたシングル<The Girl I Dream>には8月25日発売と記載されていたにも関わらず、毎度の事ながらまた、二ヶ月も待たされる事に...。 発売前にFMやTVで『BOBBY CALDWELL SPECIAL』と題された特別番組が放送され、その中でLAのインタビューが披露されたので、ある程度の内容が事前に把握出来ていたが、今までにない力の入ったプロモーションに驚きを覚えたのは私だけでないはずだ。 最近のステージでは必ずと言うようにジャズ・セットが用意され<Stuck On You>路線での手応えがこんなボビーのアルバムを予感させていた。その番組や雑誌ADLIBのインタビューの記事で、ボビー自身が語るようにラックスのCF曲<The Girl A Kick Out Of You>の成功が、全編ジャズ・テイスト漂うアルバムを制作する直接の原動力となったようだ。 収録曲は<Beyond The Sea><All The Way>などステージでお馴染みの定番曲をはじめとするスタンダード曲の9曲、そしてオリジナル3曲の計12曲で構成されている。既に89年あたりからこのようなコンセプトのアルバムを作りたいと考えていたようで、何度となく次のアルバムでは?と期待されていたのも事実である。 さて内容はと言うとこれが憎いほどの仕上がり。ノスタルジックでいて新鮮、AORな匂いは微塵もないが(期待外れといわれるファンも多く存在するのも事実である。)紛れも無く彼自身そのものである。円熟味を増した渋い歌声がスタンダード曲と絶妙なハーモニーを奏で、こんな曲を歌うために生まれてきたかのようである。ビッグ・バンドを従え、これでもかの分厚いフォーンセクションにのせて歌う<Street Of Dreams>は圧巻! この曲を聴いただけでも今回のアルバムに対する思い入れの深さがひしひしと伝わってくる。20人のストリングス、25人ものフォーンセクションの迫力、ジャジーでいてソウルフルなヴォーカル、こいつはお手上げだ。幾度となくステージで聴いたスウィンギーな<Beyond The Sea>の収録は嬉しい選曲。スタンダード曲でのアレンジはRandy Waldmanの手腕がひかり、オリジナル曲との違和感が無く、非常にバランス良い出来である。ただ欲を言えば、新作に取り掛かろうとしていた時期にもちあがった、このアルバムゆえ時間がなかったのか、意図的なのか知る由もないが既発表曲が多すぎる点である。<Stuck On You><Don't Worry 'Bout Me><All The Way>などを再収録するならアレンジくらい変えてもいいんじゃない?
Big Band Jazz POLYDORsunnyhills
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Bobby Caldwell/Soul Survivor(95)
当初このアルバムのインフォメーションが流れ出したのは丁度94年の秋頃だった。(噂が流れてから一年もかかったことになる。)Soul Survivor ツアーに合せたリリース予定であったが、お決まりのようにひとまず、その春に延期された後、9月10日発売のアナウンスがAdlibなどの音楽雑誌などで紹介されていたにも関わらず、またもや土壇場でアーティスト・サイドからジャケットの意匠と曲順を入れ替えるという理由にてまたまた延期された。(ジャケットを含め収録曲もアナウンスされた) 2ヶ月もまたされたファンはイライラの連続。 紆余曲折でやっと発売されたこのアルバム『Soul Survivor』は通算7枚目となるオリジナルアルバム。 当初の噂では『Solid Ground』『Where Is Love』で見せたジャジ-な新しい方向性をより濃くし、ナタリー・コールが大成功を納めた『アンフォーゲッタブル』のようなジャズ・スタンダード集になるのではと言うことであったが、いざ蓋を開けてみるとポップス・クラッシク&スタンダードの7曲とオリジナル4曲、計11曲と言う構成。 結論から言えばよく出来たアルバムと断言しよう。オープニングはB・バカラックの<Walk On By> なんとスムーズな導入部であろうか? CDをセットした瞬間からボビーの世界に引き込まれてしまう、そんな形容がぴったりだ。 続く<I Give In>はツアー・メンバーM・McMILLENとの共作曲。ノスタルジックな曲調の甘いラブソングだ。M・McMILLENはチャカ・カーン等に曲を提供したり、マーク・ウインクーの新譜をプロデュースするなど注目のミュージシャンであり、ステージでは渋いヴォーカルも披露。 現在は奥様とのユニットPricey Diggsでアルバムを発表したばかり、是非チェックしてみて。 内容に戻ってデビッド・フォスター調の<Don’t Ask My Neighbor>はカバー曲だが、まるでオリジナル曲の様に聞こえるから不思議。当時のステージですっかりお馴染みの<All The Way><Beyond The Sea>などのカバー曲におけるスタジオ・ミュージシャンが『Carry On』以来の豪華な布陣。 