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新潟案内
昭和初期に発行された新潟案内。新潟港付近に広がる引き込み線が特徴的な地図が付いています。これらは信越貨物支線として2002年まで使用されていました。現在でも鉄鋼・石油・製紙工場などが軒を連ね、東日本有数の港湾都市となっています。 「プツリーュチ合小」
紙ものその他 新潟合同自動車会社 2020年1月manatii
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紀州名所案内 (大阪商船)
昭和初期から優秀客船を武器に、国際・国内航路を広げた大阪商船という船会社がありました。戦前の最盛期には約171隻もの船舶数を誇りましたが、戦争による徴用や戦没が相次ぎ、壊滅的な状況となりました。しかし、現在は合併により大阪商船三井船舶株式会社となり日本の海運を担う一大企業に再興しました。 「一般設備としては電扇、暖房器洗面所を完備し、一等には浴室を設け新聞、雑誌、碁、将棋、蓄音機、ラヂオ等の娯楽具を十分備えて居りますから、南紀方面への入場遊覧はこれによるのが最も便利で・・・」
紙ものその他 大阪商船 2020年1月manatii
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長野電鉄沿線温泉名所交通鳥瞰図
長野県の北部を走る長野電鉄は、仏都長野市を抜け、スキーのメッカ志賀高原を結ぶ地方ローカル線です。沿線にはリンゴ畑やかつて製糸業で賑わった土蔵づくりの街並みがあり、ほのぼのとした雰囲気を味わうことができます。さて、本鳥瞰図は鳥瞰図絵師である吉田初三郎が昭和5年(1930)に作成したものです。鮮やかな色彩が特徴で、長野市の象徴である善光寺から湯治場である湯田中・渋方面のちょっぴり誇張された宣伝も見どころです。現在は廃線となった電鉄屋代線松代駅付近には歴史ファンにはたまらない川中島古戦場が描かれ、かの武将山本勘助の胴と首を合わせたといわれる胴合橋(どうあいばし)も忘れません。 #鳥瞰図 #吉田初三郎 #昭和レトロ
鳥瞰図 吉田初三郎 古書店manatii