それとは対照的にオリジナル曲でのボビーのマルチ・ミュージシャンぶりには脱帽である。流石完全主義者ならではのこだわりと言えそうだ。どちらもいずれ劣らぬ仕上がりで前作『Where Is Love』では、スタンダード曲のカバーが浮いてしまったような印象をもったが、今作はそんな心配は御無用。AORのカテゴリーにとらわれずボビーの新境地を開いた意欲作品である。 Produced & Arranged By Randy Waldman & Bobby Caldwell Original Release:1995 All Vocal:BOBBY CALDWELL Guitar:BOBBY CALDWELL,PAUL JACKSON Jr.,MICHAEL LANDAU Keyborards:BOBBY CALDWELL,GREG PHILLINGANES,RANDY WALDMAN,TOM KEEN Piano:RANDY WALDMAN Synths:BOBBY CALDWELLRANDY WALDMAN Organ:MARK McMILLEN,RANDY WALDMAN Bass:NEIL STUBENHAUS Drums:BOBBY CALDWELL,VINNIE COLAIUTA,JOHN ROBINSON Alto Sax:MICHAEL LINGTON,BONEY JAMES,TOM SCOTT Percussion:LENNY CASTRO Background Vocals:JACKIE O'SHEA,JEAN McCLAIN,WARREN WEEBE,LESLIE SMITH.ARNO LUCAS,BOBBY CALDWELL Woodwings:DAVE BORUFF Programming:BOBBY CALDWELL Additional Programming:RANDY WALDMAN Recorded At PACIFIQUE RECORDING STUDIO,NORTH HOLLYWOOD,NRG RECORDING STUDIO,NORTH HOLLYWOOD Mixed At PACIGFIQUE RECORDS & LIGHTHOUSE RECORDERS,NORTH HOLLYWOOD Mixed By WOODY WOODRUFF & RICHARD McLNTOSH Additional Mixing:KEVIN CLARK Assistant Engineer:JAMES BEATY At LIGHTHOUSE RECORDS Masterde At OCEANVIEW DIGITAL MASTERING,LOS ANGELES/MASTERED By JOE GASTWIRT Typesetting & design:WEST COAST CREATIV ALLIANCE Illustration:MIGUEL CASTILLO https://youtube.com/watch?v=QY8LabH4yRs&feature=share #bobbycaldwell
AOR POLYDORsunnyhills
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Bobby Caldwll/Where Is Love(93)
ベスト・アルバムで一区切りを付けた後、オリジナル・アルバムとしては実に2年7ヶ月ぶりとなる通算7枚めの作品が『Where Is Love』である。 よりメロディアスなBOBBYの世界が展開され、全体の印象は『Solid Ground』の延長上に位置するもので、楽曲の作風やサウンドの大きな変化は見当たらず、むしろそれがリスナーに安心感を与えている。 再婚したのも安定感をました要因かも。 収録曲の中でも一際美しい<Love Lite>はNYのフュージョン系SAX奏者ナジーとの共作となるもの。 前作で<Stuck On You>が評判だった事がジャズに傾倒していくきっかけとなったアルバムといえる。 当時のステージで披露されたスインギーなスタンダード曲<I Get A Kick Out Of You><Don't Worry 'Bout Me>は<Stuck On You>路線のナンバーとして収録され、ジャジーな方向性をより増したものとなっている。 しかし、全体のバランスからすると、このあたりの2曲は少々浮いてしまった印象は拭えない。 尚、遅れてアメリカで発売されたが日本盤のベスト盤に入っていた<Shape I'm In>が1曲多く収録され、大幅に曲順が入れ替わっている。表ジャケットのデザインは同一であるが、裏ジャケは異なったデザインを使用している。 最近のステージで披露される<Carrie Anne>は、日本のファンからのリクエストで取り上げた曲。 しかし、歌詞をよく見て頂きたい、「窓から見える隣の女性を歌った、ちょっとやばいストーカーチックな歌」 当初セットリストに入れるのを躊躇していたのに急に取り上げた1曲。(理由は未確認😜) また<Rina>とは、前妻の事を歌った曲。カラパナのマッキー・フェアリーは大のボビーファンで、この曲をカバーしたのは有名。 離婚してしまった今、ステージにかかる事ないよな😜 1.Once Upon A Time(Caldwell-Gordon-Marx) 2.Never Take A Chance(Caldwell-cross) 3.Love Lite(Caldwell-Najee) 4.Carrie Anne (You'll Never Know)(Caldwell) 5.One Love(Caldwell) 6.Where Is Love(Caldwell) 7.Trying Time(Caldwell-Gordon) 8.Rina 9.I Get A Kick Out Of You(Cole Porter) 10.Don't Worry 'Bout Me(Ted Koehler-Rube bloom) POLYDOR (JAPAN) Original Release 1993 1.Where Is Love(Caldwell) 2.Once Upon A Time(Caldwell-Gordon-Marx) 3.One Love(Caldwell) 4.Don't Worry 'Bout Me(Ted Koehler-Rube bloom) 5.Love Lite(Caldwell-Najee) 6.Shape I'm In(Caldwell-Gordon) 7.Carrie Anne (You'll Never Know)(Caldwell) 8.Never Take A Chance(Caldwell-Cross) 9.Trying Time(Caldwell-Gordon) 10.Rina(Caldwell) 11.I Get A Kick Out Of You(Cole Porter) SIN-DROM (USA) Original Release 1993 Produced & Arranged By Bobby Caldwell All Vocals,Bass & Keyboards Performed By BOBBY CALDWELL Guitar:BOBBY CALDWELL,JOHN CHIDING,MICHAEL LANDAU,ALLEN HINDS,DEAN PARKS Bass:CHUCK DOMANICO Drums:JOHN GRERIN Piano:RANDY WALDMAN Vibes:LARRY BUNKER Saxophone:BONEY JAMES Percussion:ARNO LUCAS Trumpets:JOSEPH DAVIS,CHARLES DAVIS,GARY GRANT,JEFFREY KAYE Woodwuinds:BRANDON FIELDS,DAVID BORUFF,GENE CIPRIANO,C.TERRY HARRINGTON,RAY PIZZI Trombones:LEW McCREARY,WILLIAM REICHENBACH,BRUCE OTTO,JOSEPH JOHNSON Engineered By WOODY WOODRUFF & RICHARD McLNTOSH Recorded At PACIFIQUE RECORDING STUDIO,NORTH HOLLYWIOOD,CA,EXCEPT "Don't Worry 'Bout Me""I Get A Kick Out Of You"Recorded At O'HENRY SOUND STUDIOS,BURBANK,CA Mixed At LIGHTHOUSE RECORDERS,INC,PACIFIQUE RECORDING STUDIO,NO HOLLYWOOD,CA. & ALPHA STUDIOS.BURBANK,CA. Mastered BySTEPHEN MURCUSSEN AT PERCIION MASTERING,HOLLYWOOD,CA. Iiiutration:KAZUYUKI ONDA AD & Design:RURI FUJITA https://youtube.com/watch?v=6-2LeIF23R0&feature=share #bobbycaldwell
AOR POLYDOR 1993sunnyhills
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Bobby Caldwell/Solid Ground(91)
『Heart Of Mine』から1年4ヶ月ぶりにお目見えした6作目の『Solid Ground』は、本来の意味で完全復活を成し遂げ、新境地を開いた作品といえよう。前作はいわば前哨戦みたいなもので、大半は他のアーティストに提供したお馴染みの曲が中心であり、新曲となる書き下ろしが少なかった分、新鮮味に欠けるところがあった。その中でも注目曲はやはり40年代を彷彿とさせる<Stuck On You>であろう。10年ぶりの来日公演時に披露されたこの曲は『100年間、この世に残り続けるスタンダード・ナンバーと言う事を想像し、コール・ポーターやジョニー・マティス等の偉大なソング・ライター達をイメージして書いた』と彼自身が語るように素晴らしい仕上がりとなっている。 また、RANDY WALDMANのストリング・アレンジの手腕も見逃せない。そして、BOBBYがジャジーな方向に進むきっかけにもなった曲である。 タワー・オブ・パワーの分厚いホーンを配した<Don't Lead Me On>はノスタルジックなオープニングに相応しい曲調。パーラメントのCF曲にもなった<Back To You>はMARILYN SCOTTとの熱いデュエットで、この上なく美しい曲だ。 <Promised Land><Every Man>では今までにあまり見られなかったメッセージ色を打ち出した新たな方向性とも言える。 余談であるが<Without Your Love>は実はリメイクされた曲である事はあまり知られていない。この曲は80年の2度目の来日公演で既に歌われていて、サビのパートだけを残してA、Bメロを大胆にリメイクして、めでたく完成した名バラードに仕上がった。 ステージでパティー・ソングと呼ばれていた<Janet>はアメリカでシングル・カットされているのだが、このシングルにはBARNEY PERKINSによるリミックス・ヴァージョンが収録されていて、これがメチャメチャかっこ良い。オリジナルより更にダンサブルなものとなっている。 後のベスト盤に収録されたが、マスタ音源が無く、当方の手持ちのCDを提供させて頂き、広く知られるようになった。 Radio Remix,Short Urban,Long Urban [SIN-DROM SD 8] このアルバムはアメリカで約1年おくれでリリースされ、タイトルもジャケットも改められたが、収録曲、曲順に変更はなく日本盤と同じ内容である。 Collecter's Item 当時、輸入盤CDは大きな紙箱にセットされて販売されていたのをご記憶だろうか?すぐにゴミとして捨てられてしまうパッケージであるがこれが今となっては貴重品。 1.Don't Lead Me On(Caldwell-Matkosky) 2.Stuck On You(Caldwell) 3.Cry(Caldwell-Cross) 4.Janet(Caldwell-Golde-Fox) 5.Without Your Love(Caldwell-Cross) 6.Promised Land(Caldwell-Gordon) 7.Don't Give Me Bad News(Caldwell-Gordon) 8.Solid Ground(Caldwell) 9.Back To You.Duet With MARILYN SCOTT (Caldwell-Rushen) 10.Every Man(Music:Caldwel.Lyrics:Caldwell-Datchler) Produce & Arranged By BOBBY CALDWELL Associated Producer:JILARY BERCOVICI All Vocals,Bass & Keyboards Performed By BOBBY CALDWELL Guitar:DENNIS BUDIMIR,MICHAEL THOMPSON,ALLEN HINDS Horns:TOWER OF POWER Alto Sax:DAVE KOZ,RICHARD ELLIOT Vibes:EMIL RICHARDS Percussion:DEBRA DOBKIN Vocal:MARILYN SCOTT String Arrangement:RANDY WALDMAN Recorded Exclusively At AMIGO STUDIOS,NORTH HOLLYWOOD,CALIFORNIA Mastered By:MICHELLE STONE/AMIGO MASTERING 2番目の奥様と共演のPV<Cry> 元FM横浜のDJで美しいハーフの日本人のリナさん。 現在の奥様は生粋のアメリカン。 https://youtube.com/watch?v=KaZD3U32Zwo&feature=share #bobbycaldwell
AOR POLYDOR 1991sunnyhills
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Bobby Caldwell/Heart Of Mine(89)
83年の「August Moon」のリアクションが芳しくなく、ボビーが表舞台から消えてしまう、まさにファンにとっては氷河期😭 84年から89年まで長い充電期間ともいえますが、楽曲提供、映画音楽への参加等、復活の糸口を模索していた時代。 映画🎞「Night Of The Comet」(84) ※サントラには未収録ですが、アウトトラック曲を収録したCDがひっそりとリリースされていました。(グレーなCDでしたが😭) エクササイズビデオ「Body By Jake」(85) 映画🎟 「Back To School」(86) でボビーを確認、たった3曲ですが変わらぬ歌声に酔うことが出来ました。 この時代もっとも重要なのは<Maniac>で有名なマイケル・センベロとの運命的な出会いでしょう。 先のエクササイズビデオ「Body By Jake」(85)に参加していたマイケル・センベロ、彼の製作中の2nd「Without Wall」への参加が後の映画🎞 「Salsa」 での共演へと繋がった。 何より「Heart Of Mime」は、マイケル・センベロのスタジオ、「Bossa Nova Hotel 」での録音されたのですから、いかに蜜月だったかを物語るものですね。 89年と言えばAOR第2章の幕開け、ネッドやボズの復活劇、あの時代を飾ったアーティストの逆襲。そんな幕開けのランドマーク的存在ボビーがついに最前線に! 当時愛読していた「Adlib」を出張していた浜松で購入、パラパラと眺めていて、このアルバムを見つけ、目がテンに😳 そこから仕事が手に付かず、商談もほどほどにCDショップを探して廻ってやっと購入、カーステから流れたボビーの歌声に金縛り、待っていたボビーがそこに❤️ 「ボビーを超えるものは、ボビーでしかない」と心底思えた。 ヘンリー・マークスのマネージメント能力の高さも見逃せないし、パーラメントのCFに楽曲が起用され、10年ぶりのジャパン・ツアーの成功も大きな自信に繋がり、第2章の幕開けの大きな原動力となった。 あまり知られていないがプロモーション用として白ジャケットに入ったサンプル盤(白ラベル)のLPとEP盤<Stay With Me> C/W <Heart Of Mine>、ジャケット付がリリース。パーラメントのCFで起用され事により同時期にもう1枚EP<Come To Me> C/W <風のシルエット>もリリースされている。 1.Heart Of Mine(Caldwell-Scheff-Motkosky) 2.Real Thing(Caldwell-George) 3.Next Time(I Fall)(Caldwell-Gordon) 4.All Or Nothing At All(Caldwell-Motkosky) 5.Saying It's Over(Caldwell) 6.In The Name Of Love(Caldwell-Bercovici) 7.Even Now(Caldwell-Haslip) 8.First Time(Caldwell) 9.Stay With Me(Caldwell-Parker) 10.China(Caldwell) Original Release 1989 Produced & Arranged By Bobby Caldwell Associated Producer:Hilary Bercovici (4)Co-Produced & Arranged By Dennis Matkosky All Vocals:BOBBY CALDWELL Guitars:BOBBY CALDWELL,MICHAEL LANDAU Bass:BOBBY CALDWELL,JIMMY HASLIP All Keyboards,Synthesizers:BOBBY CALDWELL Percussion:MIKE FISHER Sax:DAVE KOZ"Heart Of Mine"RICHARD ELLIOT"Real Things" Horn Arrangement:BOBBY MARTIN"In The Name Of Love" Trumpet:JEFF KIEVET,STEVE MADAIO Trombone:BILL REICHENBACH Alto Sax:DAVE KOZ Tenor Sax:BOBBY MARTIN Baritone Sax:TOM PETERSON Engineered By:HILARY BERCOVICI Mixed By:BOBBY CALDWELL,HILARY BERCOVICI Recorded & Mixed At:BOSSA NOVA HOTEL Mastered By:BERNIE GRUNDMAN,GRUNDMAN MASTERING #bobbycaldwell
AOR POLYDOR 1988年sunnyhills
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Bobby Caldwll/August Moon(83)
83年リリース、ポリドール移籍第二弾、待望の4作目「August Moon」 オリジナル・リリース時は日本のみの発売。(後、遅れてアメリカでも発表された。)レコーディングはマイアミでもLAでもなくナッシュビルのモーニング・スタジオ。タイトルの由来は8月にレコーディングのクライマックスを迎え、見上げた夜空に浮かぶ月が息も止まりそうなくらい美しかったからだとか。過去3枚のアルバムと比べると全体的にロック色が濃くファンの間でも論議を呼んだ作品で、好き嫌いが分かれるアルバムと言える。 これまでのメロディアスでいておしゃれなラブソングを期待し<風のシルエット>を求めた多くのファンは戸惑った。 オープニングの<Sherry>は何度もステージで披露されたメロディアスな作品。レゲエリズムに乗せた<Class Of 69>のエレピはボビーの真骨頂。また初めてオリジナル曲以外を取り上げた<She Loves My Car>はBILL LaBOUNTY& ROY FREELANDの曲。前作ほどのきらびやかなスタジオ・ミューシャンの起用はないが、JIMMY HASLIP、DAVID HUNGATE、JEFF PORCAROなどがクレジットされている。 82年のROBERTA FLACKの名唄で知られる<Never Loved Before>をセルフ・カバー、美しいバラードに仕上がっている。 最初はBOZへ提供したが彼が歌いきれなくてROBERTAへ。彼女が気に入って収録された曲。この曲もステージで歌って欲しい1曲。 当時、当方もロックっぽいと思っていたし、手に取る機会が少ない作品だった。 しかし40年の歳月経て、じっくりと作品と対峙してみると、なかなかのAORな名曲揃いではないか!ボビーらしい溌剌とした歌声は、むしろ断然新鮮。 今聞くべきアルバム、是非聞き直して見て欲しい作品。 改めてライナーノーツを読み返してみると忘れていた事が沢山😱 ミラービールのコマーシャル・ソングを録音⁉️ 映画🎞「SPLIT IMAGE」のテーマ曲を録音⁉️ 年代的にこれかな? https://filmarks.com/movies/46576 早速、ボビーに聞いてみよう。 1.Sherry(Caldwell) 2.She Loves My Car(Freeland-LaBounty) 3.Fraulein(Caldwell-Behringer) 4.She Dose It Better (Caldwell-Marx-Behringer) 5.Cover Girl(Caldwell) 6.Loaded Gun(Caldwell) 7.Glass Of 69(Caldwell) 8.Saying Goodnight(Caldwell-Behringer) 9.Once You Give In(Caldwell) 10.Never Loved Before(Caldwell-Marx) Produced & Arranged By By Kyle Lehning & Bobby Caldwell Original Release 1983 All Vocals:BOBBY CALDWELL Guitars:BOBBY CALDWELL,JIM BEHRINGER Keyboards & Synthesizers:BOBBY CALDWELL,SHANE KEISTER Bass:BOBBY CALDWELL,JIMMY HASLIP,DAVID HUNGATE Drums & Drum Synthesizers:BOBBY CALDWELL,LARRIE LONDIN,JEFF PORCARO Frugal Horn:JEFFREY KIEVET Engineered & Mix By:BOBBY CALDWELL,KYLE LEHNNING,KIRT ODLE Recorded & Mix At:MORNINGSTAR SOUND STUDIO,BILL SCHNEE STUDIO Mastered By:BERNIE GRUNDMAN,A&M MASTERING Original lithograph:MISCHA Design & Art Direction:GLEN CHRISTENSEN & ASSOCIATES #bobbycaldwell
AOR POLYDOR 2500円sunnyhills
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Bobby Caldwell/Carry On(82)
前作、『Cat In The Hat』より2年のインターバルを置いてリリースされた3枚目となるサードアルバム。ポリドール移籍初のアルバムとなるもの。 制作場所を本拠地マイアミからLAのダブリン・スタジオへ。 今までになく豪華なLAのスタジオ・ミュージシャンを起用と言うのが俗説。 ボビー曰く、「このアルバムを録音をしていた隣のスタジオに偶然にTOTOが居たんだ。」 ある夜、<Sunny Hills>のギターソロが煮詰り納得行くものが出来なく明け方にブレイク。 そこにルカサーがやって来て、一発でソロを決めてくれたんだとボビー👌 ルカサーは凄いとおっしゃってました。 豪華なゲストは当初予定していたのではなく、偶然の産物。もしも隣にTOTOがいなかったらこのアルバムはまた違ったものになっていたはず。 STEVE LUKATHER、DAVID PAICH、JEFF PORCARO等、TOTOの面子をはじめGEORGE “CHOCOLATE”PERRY、NEAL STUBENHAUS、JIMMY HASLIPSやエモーショナルなアルト・サックスを聴かせてくれるMARK RUSSO、ホーン・アレンジはお約束のJERRY HEYなどため息が出る絢爛豪華な顔ぶれ。 音楽的にもこれまでのラブソング一辺倒から今までには見られなかった社会的テーマを求めた内容となっていまいす。 アルツハイマー老人の事を歌った<Sunny Hills>やポーカー・ソング<Catwalk>などボビーの思い入れの深いアルバムだ。 前者の<Sunny Hills>は一度もステージで演奏されなかった曲。実は当方がボビー宅にホームステイさせて頂いた際、聴きたい曲を聞かれリクエストした曲。それを聞いたボビーは当初躊躇、しかし当方の父がアルツハイマーで闘病している話を聞いて考えが変わったって。 <Sunny Hills>の歌詞には特別な想いが重なる自分にとっては特別な曲。 ボビー曰く この曲は映画「カッコーの巣の上で」からインスパイアされた曲なんだ。 数年セットリストの定番曲となっていましたが、数年後「これで封印するから」と言ってオミットされもう聞くことができないなと思っていたら、当方が父を亡くした年、何も言わず封印を解いて再度ステージで歌ってくれ、感涙でボビーの姿が見えませんでした。 また、忘れてはならないライブの定番曲<Jamaica>はボブ・マレーの死に際しての追悼ナンバー。 ボビーのご両親がマイアミで不動産業を営み、ボブ・マレーに住宅を斡旋した言う関係で、ボブ・マレーと面識があると聞く。 ストレートなレゲエではなくカリプソ的なリズムがいかにもフロリダ風。 近年のライブの定番曲、<Loving You> <Words> はこのアルバムの収録曲。 82年と言えばAORブームも下降気味の頃、音楽のトレンドも移り変わろうとしていたころであり、本国アメリカでこのアルバムがヒットしなかったことが思いの他本人を失望させる結果となってしまった。 しかし今改めて聞いて見ても、全く色褪せない名曲揃いと言わざるを得ない名盤! 写真にある見かけないレコードは、テストプレス盤。 国内盤には3種の帯。 1.All Of My Love(Caldwell) 2.Sunny Hills(Caldwell) 3.Loving You(Caldwell-Marx) 4.Words(Caldwell) 5.Catwalk(Caldwell-Perry) 6.Jamaica(Caldwell) 7.You Belong To Me(Caldwell) 8.Carry On(Caldwell) Produced By Bobby Caldwell Original Release:1982 All Vocals:BOBBY CALDWELL Guitars:BOBBY CALDWELL,STEVE LUKATHER,DAVID WILLIAMS Keyboards,Synthesizers:BOBBY CALDWELL,STEVE PORCARO Bass:GEORGE"CHOCOLATE"PERRY,NIEL STUBENHAUS,JIMMY HASLIPS,BOBBY CALDWELL Moog Bass:DAVID PAICH Drums:JEFF PORCARO,JOE GALDO Vibes & Marimba:BOBBY CALDWELL Trumpets & Flugel Horn:GREG ADAMS,MIC GILLETTE Trombone:MIC GILLETTE Alto Sax:MARC RUSSO Tenor Sax:ERILIO CASTILLO Horn Arrangements:GREG ADAMS,BOBBY CALDWELL,JERRY HEY On <Loving You> Strings Arranged By:JAMES NEWTON HOWARD,DAVID PAICH,MARTY PAICH On<Jamaica><All My Love> Engineered By:JEFF BORGESON,ERNIE SHEESLY,BOBBY CALDWELL,BILL THOMAS Mixed By:KYLE LEHNING Assisting:DANNY CISLO,SANDRA WILSON,JERRY ICHAVA Recorded & Mixed By:DAVLEN SOUND STUDIO,LOS ANGELES,QUADRADIAL RECORDING STUDIOS,NORTH MIAMI,FLORIDA KENDUN RECORDERS,BURBANK,CALIFORNIA Mastered By:BERNIE GRUNDMAN,A&M MASTERING Design & Illustration:TIM ALT #bobbycaldwell #ボビーコールドウェル
AOR POLYDORsunnyhills